ONKYO D-N9NXという中古のスピーカーを愛用してます。


これをPST回路(フルレンジスピーカーの高域を落としてバランス取る回路)の要領でシンプルにネットワークを加工して、高音質化します。
というお遊びです。
D-N9NXと単体モデルのD-212EXT
これ、もとはミニコンポの付属スピーカーだけど、ついてるツイーターとウーファーユニットは単体販売してるスピーカーと同じものっぽい。
いいユニット使ってるけど、ネットワークと吸音材、外装の仕上げで単体モデルとはすこし違うものに鳴ってます。
単体モデルは実売価格で5万円~6万円くらい、中古流通でも3万円前後の良いスピーカーONKYO D-212EXTというもの。
ウーファーもツイーターも同じ素材のもの
外観の仕上げがちょっとカッコよくなってる。
もちろん、内部のネットワークは少し手が入ってるので良いものになってる。

で、
見た目そっくりなD-N9NXですが
ネットワークを真似て12dboctのクロスとかすると、手間とコストがかかるので、PST回路(コイルを挟むだけのシンプル設計)でウーファー部の高音を抑えて、高性能なデフォルトのツイーターと組み合わせるという作戦です。
D-N9NXデフォルトのネットワーク構造
シンプルに低音部をフルレンジで鳴らして、高音域をツイーターで補完する仕上げの状態

これはこれで好きなのですが、(愛用のJBL43xxシリーズはそういう造り)このD-N9NXにおいては、どうしても中高域に歪みが目立つ。吸音材詰め込めば歪みはずいぶん抑えれますが、根本的にユニットがパワフルなので音量あげたときの歪みが半端ない。
ということで
低音部の高音を少し抑えて、ツイーターで補完することでスッキリ系のサウンドにしてしまう作戦です。
D-N9NXを高音質化
いろいろ試したけど、0.5mHのコイル
こういうのをフルレンジのほうのプラス端子に割り込ませるだけ

テストでワニ口クリップつけていろんなインダクタを試すといいけど、
個人的には0.5mHがドンピシャです。
ものすごいキレイなサウンド、高音が透き通るようにキレイで、低音楽器の輪郭がブリブリ聞こえてくるスピーカーに生まれ変わります。

上位モデルの412EXTにも使われてるっぽいツイーター
下は2kHzくらいから100kHzまで出るようで、高性能なツイーターですね。
今回のシンプルネットワーク作戦でもめちゃくちゃいい仕事してくれます。
D-N9NXのもとのネットワークはツイーター6db/octでナチュラルに減衰させてるみたいなので、ウーファーのPST回路と相性が良い印象です。

音質の変化
低音域のユニットはもともと、フルレンジスピーカーとして使っても、いいバランスで鳴るユニットです。
なので、PSTで高域落とすことで低音が増強されたような、豊かな低域再生なバランスになります。
そこに、不足する4kHz以上、6kHzから上の超高域を純正ツイーターがしっかり補ってくれる。
もとの内部ケーブルについてるコンデンサが組み合わさってるので、バランスよい2ウェイに仕上がってる。

生楽器の録音、アナログ録音の音源が非常にリアルな音に聞こえます。
ただし、音量あげると、あと言う間に歪みます。
これはエンクロージャーの影響かな
試しに吸音材を詰め込んでみる
吸音材を詰めたら歪が減った
手元にある吸音材、ニードルフェルトとグラスウールを多めに詰め込んだ

ネットワークに使ったコイルは中にゴロンと転がしてる
テストなのでワニ口クリップで接続してます。

音の印象は?
スッキリしたサウンドは保ったまま、少し音量をあげても歪まない。
でもアンプのボリュームで9時位置超えると(視聴位置での音量65db/1m)歪みます。
これはエンクロージャの実力なので仕方ないかも
ユニットはパワフルなのでもっとエンクロージャーが剛性あれば歪みも減るかもです。
とりあえず、簡単に手を入れて、とても高音質になるONKYO D-N9NXというスピーカー
手軽に遊べて、見た目も好きなタイプなので面白いですよ。
ヤフオクで探せば手頃な価格で見つかるはずです。
これでも、物足りない、
もっとキレイな高音のスピーカーがいい!
となるようならこちら
高音キラキラ系が好きなら、めちゃくちゃいい音です。
世界最強クラスに高音強いスピーカーでは?と思うほど
大音量でも全く歪まないのもGoodです。



