ネオ一眼とやらDMC-FZ150という型落ち高倍率ズームデジカメを使ってみたレビューです

PanasonicのDMC-FZ150というセンサーサイズはコンパクトな1/2.33型

見た目は一眼レフみたいな感じのカメラ。

 

最近、新型のFZ200という広角25mmから後学倍ズームで600mm相当まで絞りF2.8通しで近づけるモデルが出たのですが、古い方でも同じようなもんだろと拝借してレビューさせてもらった。

なんにせよ高倍率ズームのデジカメは

使い方次第でエラくボケると聞いてたので試したかったのだった。

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高倍率ズームでマイクロ一眼と言われるデジカメの描写サンプル

とりあえず、

広角25mmでF2.8、

望遠側600mm相当でF5.2

というのがFZ150のスペック。

ネオ一眼と呼ばれるデジカメの部類でCanonとSONY、

そしてこのPanasonicが人気のようで比較されるそうです。

センサーサイズが同じくらいなので

一番フォーカスが速いと噂のFZの写真サンプルをおいておきます。

※Flickrで等倍サイズの画質が確認出来ます。

DMC-FZ150

望遠側でのボケ味はわりと一眼ぽい。

DMC-FZ150

被写体から約1メートル、しべのあたりにピントをあわせ背景には民家の壁がある(約10m背後)が、大きくボケている。

DMC-FZ150

あべのハルカス(地上300m)を遠く(2kmほど先)に見つめ、手前に金網を入れてみた。

DMC-FZ150

近づきがたい動物にも、2〜3メートル離れてこれだけドアップに撮影可能。

子供でも遠くからアップが狙えそうだ。

DMC-FZ150

広角25mmでセンサーサイズが小さいため被写界深度は深い。

風景をざっくりと撮影するにはいい。

jpegも超解像をオフにしたくらいが、すごく自然で好みのシャープさでいい。

DMC-FZ150

真冬の地面で片足を温めるハト。

これも2〜3メートルくらい離れたところから。

DMC-FZ150

逆光性能もなかなかいいのではないかと思う。

DMC-FZ150

望遠108mmの描写。

35mm換算600mm相当をこんなにローアングルで構えられるカメラって

ネオ一眼くらいではないでしょうか。

真新しい景色が見えます。

DMC-FZ150

一眼レフの中望遠以上でしか出せないような大きな玉ボケもシチュエーションによっては取り入れることが出来る。

ちょっと散歩しただけで

普通の生活圏の町並みでこんだけ多用な写真が簡単に撮れる。

しかもフルオートで撮りました。

まさにネオ一眼と呼ばれるだけの性能ではないでしょうか。

新型のFZ200なら600mm相当でF2.8(旧式FZ150は開放F5.2)なので

もっと大きなボケを作りやすことでしょう。

一般的なデジタル一眼とくらべて劣るところ

  • 電源オン(起動)がやや遅い
  • 意図したズーム域に達するまでの時間が遅い(電動ズームなので)
  • AFが遅い(このカテゴリーでは速くても一眼ほどではない)
  • 撮影後、再撮影可能までの時間が遅い(処理速度が遅い)

といったところです。

人によっては樹脂製のガタイがチープに感じるとかあるでしょう。

一眼レフと比較してネオ一眼のいいところ

  • 軽い(レンズ、バッテリー込で500グラム以下とか)
  • 高倍率ズーム(広角25mm〜600mmメーカーによっては1000mm相当とか)がスゴイ
  • この手軽さで意外と写真がキレイ

といったとこでしょうか。

手ぶれ補正とかもかなりスゴイです。

600mm相当で1km以上先の被写体撮影も手持ちですから。

あとFZ150はバリアングルモニターなのでローアングルはお手のもの、

液晶も普通に見やすいです。

DMC-FZ150価格相場

新型が出て価格もこなれているので

ネオ一眼?

なんじゃそりゃ

みたいな望遠レンズ好きの一眼レフユーザーにはオススメですね。

正直、、、このFZ150

望遠レンズ買うよりいいなと思う部分もあるので

僕も欲しいです。

 

 

買いました。