2010年頃の話
昔ね、アルファブロガーって言葉があったの
知ってる人いますか?
30代後半から40代の人なら知ってるはず。
Twitterとか見てると20代の人は「この言葉」知らないようです。
アルファブロガー
今は死語ですが
今で言うインフルエンサーみたいな存在の走りですね。
アルファブロガーとは
アルファブロガー(Alpha blogger)とは、インターネットにおけるブロガーのうち、そのブログが大きな影響力を持つ者や、多くの読者を持つ者などを指す。アメリカの雑誌 『
日本のアジャイルメディア・ネットワークというネットワークに入ることが出来る当時5万PVを超えるようなブログ・サイトを運営する人をアルファブロガーと呼んでいたように記憶しています。
※当時、個人的に憧れていたのでメモってる記事があったので転載しておきます。
アルファブロガーになるには何PVから?
AMN(アジャイルメディアネットワーク)のパートナーブログ(いわゆるアルファブロガーさんが多いブログの仲間)になるにはどうすればいいのか?
こちらのページから申請すれば審査してくれます。(2010年当時)
ただし応募にはけっこう厳しい条件がありますよ。
パートナーブログの選考フロー
AMNパートナーブログは既定の選考基準に基づいて、次のような手順で選考されます。応募(随時)
自薦、他薦は問いません。必要項目にご記入の上、メールでご連絡ください。
AMNからのご連絡
応募者の方には、選考への参加方法をメールでご連絡します。
(選考時の指標のひとつとして、Google Analyticsの実装をお願いしています)パートナーブログの選考基準
AMNでは、ブログの読者と協賛企業の「より良い接点」をつくり出すことに価値を感じておられるブロガーの方を中心にネットワークを広げていきたいと考えています。このため、パートナーブログの選考にあたっては、下記のような基準を設けています
- 特定領域に関する専門性をベースにした情報フィードがあること
- プロフィール、もしくはそれに準ずる内容が公開されていること
- ブログの運営者が特定できる(責任の所在が明らかである)こと
- 問い合わせ先が明記されていること
- 平均して週一回以上の更新があること
- 事実を重視し、虚飾がないこと
- 引用(リンク)を適度に活用していること
- 読者や他のブロガーとのインタラクションを厭わないこと
- 今後、月間平均で5万ページビュー以上の閲覧が見込めること
アルファブロガーへの入り口に5万PVを条件とする最低ラインが設けられている。
まあ5万PVってけっこう大変ですね。
アルファブロガーとプロは違う
アルファブロガーも影響力のあるメディアという意味では今のインフルエンサーと似ていますが、当時の雰囲気としては、広告受けた時点で毒を持つサイトなどといわれ、やりにくい時代だったとも言えます。
ステマとかそういう言葉が生まれたのもこの頃。
今はインフルエンサーといって、SNSで影響力がありつつ、自身のメディアで広告バンバンやってますよね。今はそれも含めてブログ収益で生活する「プロブロガー」と言われる方々が存在するので、あまり耳にしなくなったアルファブロガーという言葉。
懐かしいです。
個人的にはですね、
昔よく拝見してたので「今も更新されてるのかな」というのが気になるんです。
なぜ気になるかというと、
最近の収益を出してる若いブロガーさんのブログはSNSでよく見かけるんだけど、かつての有名ブログの記事がSNSでは全然出回ってこないからなんです。
もしかして更新してないの?
と思ったので久しくAMNのリンクをたどってみた。
古くから運営されているブログ
2014年時点でのアルファブロガーのサイトはこちら
いくつかのサイトは更新が止まっている
しかしながら、
いくつかのサイトは今も更新されている。
特にファンだったというわけではないのですが、古いブログが運営継続されているのを見ると、少しほっとするんです。
ブログで収益あがらないのもフツー
長く続いているブログは多少なりとも収益が出るから続けてる。
そんな理由で続いているのかも知れません。
うちのブログはそういうゆるい理由で継続してる感じです。
私はアルファブロガーではありませんし、インフルエンサーでもないですが、ただただ商品レビューとか中心に記事書いてたので多少の収益がある。
しかしながらブログは放置すると収益減る。
せっかくの個人ブログ、
多少なりとも収益ほしいので、更新する。
そんな感じで継続している。
個人的にはブログで収益出ないのも普通だと思ってる世代です。
長く続くブログを見て思ったこと
今回、アルファブロガーの一覧に名を連ねる比較的古いブログを眺めて思ったこと。
長く続くブログは長く続く理由があるはず。
今どきの風潮としては、
収益あがらないブログなんてやる意味ない!
と切り捨てられるかもしれませんが、収益化するのは今も昔もそう簡単ではない。
ブログの収益化、
慣れれば簡単と言えるようですが、それよりも好きなこと書いて、そこから小遣い程度の副収入が生まれる。そんな控えめな希望で運営されてるブログは継続されてるように思える。
あと、運営者が健康でそんな金にもならないブログを世話する余裕があるかどうかも継続における大きな理由なのかもしれない。
もうひとつ理由があるとすれば
今も変わらずブログで稼いでおられる
そんなブログもあるのかもしれない。
どちらにせよ、収益のあるブログ以外は長く続かないのかもしれない。
ひとつだけ間違いない事実は