パソコンの背面にオーディオ端子が6個ほどあります。
これにアンプとスピーカーをつなぐとサラウンド環境が作れるようです。
以下はWindowsデスクトップPCでサラウンド環境を試した備忘録です。
実際にサラウンドやドルビーアトモス環境作るならAVアンプを使うほうが100倍簡単だと思います。
AVアンプなしでどこまで出来るのか参考までに
Windowsパソコンのオーディオ端子でサラウンド再生
デスクトップPCの背面にこのような6色のオーディオ端子があります。
- 緑 フロントSP
- 黒 サラウンドリアSP
- 白 サブウーファーorセンターSP
- 柿色 サラウンドサイドSP
- 青 ラインIN(使わない)
- ピンク マイクIN(使わない)
ここに3.5mmステレオジャックを差し込みそれぞれステレオアンプと接続します。

接続方法は各端子に3.5mmジャックでステレオアンプへAUX接続
アンプにはLR2つのスピーカーを接続
これをフロント用と、サラウンドリア用で2セット用意する
3.5mmジャックを差し込むと自動的にそのケーブルにつながるオーディオデバイス(アンプ)をどこに使うか?表示されます。

白がサブウーファー用のマークになってますが、3.5mm差し込むとサイドSP用の

4ch環境
L-Out\(緑色端子)に3.5mmジャックを差し込むとフロントスピーカーに使いますか?と表示されるのでフロントスピーカーを選択
Rs-Out(黒色端子)に3.5mmジャックを差し込むとリアスピーカーとして使いますか?表示されれうのでリアスピーカーとして使う選択
これで4チャンネル環境ができるので
試しにスピーカー設定で4チャンネルをプルダウン選択
テスト再生するとフロント左右からリアSP左右へ順番に音が移動します。

白色の端子がサブウーファー(センターSP)用端子と印字されてますが、うちのPCマザーボードは柿色のCs-Out(サイドスピーカー用)端子に3.5mmジャックを差し込むとサブウーファー(センターSP)として使いますか?と表示されるため柿色端子へサブウーファー用のアンプ内蔵スピーカーを接続

これで5.1chが完成
センターSPはフルレンジ設定したフロントLRによって音声が再生されます。

プルダウンから5.1chを選択してテスト再生すると
フロントLRからセンターSP、サブウーファーと音声が移動し、リア左右SPへと音が移動します。
これで5.1chでの空間オーディオ再生が可能になります。
リアスピーカーを視聴者の背後に設置すればサラウンド環境が完成します。
今回はすべてケーブルの届く範囲でテスト的に5つのスピーカーを接続しました。
リアSPもフロント配置となってます。
それぞれのスピーカーから音が出てるかどうか確認する感じです。

後述しますが、この時点でうちのパソコン(マザーボード Z270)では5.1chサラウンド再生が出来ていますが、ドルビーアトモス再生はできません。
Windowsパソコンの設定にあるDolby Atomos for HomeTheaterが存在しないため、ドルビーアトモスの設定を完了できないのです。
以下は、その状態、ドルビーアトモスの設定ができてない上でいでの空間オーディオ再生の様子です。
AppleMusic空間オーディオを再生Dolby Atomos
AppleMusicには空間オーディオ用にマスタリングされた楽曲が多くなってきています。
クラシック音楽や21世紀もののデジタル音源などのファイルが多いように感じます。
とりあえず、わかりやすいところでスター・ウォーズの楽曲
ジョン・ウィリアムズ&ロンドン交響楽団からStar Wars A New Hopeを再生
Dolby AtomosのロゴがマークされていますApple DigitalMasterでリマスターされたオーディオファイルです。

フロント左右、サラウンドライア左右、サブウーファーが唸ってます。
一応空間オーディオとしてサラウンド再生ができています。
音質の良し悪しはよくわかりませんが、2chステレオ再生で可能な空間オーディオファイルを視聴した感想では、AppleMusic空間オーディオ向けリマスターはステレオ再生時は圧縮音源のような一部の周波数の音が削れたような音質になります。
ちなみに、空間オーディオ対応でない楽曲を鳴らすと、フロントのLRのみ発音し、他のスピーカーは無音です。

2本のスピーカーで空間オーディオを再生するなら、Windowsパソコンでのドルビーアトモスforヘッドフォンの設定をすれば、仮想サラウンドのような音質で空間オーディオの再生は可能です。
AppleMusicの空間オーディオ(ドルビーアトモス)を再生する方法と原音との違い

今回、5.1chで再生すると、もとのステレオ2chファイルの楽曲と同様に、周波数の抜けが無い音質で聞こえてきます。
空間オーディオ用の音楽ファイルはサラウンド環境を用意して視聴するほうが良いのかもしれません。
ただ、もとの2chをしっかりとしたスピーカーで聴くほうが圧倒的に高音質で迫力あります。

30センチウーファーの3ウェイスピーカー
もとのステレオ用ファイル(もとのマスタリングアルバム)をこちらで2ch再生するほうが迫力あるのは間違いない。
Netflixの5.1chサラウンド再生
Netflixもプレミアムプランに加入すれば5.1chのサラウンド再生が可能です。
Netflixの場合は、接続する機器、テレビ、Amazon Fire Stick、AVアンプ、などが5.1chサラウンドやドルビーアトモスに対応していれば、自動的に作品に5.1chマークやドルビーアトモスのマークが表示されます。
今回、うちのWindowsパソコンではWindowsのRealtek HDAudioでは5.1ch再生が可能になりましたが、ドルビーアトモス設定ホームシアター向けの設定が完了してないため、Netflixの5.1ch作品を表示しても5.1chマークが表示されません。

