スナップ写真の肖像権について

今日は休みをとって娘と二人で奈良の春日大社を散歩した。

今年の秋は気温が高く紅葉に入る時期が遅れているせいもあって本日の奈良公園や春日大社は紅葉のみごろだったようです。

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私自身も写真が好きで街中や観光地で様々なスナップ写真を撮影します。

紅葉なので今日もたくさん撮りました。

ここで気をつけなければいけないのがスナップ写真における肖像権の侵害行為です。

街中や観光地では景色や建造物など名物を撮影するつもりでも他人の姿が写真に納まってしまうことがあります。

これがうまく観光地の雰囲気を出したいスナップ写真だとか街中の一瞬の風景スナップのような意図的な写真の場合、色々問題があるようです。

たとえば、神社の鳥居を撮影しようと思っても土日のように観光客が多い日はいやでも人が写りこんでしまいます。このような被写体が名所の建造物などを示している場合に写りこんだ人物は景色の一部とみなされるといった意見が多いようです。しかし、これもインターネットのブログや商業利用を目的とした使い方では法的な問題が発生するようです。

似た例で、

紅葉の景色の中、七五三の親子の姿をスナップに納めた場合。

たしかに幸せそうで美しい優しい1枚に収まるはずですが、こういうものは明らかに他人を被写体としているので一声かけてから撮影するなどのマナーが重要です。

後々法的問題に発展させないためにはモデルリリースの用紙にサインをもらうなどして撮影許可の証拠を残しておく必要があるでしょう。

ここまで面倒なことをしなくても…と思いますが、インターネットが発展した現代の環境ではこういった悪意のない写真でもブログに公開したり写真展に応募したあと全く別の第三者が悪用する恐れがあります。そのため肖像権の保護を観点とした様々な議論や問題が後を絶たないようです。

自分も個人的に街の人々を撮影してみたいなあとは思いますが、やはりこういった法的問題を解決していない段階では控えるのが妥当ではないかと思います。

今日は、こういった無断撮影の問題に直面しました。

自分の娘が歩いているところを「もっと右によって歩かせて!」をカメラを持った男性に命令され無断で撮影されているのに気分を害しました。(どちらかというと命令口調に気分を害しましたね)

自分も写真を撮る人の気持ちがわかるので気持ちよく撮らせてあげましたが、撮影者個人が自身の作品として楽しむ分には許可をしてもインターネットに公開したり商用利用することに許可するつもりはありません。

だって完全に無断撮影であり自分ならともかく幼い娘の写真。娘の人権にかかわるので私自身も判断に困ります。

スナップ写真には必要以上に他人に気を使ってマナーを考えた行動が必要だと改めて感じました。