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男は黙ってサッポロビールCM。昭和45年、今から40年も昔のことだったんですね。

内定取り消しが蔓延する平成の就職活動と面接

ここ数年、内定取り消しというのがニュースや特番なんかでよく見かけます。

■「内定辞退のウラに何があったのか」

http://www.mbs.jp/voice/special/201009/01_30043.shtml

<日航>子会社の操縦士訓練生26人 事実上の内定取り消し

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100905-00000007-mai-soci

ここ数日でも内定取り消しに関する発信を見かけます。

基本的に企業が人材を採用する場合、経営計画や事業計画のもとに採用人数や予算を配分するのでしょうが、あくまでも事業計画であって経営自体が採用段階において芳しくない場合などは採用計画のもとで動いていた活動を停止せざるを得ないという実情があるのでしょう。

内定取り消しというのは労働法上の問題は?

【内定通知のほかに採用を決定する意思表示があれば労働契約成立となる】

これに対し、内定の通知をもらったあとに
1)必要書類の提出を求められた
2)入社日の通知を受けた
3)勤務場所の通知や研修の案内を受けた
4)その他採用が確定した旨の意思表示を提示された
などの行為があったときは労働契約が締結されたものとみなされます。
労働契約が締結されたとすれば、その後の内定取り消しは「労働契約の解消」にあたり、労働法上の問題となります。つまりは労働者の「解雇」にあたりますから、その解雇が合理的と認められる正当な理由がなければ、解雇は無効となるのは言うまでもありません。

http://www.tamagoya.ne.jp/roudou/016.htm

ということだそうです。

通知だけでは雇用関係は認められにくいもので法的には解除もクソもなくもともとお互い関係なしということなんでしょう。

なんとも冷たい世の中になったものです。

男は黙ってサッポロビールの時代

昭和40年代といえば日本の高度成長期。今の中国の経済成長のようにさまざまな業種で企業が躍進し、採用も活発だった時代。

当時の伝説でサッポロビールのCM(三船敏郎)にあったフレーズ

面接で男は黙ってサッポロビールの伝説

同社(サッポロビール社)の面接に出席した学生が面接中かたくなに沈黙を守り続け面接官から一言

君はなぜ黙っているのかね?

の質問に対し「男は黙ってサッポロビール」というフレーズを残し去っていったという話。

その後その学生は面接に合格したという内定通知をもらい実際に同社で勤務していたといわれる。

都市伝説ですが、僕が就職活動を近く控えた昭和の終わりごろにもよく聞いた話です。

高度成長期ならではの逸話です。

そこから20年くらい経った時代に僕は就職した。

平成元年ごろの先輩たちの面接では

こういった都市伝説も多く聞かれましたが実際に平成元年ごろの大学生が就職活動における面接で

インパクト

を重視していた人は多かったように思います。

面接がおわり戻ってきた先輩方は自慢げに自分が面接官に与えた「笑い」や印象的な発言を自慢げに話していたのを覚えています。

上場企業の面接にあたってはそれこそダメモトで一発狙いの学生も少なくなかった印象です。

当時は売り手市場といわれたバブル期

バブル終焉の平成元2年に就職活動をした同年代の友人たちも面接の際には

  • 残業がないこと
  • 給料体系が同業他社より優れていること
  • 福利厚生面でのメリットを面接官に言わせる

など、面接官が自社への就職のメリットを伝え面接に来た学生に気を使うような

そんな話をよく聞きました。

実際に僕も面接の際残業があるなら先に言ってください。この場で失礼します。

といってから面接を受けていた。最近だとありえない話でしょうね。

就職はしましたが、今となっては

実際、僕は長年勤めた会社を退社し、会社そのものも売却され、当時就職した同期も中年の管理職。

残った同世代は会社売却前から給料が目減りする一方。

ただただ、その精神的苦痛に耐える年月が過ぎるばかり。

若き日に夢見た成長企業の一員

そこから離れ中年ニートになる人も少なくない現代。

たとえ、自営業になろうが再就職できようが中年世代から見れば、物理的に年齢の若い20代のニートはうらやましくも見えるものです。

肉体の衰えというものは必ずつきまとう

中年になり、衰えた肉体で思考がネガティブになるときがある。

経験と忍耐を積み重ねた中年世代は若者が陥るネガティブよりもっと深く落ち込むことも少なくない。

せめて年齢さえ若ければ…。

職をなくした中高年は大学卒業当時よりも厳しい現代の就職戦線で面接に申し込む。

面接スキルそのものを持たない昭和終焉~平成初頭の面接ファイターたちは現代の若者ニートにもかなわないのです。

生活のために働かなければ…。

こういうタイミングでは本気でそう思えます。

働くことの意味がわからない

http://d.hatena.ne.jp/pha/20100905/1283631972

働くことの意味がわからないという言葉もよく見かけます。別にネガティブな内容ではないとおもいますが。

僕らの時代にも同じように思い、なんとなく働いてきましたが、今でも働く意味はわからないです。

ええ年こいたオッサンですがわからないです。

一度仕事をなくして生活のために働かなければ!

そう思ってもたまたま再就職してその環境に慣れれば

「なんとなく生活のために働く」

という感覚になっているものです。

働く意味なんて

なんとなくでいいんです。

納得して就職できるところなんて中年ニートには選ぶ権利すらない時代です。

なんとなく働きながらなんとなく未来を見つける。

誰のためでもなく

なんとなく自分のためなんですよね。きっと。

若いっていいなあ。

そう思う日がきますよ。

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