こちらの作品は5.1ch対応作品ですが、空間オーディオのマークが表示されます。
再生してもフロントLRの2個のスピーカーから音が出るのみ。
リアSP.サブウーファーからは音が出ません。
こちらの作品をうちのテレビ(Hisense製 HDMI ARC)にAmazon Fire Stick 4KSelectで表示すると、5.1chの表示が出ます。
Amazon FIre Sthik4K Selectはドルビーアトモス非対応で5.1chまでのサラウンド再生は対応してるため、このように表示されます。

AVアンプにAmazon Fire Stick 4K Selectを差し込んでHDMI ARCでテレビへ接続すれば簡単に5.1chサラウンド再生が可能です。
こちらのAVアンプがシンプルでAppleMusicのAirPlay2にも対応してるので、AppleMusic派にとっては良いアンプではないかと思います。(AirPlay1ではないのでハイレゾALAC再生は無理そうですが)
Dolby Atomos設定 Windows11
ドルビーアトモス再生をするにはWindowsパソコンをドルビーアトモスホームシアター向けに設定する必要があります。マザーボードの仕様なのか?うちのパソコンMSI Z270マザーボードでは設定が完了できませんでした。
以下、設定手順です。
Windows11パソコンでマザーボード付属の6つのオーディオ端子を使ったドルビーアトモス環境設定をするにはDolby Accessというアプリが必要です。
Microsoftストアかダウンロードし、インストール

起動します

ホーム、製品、設定 というメニューが画面上部にあります。

製品というページを表示すると
ヘッドフォン用の設定画面とホームシアター向けドルビーアトモスの設定画面があります。
画像のホームシアター向けドルビーアトモス設定を選択して
セットアップをクリックする

設定に失敗しました
と出ます。
Windowsの設定に移動して空間サウンドでホームシアター向けドルビーアトモスを空間サウンド形式で選択します。
という案内が出ます。
Windowsの設定を開きます。

Windows設定の システム > サウンド
ここで、Realtek High Definition Audioを選択

システム > サウンド >プロパティ
ここで立体音響にあるプルダウンメニューから
Dolby Atomos for ホームシアター
というものがあればいいのですが、ヘッドフォン用のDolby Atomos for Headphonesしかありません。

ここでDolby Atomos for Headphonesを選択すると、同時にRealtek上で設定した5.1chが解除されステレオ再生(フロント2chのみ)に戻ってしまいます。
Dolby Atomos for Headphonesのままではフロント2chのみ音声が出るだけになってしまいます。
5.1chサラウンド再生するにはWindowsの立体音響設定はオフにしておく必要があります。
よってAppleMusicの空間オーディオのサラウンド再生は出来るものの、NetflixのサラウンドやDolbyAtomosは再生できません。

うちのマザーボードではここまで
ドルビーアトモス ホームシアター向けの選択が無いため、ヘッドフォンを使用した2chによる仮想の空間オーディオしかできないようです。
Windowsの他の設定も試したが

どこから設定しても同じでした。
AppleMusic空間オーディオの音
ドルビーアトモス設定は完了してませんが、この状態5.1ch
- 20センチフルレンジのフロントLR (再生帯域40Hz~15KHzフラット気味)
- 11センチフルレンジのサラウンドリアLR(再生帯域70Hz~10KHzフラット特性)
- サブウーファー8センチフルレンジ(再生帯域110Hz~10KHz)

適当に手元にある小さいスピーカーで組んだものですが、このようなスピーカーの組み合わせでも、それなりに迫力のあるサウンドが聞こえてきます。フロント自作スピーカーが能率94db/1Wmと高いので良い音してます。
リアスピーカーをフロント配置のままですが、高音質でクラシック楽曲の交響曲を楽しむなら、こういう音の出方もありかな?と感じたりもします。
空間オーディオを集めたプレイリストをBGM的に流してると、空間が音に包まれる感覚は普段のステレオBGMとは少し違ってリバーブが効いたような?不思議なサウンドを体験できます。

ピュアオーディオファン向けの設定ではありませんが、マルチアンプ、マルチスピーカーによる再生なのでバイアンプやマルチアンプ接続に慣れてる方なら試してみても面白いかもしれません。
ドルビーアトモスのサンプル映像を再生してみて、5.1chでDolbyAtomos状態ではないものの、音のサラウンドはしっかりわかるもので、音の分離が左右上下だけでなく前方後方も追加されたようで不思議な感覚です。

サラウンドへの興味
今この部屋にあるスピーカーたちで7.1ch構成は出来ないこともない
JBL4311A(30センチウーファー3ウェイ)をフロント2ch、SONY SS4050(25センチウーファーLR)をサブウーファーとしてチャンネルディバイダーでローパス50Hz以下にして接続
さきほどの20chフルレンジをリアスピーカーにしてBOSE101M101MMをサイドスピーカー、BOSE SoundlinkⅢをセンタースピーカーにして、、
3アンプ6スピーカーにサブウーファー、センターSPという組み合わせ

このような接続も可能ですが、実際に設定するにも複雑すぎます(汗)
ドルビーアトモスをWindowsPC単体で完了させるにはうちのマザーボードでは難しいようなので、サラウンドに興味が出たらAVアンプ導入も興味が出るかも。
いや、もうAVアンプ欲しい
病気になってる
これ、かなりよさげ
クローゼットの中にスピーカーまだ余ってるので(汗)
リビングルームのテレビでサラウンドやってみたい

