美しすぎるピアノ3大メーカーの音比較|ベヒシュタインD、スタインウェイModelD、ベーゼンドルファー280

ベーゼンドルファーオーディオにハマってしまうと楽器の音に興味を持ったりするものでステレオから流れる音を聞き分けたりするのも楽しみの一つ。

個人的には世界でも有名な3大メーカーともいわれているベヒシュタイン、スタインウェイ、ベーゼンドルファーのグランドピアノの音を聴き比べたりするのが好きだったりします。

とはいえ、録音状態によっては聞き分けるのは難しいし聞き流す程度でもどのピアノも美しい音を奏でますしそんなに肩肘張って聴くものでもないとは思います。

今日は3大メーカーを代表するモデルのグランドピアノの演奏でそれぞれ特徴のある音がうまく録音されているYoutube動画を集めてみました。

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ベヒシュタインD282とスタインウェイModelDの聴き比べ

2015-03-21 20-17-55最初の動画はベヒシュタインとスタインウェイの響きを比較できる美しい音が楽しめる動画。

どちらも280cmのモデル

Franz Liszt: Liebestraum – Piano: Aniko Drabon – Bechstein D versus Steinway D

そのままiTunesでダウンロード出来るアルバムがあるくらい録音状態は綺麗なので聴き比べの参考になるいい音してます。

スタートからベヒシュタインDでの演奏、

4:40あたりからスタインウェイDでの演奏に切り替わります。

この動画で両者の特徴が非常に出ていると思います。

ベヒシュタインについて

ベヒシュタインのピアノは真の芸術品です。
それは多彩な音色と限界を超えた繊細なニュアンスを可能にしています。

美しくみずみずしい音の透明感、
まるでシルクをなでるような鍵盤のタッチ感、
壮大でダイナミックな表現力、
そして天使の声のような柔らかさ―

その珠玉の音色は常に世の音楽家達を魅了してきました。
リストからルトスラフスキー、チェリビダッケ、ペンデレツキー、バーンスタイン、セシル・テイラー、アズナヴール、チック・コリアまで。

一点の曇りもない一級品の良さを味わうのに、あなたがプロのピアニストである必要はありません。
歌心に溢れたベヒシュタインは、はじめの一歩から技巧を駆使するに至るまで、いつでも最高のパートナーなのです。
きっとその違いを感じていただけるでしょう。

http://www.bechstein.co.jp/history1_a.html 日本公式サイトより

戦場のピアニストでも出てきた歴史的にも有名なピアノですね。

スタインウェイの音

Steinway & Sons Model D – Linkin Park Medley / Cover – Transformers

 

スタインウェイ ステージ用

スタインウェイについて

スタインウェイ・アンド・サンズ(Steinway & Sons, 通称:スタインウェイまたはスタンウェイ)は、1853年にアメリカ合衆国ニューヨークで設立されたピアノ製造会社である。ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーと並んで、世界のピアノメーカー御三家の一つに数えられる。総合楽器製造複合体スタインウェイ・ミュージカル・インスツルメンツの一角をなす。

1880年以来、ドイツのハンブルクにも生産拠点を置いている。スタインウェイのピアノは、世界で最も有名なピアノの代表格であり、俗に「神々の楽器」 (The Instrument of the Immortals) として知られているが、これは多くの伝説的なピアニストや作曲家達の信奉の結果でもある。

Wikipediaより

スタインウェイ

150余年にわたって、世界中の最も著名なピアニストは、才能を発揮するためにスタインウェイを選んできました。そのリストの中には世界のクラシック界、 ジャズ界、そしてポップス界の伝統をつくり継承してきた巨匠たちが含まれています。今日では、世界中で活躍するコンサートピアニストの98%以上がスタイ ンウェイを選んでいます。しかし、スタインウェイで演奏したり、スタインウェイを所有するのは彼ら巨匠たちだけではありません。スタインウェイは音楽や最 上のクラフトマンシップ、そしてゆるぎない高品質を愛する人たち全てのものです。

http://www.steinway.co.jp/pianos/steinway/grand/model-d/ 公式サイトより

ピアノの筐体そのものを響かせながら出す音は暖かみを持つようで不思議な魅力があります。

ジャズピアニストの巨匠ビル・エヴァンスがスタインウェイを弾いた音源があります。この作品はあのエレキピアノの銘機フェンダーローズとの弾き比べみたいな作品で楽しめます。

どちらも大好きな音です。これ、B&W CM5で聞くとたまらんです。

 

ベーゼンドルファーの音

ベーゼンドルファーについて

「ウィンナートーン」の代名詞となったベーゼンドルファー。リスト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス、ブゾーニ・・・数多くの音楽家からの助言、そして「至福のピアニッシモ」といわれる美しい響きを大切に継承し、楽器としての個性を確立することができたピアノです。
そして、現在も伝統工法に従い、熟練した職人たちの手で十分な時間をかけて製作されています。世界に送り出されるベーゼンドルファーは、ウィーンの音色の使者として重要な役割を果たしています。

http://boesendorfer.jp/about/ 公式サイトより

中世ヨーロッパを代表するピアノの音とも言われるウインナートーン。

ベーゼンドルファー社はモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、リストなど、音楽歴史に名を残した偉大なる作曲家たちを輩出した「音楽の都 ウィーン」で、1828年に設立されました。

現在はヤマハの傘下になってるので電子ピアノCLP-585にはベーゼンドルファーのリアルな音が音源として組み込まれています。ヤマハのグランドピアノCFXと比較してみてもその特徴がわかりやすくどちらも美しい響きです。

ちなみにヤマハCLP-585のベーゼンドルファー音源はこの音に近いです。

丸みお帯びたような温かい音がする中音域が好きです。

どうですか?

あなたには違いがわかりますか?

好みの音はどれですか?

以上、世界のピアノ3大メーカー、ベヒシュタイン、スタインウェイ、ベーゼンドルファーの美しい演奏動画でした。綺麗な録音なので聴き比べするのにいい音源だと思います。

ところで、

日本を代表するそのヤマハですが、こちらも世界の音楽シーンで有名なCFXというフルコングランドピアノがあります。

美しく響くヨーロッパ風のサウンド

ヤマハ CFX

響きが美しいですね。

日本が誇る世界のヤマハ。

以上、それぞれのYoutube動画の高音質なものをピックアップしてみました。

Youtubeで各メーカーのモデル名を探すといろいろ演奏シーンが有りますので音比べを楽しみたい方は他の作品も探してみてはいかがでしょう。

楽器店で体験できるベーゼンドルファーとCFXのサウンド

YAMAHAのクラビノーバシリーズ

CLPー○85というモデルが同等のモデルです。