久々に実家へ行き父の野鳥撮影の話を聞いていると何やら春先にSTYLUS SP-100EEなるOLYMPUSのマイクロ一眼を購入していたらしい。
父いわく、写真仲間の多くがこのカメラを持っているという。写真仲間のおじさんたちの多くがCanonのサンニッパやヨンニッパ、中には600mm大砲なんかを使う中、それらの人たちが据え置きのメインにCanonの光学システムを仕込んで、いざ手持ちで小鳥を追いかける!という時にこのドットサイト搭載のSTYLUS SP-100EEが非常に役立つという内輪話を小耳に挟み購入に至ったそうだ。
STYLUS SP-100EEのレビュー
実際に手にとってみたが自分のお気に入りのパナソニックFZシリーズよりはずっしり重たいOLYMPUSのSTYLUSシリーズ。光学50倍で35mm換算25mmから1200mm相当のズームが可能。1/2.3インチセンサーだがOLYMPUS最新のSTYLUSシリーズだけあって画質は1600万画素にしてPCなんかで撮影画像を見る限りコンデジの生成ファイルとしてはけっこう綺麗に仕上がってるjpeg。
スナップ写真派の自分からみれば50倍のズームで25mmから1200mm相当まで使える時点でなかなかの光学システムだと思うんだけど、野鳥マニアの中ではただ望遠出来るだけではダメなんだそうな。。
ドットサイト(照準器)の様子
DOT SIGHTというロゴの横に鷹のイメージ。鷹の目を持つカメラというキャッチコピーだそうです。
ポップアップストロボの横に鷹の目起動スイッチが、、、
なんか渋いです。
鷹の目を起動すれば自動的にドットサイトの赤い光線が光る。
これが
こんな感じで、EVF上部にあるストロボとボディの間の空間に十文字の小さな赤いドットとして表示されるわけです。(写真では赤い点に見えますが目で覗くと十文字の照準形状になってます)
70代の老人には鷹の目を使いこなすことが難しいそうな
「超望遠状態で飛び回る小鳥を追いかけるのはなんぼ照準器搭載してても難しいわ、、w」
とのことです。
たしかに
自分も過去に動体撮影は何度もチャレンジしたけど固定の三脚なしで動き回る胴体を望遠状態で追いかけファインダー内に収めるのは非常に難しい。
このドットサイトはランダムな線状に飛び回る小鳥を多少なりともファインダー内に捉えるための補助的役割にはなるようです。
父いわく、
「若い人なら、この機能も役立ちそうだけど、ワシはお散歩カメラにして使うわ」
とのこと。
動体視力がまだ健康な状態の人なら野鳥ファンが絶賛するように手持ち動体追尾の強い味方にはなるようです。