昨年のちょど今頃は自動車整備用に工具にハマりまくって散財していたのですが、工具はあればいざという時に役立ちます。
しかし、勢い余って購入した工具の中で、まだ一度も使ったことのない工具があります。
これです。
PB 8125 9-45
ぱっと見るだけで、使い所はどういうときか?はわかりますよね。
このスイスグリップというのに憧れて買った工具です。
先っちょはこんなふうに、薄いコインをイメージしたラウンド形状。
先端は薄いけど、グリップに近づくに連れ分厚くなる強靭な素材。
工具の分類では一応「マイナスドライバー」になるみたい。
マイナス(ー)が刻印されている。
公式サイトでは
と書かれています。
手にとって、握った感触はさすがPB。
どれ持ってもPB
という持ちやすくクリクリしやすいスイスグリップです。
さて、
この購入後使わなかった工具ですが、ガレージの倉庫に放置して一年。
今回、急遽持ち帰ってきたのは理由があります。
ある強敵をブチ開けるために。。
どうしても開かない缶の蓋を開ける
その強敵がコイツです。
マジで硬いです。
フタ開かないです。
今すぐ使いたい調味料なのに、フタが開かない。
使いたいのに使えない、とても固くしまったフタは残念すぎる強敵なのです。
フタが開かない強敵の正体
「SB粉わさび」です。
ちょっと前に買って時々使うのですが、少し放置するとフタって固く締まっていくんですかね。。乾燥食品なので強く蓋閉めてるから指先や指の爪では開かない蓋。
回すタイプの缶のフタを開ける道具は家にあるのですが、この手のパコン!と開けるタイプのフタが固く押し込みすぎた場合に手の施しようがない。
こんな時に使う工具です
- 500円玉では分厚すぎて隙間に入らない
- 1円玉では小さすぎてテコの原理で開けるにも硬すぎる
- 10円玉は中途半端に使い物にならない
さてどうするか?
という時に、このPB 8125 9-45 Swiss Toolsがあれば
こうやって、
フタの隙間に差し込むようにこじ当てて
少しぐりぐりしながら
ペコン♪
と気持ちよく蓋が開きます。
10円玉などの硬貨であれだけ苦戦した缶のフタが一瞬で「ペコン♪」と開きます。
以上、
まとめ
- こんな時しか使うことのない工具です。
- 100円均一のマイナスドライバーで用が足ります。
- お値段も少々お高めです。
こういうものを「無用の長物」などと表現する日本語があります。
しかし、
これをプレゼントとして貰うと異様なほど喜ぶ人間がいます。
「自転車乗り」や「車好きな男性」
かつ、自分で工具買ったりするのが好きな人
こういう方に「好意を持たれている女性」あるいは「こういう方を伴侶に持つ奥様」は、お誕生日ほど金額使わずに済ませたい二人のイベント「バレンタインデー」に選ぶべき「本命用プレゼント」として「たいへん喜ばれる一品」だと思います。
僕ならこのスイスグリップに美しく描かれた「PBというブランド刻印」見るだけで飛び跳ねて喜びます。「君は俺のこと本当にわかってくれてるんだね、、」と。
工具界のエルメスみたいなもんです。(品があるんです)
男性へのプレゼントに「無用の長物」
PB 8125 9-45 Swiss Tools(これが型番です)
市販で買えるお店
ファクトリーギアさんなど高級工具を扱うお店で、運良く在庫があれば見つけることが出来ます。レアアイテムなのであまり取り扱ってるお店はありません。
僕はAmazonで買いました。
- 自分で買っても「そうとう嬉しい」ものです。
- めったに使うことのないブランド品です。
- 使わないからこそ大事に飾りたくなる一品です。
そういうものこそ「もらって嬉しいモノ」だったりするのです。