Apple MUSICをハイレゾロスレス再生~Androidスマホから外部DACで聴くための設定と接続方法

Apple Musicのハイレゾ音源をAndroidスマホ(タブレット)で再生する方法をまとめておきます。

(すぐ忘れるので備忘録です^^;)

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必要な設定とアイテム

  • Androidスマホ(タブレット)の設定
  • 外部DAC
  • DACとUSB接続するためのOTG対応USBケーブル

 

外部DAC以降はヘッドフォンアンプとイヤホン、あるいはアナログアンプ経由のスピーカーといったオーディオ機器が必要という感じです。

 

Bluetoothでのハイレゾ再生はできません。

Androidにかぎらず、iPhoneでもMacでもBluetoothはそもそもハイレゾに対応できないのでハイレゾ再生では外付けDACが必須です。Bluetoothイヤホン、Bluetoothアンプではハイレゾ再生が出来ません。USBDACを経由して有線接続でアンプ、イヤホン、スピーカーを使う必要があります。

Android端末側の設定

AndroidスマホでApple Musicアプリを開きます。

Androidスマホ、タブレット共通の手順

Apple Musicのライブラリなど、一覧が表示される画面で

右上にある「3つの点」…マークをタップ

 

…マークをタップすると

設定、アカウント、編集というメニューが出るので

「設定」をタップ

 

設定画面が開いたら

オーディオの品質 をタップ

 

 

オーディオの品質ページが開きました

オーディオの品質で ロスレスオーディオをONにします。

右端のマークをタップして有効にする、

 

  • モバイル通信ストリーミング
  • Wi-Fiストリーミング
  • ダウンロード

と選択項目が3つありますが、

Wi-Fi接続時だけロスレス(ハイレゾ)で聴くならWi-Fiストリーミングの項目をタップして開きます。

 

※モバイル通信ストリーミングでハイレゾ音源ファイルを使うとデータ痛臨床(ギガ)を大量に消費するので注意。

※ダウンロードでも同様にALACハイレゾ音源をダウンロードしすぎるとスマホ内のストレージを食いつぶすので注意

 

 

Wi-Fiストリーミングの音質設定

24ビット192kHzの最高音質で視聴するなら「ハイレゾロスレス」を選択

 

ハイレゾロスレスを選択したら

フル解像度のハイレゾロスレスでコンテンツを再生するには、外部のDAC(デジタルアナログコンバーター)が必要です。

と表示されるので「OK」をタップ

 

以上Android端末側の設定は完了です。

 

 

同様の設定を楽曲再生画面からも進めることが出来ます。

 

ハイレゾロスレスの楽曲を再生する画面での設定

ハイレゾロスレス楽曲の一覧はこちら

ハイレゾ音源の一覧

 

ハイレゾロスレスの楽曲再生画面で

再生してる曲名の部分(画面下部)をタップ

 

楽曲再生画面が表示されるので

この画面にある「ハイレゾロスレス」のロゴをタップ

 

ハイレゾロスレス

24ビット96kHz

設定 OK

と表示があるので

設定をタップ

 

設定をタップすればさきほどの設定方法と同じく

オーディオの品質ページが開きます。

こちらの画面からでもロスレスオーディオの設定オンオフが可能です。

 

 

端末ごとに異なる再生可能周波数
Apple MusicのハイレゾALACは最大24ビット192kHzのサンプリング周波数によるコンテンツになっていますが使用するスマホによっては48kHzあるいは96kHzまでしか出力できないこともあるみたいです。上記画像にあるボブ・ジェイムスのアルバムはMac、iPhone、では24ビット192kHzのコンテンツですが、この端末(スマホ=OPPO RenoiA)の場合、ハイレゾロスレスのロゴをタップして表示される周波数は96kHzとなっています。別の192kHz対応Androidでは192kHzと表示されてるので、Android端末(Androidタブレット BMAX I11)の場合、端末側のオーディオ出力設定が48kHzまで、96kHzまでといった具合で固定されてると上記のように制限された出力になるようです。

 

 

Android端末側での設定が完了したら

外部DACとの接続です。

※外部DACと接続しないとハイレゾ再生はできません

また、Bluetoothイヤホンはハイレゾ再生できません。

 

スマホ個別の設定

上記の設定だけでDACと接続してもDACが反応しないことがあります。

その場合、端末によっては別途USBによるOTG設定が必要だったりするので

設定項目からOTG設定を探して有効にしましょう

 

OTGとは

OTG = On The Go

Android端末とUSB機器の接続を自動的に認識させる機能のこと。

 

OPPO RenoAの場合

そのままUSBケーブルで繋いでもDACが反応しませんでした。

設定画面にて

設定 → その他の設定

と進み

 

 

