IWCメカニカルフリーガークロノグラフ21年オーバーホールなしで正確に時を刻む愛用の機械式腕時計

IWCメカニカルフリーガークロノグラフ

※IWCメカニカルフリーガークロノグラフ、現時点2019年7月で21年ノンオーバーホールで正確な時を刻んでおります。

 

本編)

1998年に新婚旅行で妻に買ってもらった腕時計IWCのメカニカルフリーガークロノグラフ。

当時、29歳

流行ものが好きで雑誌を見ては流行の機械式のクロノグラフが欲しくて物色してた。

シドニーで55万円で売られていたこの時計を買ってくれた妻。

ありがとう。

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IWCについて

IWCというのはスイスのシャフハウゼンにある精密時計メーカー。

 

フリーガーというのはドイツ語でパイロットという意味

フリーガークロノグラフ=パイロットクロノグラフという意味です。

IWCメカニカルフリーガークロノグラフ

裏蓋裏蓋のスクリューバックに刻まれるDER FLIEGER CHRONOGRAPH

 

デイトナなどに搭載されるエル・プリメロの10振動がリリースされた頃のモデルでモジュール自体は機械式クロノとしては安価なものが使われている。

 

ムーブメントは汎用性の高い8振動のバルジュー7750だが正確性においてはIWCオリジナルチューン、巻き上げ振り子は24金という心臓はなかなかの高級仕様です。

 

1998年当時はロレックスのエクスプローラーを始めとしてスイスの高級腕時計が流行して周囲でも自動巻きの腕時計を買う人が多かった時代でした。

機械式腕時計というものは磁気に弱い

金属パーツでムーブメントが構成されるメカニカルウォッチというのは総じて磁気に弱い。

身近にあるロレックスデイトジャストやオメガシーマスターなどの通常モデルは磁気だらけの現代社会で数年も使えばほとんどが帯磁して日差マイナス6秒程度まで正確性を欠くようになった。

 

そもそもクオーツ主流となった20世紀後半から21世紀にかけて磁気に弱い機械式腕時計は家電や携帯電話、パソコンなどの影響を受けて時刻が遅れたり速くなったりと時計としての役割を果たせなくなる恐れもある。

 

そんな機械式腕時計の中にあってIWCのパイロットウォッチはやたらと耐磁気性能が高められているため、パソコンや携帯電話ごときの磁気なら密着させていても磁気帯びすることがない。

 

IWCにはインヂュニアというバケモノのような耐磁性能を持つモデルもあるけど、そこまでいかなくても4万mAだったかの耐磁性能で十分だと15年たった今実感している次第です。

 

時計としての正確性を長期にわたり保つ能力は他のメーカーとくらべて異常なほどまで高められた時計だと現代社会で使い続けて思い知らされた。

もともとは磁気が多い航空機のコックピットで帯磁しないための特殊金属をインナーケースに採用して作られた時計。

携帯電話は15年前から使ってるし左手に腕時計、左で電話を持って話す自分の行動パターンで15年帯磁していないという実力はホンモノだったなと今さら思うわけです。

ちなみにこの軟鉄という特殊金属のせいで飛行機搭乗の際は必ず持ち物検査で止められてしまうという難点もある材質だ。

耐磁性能

時計を選ぶ基準は正確性の維持性能=耐磁性能重視

スイスの機械式腕時計はクロノメーター規格で日差-3秒から+4秒程度で正確性の試験をクリアしている。

IWCはクロノメーターを通さず自社チューンのムーブメントを自社の規格による正確性チェックを行うことで有名。日差基準はクロノメーター規格より厳しく、タマの当たり外れはあるものの、機械式腕時計としては常識はずれの日差プラスマイナス1秒以内に収まるタマも昔から少なくないといわれてる。

 

実際、自分のIWCは日差+1秒以内で21年間動き続けている

しかもオーバーホールなしで。

 

あたりのタマだったとも言える。

 

当時オーストラリアで購入し日本円にして55万円ほどした腕時計だが、21年もメンテナンスフリーで正確に時を刻み続けるこのフリーガークロノグラフは自分にとって一番ながく時間を知らせてくれたアイテム。

 

自分にとっては高価な買い物だったがここまで維持出来ると買ってよかったと思う。

防水は魚マーク※IWCの防水マークのおサカナ印

防水性能は60m防水と中途半端な数値。

生活防水程度と考え水遊びやシャワーの際は外すようにしている。

 

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21年使い続けて思うこと

身近にあるもので21年も使い続けてるものは他にないものか?と振り返ってみてもタンスやベッドのようなもの以外身に付けるものではあまり思い浮かばない。

 

正直、腕時計なんて今は何でもいいんだけど、こうやって10年以上もの間使い続けられた製品というのは他にない。

 

たまたまこの腕時計が15年もっただけかもしれない。

さすがに愛着もわく。

 

ふと休日に時間を見ると思い出す過去もある。

そういえば新婚旅行でこの時計を買ってもらって、

翌日カジノでボロ儲けして時計の購入代金を妻に渡したら喜んでいた。

で、翌週シドニーでボロ負けして泣いてたなあ、、オレ。。

 

あれから20,21年か、、

時が経つのは早いなあと思う今日このごろです。

 

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