無線で光るセット。PEN E-P1とcanonスピードライト580EX2。
FX送受信機でワイヤレス灯光できる組み合わせ。(レンズは何でもOK)
FM送受信機を使えばcanonのスピードライトをPENやK-rなど他社製のデジカメでもワイヤレスストロボとして使えたのでメモしておきます。
格安ワイヤレスストロボ環境に必須のFM送受信機
たまに撮影のお仕事で取材なんかに行くときはストロボ580EX2と430EX2で580EXをマスターにして430EXをスレーブにした簡単なワイヤレス灯光の環境を作るのですが、マスターに580EXつけるとカメラ全体が重たくなる。そして、このcanonの赤外線でのワイヤレスシステムは夏の屋外ではスレーブが発光しない不発が多すぎる。
そのため屋外でも安定度の高いFM送受信機を介したワイヤレス灯光でストロボを使おうと格安のFM送受信機を購入してみた。
これ。
「デジカメ撮影用ライトのプロ機材」TETRA クリップオン用4チャンネル送受信機 PT-04
送信機と受信機のセットで一番安かった。
こっちのほうがいいかも
電池交換もできて使用電池は単4あたりなので、canonのST-E2のような高額で近所に売ってない不便なな電池を使わなくてもよさそう。
なんで、輪ゴムしてるのかというと、購入直後に電池挿入する際、フタがいきなり壊れたのです。
格安ゆえ仕方ないところでしょうかw。まあ、電池さえ固定できれば普通に動きます。
PEN E-P1にcanon(他社製)ストロボを動作させる
PENのほかPENTAXのK-rやホットシューのついたデジカメにこのワイヤレスシステムを装着してみたところ、どこのカメラにつけても580EX2がちゃんと発光してくれる。(SONY以外)
これはラッキー。
いちいち各メーカーのストロボ買わなくても、このFM送受信機と580EX2でワイヤレス灯光が可能になる。
もちろんETTLなど電子制御の発光量コントロール機能などは使えません。完全にマニュアルでの光量、角度の調整が必要。受信機を複数用意すればワイヤレス多灯もOK。純正でそろえるよりかなりお得だ。
PEN E-P1 canon FD50mm F1.4とFM送受信機&580EX2の撮影サンプル
白っぽい壁にストロボの光をバウンス。
FD50mmをF8まで絞り込んで撮影。
合焦部分の拡大図
コンデジで撮ったようなシャープで奥深い画像が撮れる(ホコリまでシャープ)。
マイクロフォーサーズで絞り込んだ写真は被写界深度が深いので使い用によっては面白いのかもしれないと思った。
さすがにISO感度は200でのノイズが見えるのでストロボ発光のときはISO100で撮ると、ものすごくきれいでシャープな画質を得られる場合もあるはず。
あまりクリップオンストロボを使う頻度は無いけど、持て余してるといった人にはちょうどいい練習用のアイテムになりそうです。
クリップオンストロボをワイヤレスでコントロールできるデジカメ
こんな面倒なことをしなくても最近のデジカメは進化しています。
これから一眼デジカメを選ぶ人で、かつ外付けストロボをワイヤレスで考えている人はデジカメ自体にマスター機能(ワイヤレスコントロール)がついたものを選ぶべきかもです。(canon EOS60D 7D Nikon D7000 Pentax K-r K-7など)
ただし、格安で簡単な環境を作るのであればこういった組み合わせもありかなと思います。