その他の設定画面にて

OTG接続のオンオフが選択可能でした。

こちらのOTG接続をオンにします。

OTG接続をオンにしても、DACなど外部USB機器から切り離して10分間経過すると、またこちらの設定がオフになります。

 

この機種の場合、DACにつなぐたびにこの設定を行う必要がある

(絶対忘れるので備忘録です^^;)

 

ちなみに手持ちのBMAX I11タブレットはApple Musicの設定のみでOK

特に他の設定無しでDACと繋がりました。

 

※端末やメーカーによって設定が違うので設定画面など要確認です。

DACと接続する

外部DACとAndroid端末を接続してApple Musicを鳴らすにはOTG対応のUSBケーブルが必要です。

 

普通のUSBケーブルはOTGに対応していない場合があるので、OTG対応のアダプタやケーブルを使う必要があります。

USB-C、Micro USBなどスマホのUSB差込口の形状に合わせて選びます。

 

こういったOTG対応のケーブルがあれば外部DACとの接続がしやすいです。

 

 

個人的にイヤホンはほとんど使わなないスピーカーでの音楽視聴がメインなので

PCオーディオ用のDACでは一般的なUSB-B(四角い端子)とスマホのUSB-Cを接続するケーブル(OTG対応)を使ってます。

 

こちらのケーブル

 

接続する外部DAC

 

スマホと接続するDACとして

  • ポータブルアンプ併用DAC
  • PCオーディオ用DAC

がありますが

ここではPCでオーディオ用のDACへ接続します。

の2台で接続チェックしてみました。

 

Android端末とOTG対応USBケーブルをつなぎ、

Apple Musicアプリを立ち上げるとDACが反応しました。

 

DACでのサンプリング周波数の表示

Macでハイレゾ再生する際にも書いてますが

接続する端末、使用するDACによってはこの表記が楽曲の本来のサンプリング周波数とは違う数値で表示されることがあります。

今回のAndroid端末の例では、先述したとおり端末側のデフォルトの出力設定が最高で24ビット96kHZとなってるので楽曲が192kHzなのにAndroid端末からは96kHzへダウンサンプリングされて出力されています。(BMAX I11タブレット)

OPPO RenoAではさらにダウンサンプリングされどの楽曲を鳴らしても48kHzで出力されます。

 

他の端末はどうか不明ですがUSB外部出力やサウンドの設定でサンプリング周波数の設定項目がある端末なら最大出力を192kHzへ対応させたりできると思います。(Windowsパソコンの設定と同様)

 

Android端末とDACの接続が完了したら

あとはヘッドフォンで聞いたり

アンプ経由でスピーカー鳴らして

ハイレゾになったお気に入りの楽曲を楽しみましょう。

 

個人的には24ビット48kHzでも従来の16ビット44.1kHzより音が硬質でクリアになり

たくさんの音が同時になってるときでも個々の音が離れて聞き取りやすくなってるように感じます。

 

Apple Musicのハイレゾロスレス

対応楽曲はこれからも増えていくので高音質を手軽に楽しめていいですね♪

 

ハイレゾロスレスを手軽に楽しめる♪おすすめDAC

Amazonで市販されてるDACで同じように接続可能です。

 

手頃なDACとしてはバスパワーのモデルが価格的にお手頃です。

ただし、ほとんどのバスパワーDACは低音が弱くなる傾向にあります。

このクラスのDACを使うなら、太い音の出るアンプと、低音の量が多いスピーカー(こもった音のするスピーカー)あたりを組み合わせるとバランスとれた音になる傾向があります。

 

ハイレゾ音源になるとDACとアンプの接続をXLRケーブルによるバランス接続にすることで非常にクリアな音質のままアンプへ音の情報を送ることが出来ます。RCAケーブルではどうしても音に余計な雑音がつきまとうのでバランス接続対応DACとアンプを使うとスピーカーでもハイレゾの音のクリアさをわかりやすく体験できますよ。

 

XLR対応DAC

S.M.S.L D300

中国メーカーの中でもピュアオーディオ製品の分野で優れた製品を出し続けるメーカー。

その中でもトップグレードのDAC。XLR端子搭載で非常にコスパの良いモデル。

 

TEAC UD-505

ピュアオーディオで使えるモデルではコスパの良い価格帯のモデルです。

ヘッドフォンアンプも搭載、XLRの端子によるアナログ出力も可能で、SN比が非常に高いオーディオ環境を構築できるデジタルオーディオにおける上流を任せられるDACです。

僕が使ってるUD-501の進化版 UD-501なら中古でお手頃ですよ。

RCAでとXLRでそれぞれ別のアンプに同時接続して、切り替えできるので非常に使い勝手の良いDACです。もちろん文句なしの高音質でリアルサウンドを求めるならTEACのこのシリーズは良いです。