高周波数の耳鳴りがひどくいろいろネットで調べると放置はやばそうなので耳鼻科へ行ってきました。
耳鼻科で耳鳴りの原因と症状を話す
医者:どうされました?
自分:すいません、オーディオ好きすぎて音を聞きまくってたら耳鳴りが止まらなくなって。。
医者:どんな耳鳴りですか?
自分:はい、12KHzくらいの信号音が鳴り続ける感じです。
医者:(少し笑う オーディオという言葉に反応する医者)
自分:えへ((笑)
医者:じゃあちょっと検査しにあちらへどうぞ。
そういって、なんか耳の穴を覗く道具で鼓膜をチェック。
目視では問題なし。
測定へ
耳鼻科での聴力測定
小学校の時とか運転免許の更新なんかでみかけた聴力測定器を使って難聴になってないか?の検査をしました。
- 小さな防音室に閉じ込められて
- 密閉型のヘッドフォンをかぶせられます。
- そして右手にボタン
看護婦さんに
「音が聞こえてる間はボタンおしてくださいね」
といわれ、音に反応してボタンを押す。
聴力検査の音
ピー、ピー、ピーという感じで少し途切れながら信号音が出ます。
かなり小さい音量から鳴りだしてだんだん大きくなります。
「あ、1KHzあたりかな?」
「あ、2KHz来たうるさっ」
「あ8KHzくらいかな? オレの耳鳴り音より半オクターブ低いな」
などと、、
密室の中目を閉じて感じるのです。
で、測定後のグラフ見ると聞かされてた周波数が思った通りの周波数だったことに驚き。
1年間のオーディオ沼で我が耳が音の高低を正確に聞き取れるレベルにまで育っていた。
と同時に破綻して耳鳴り始まったんですけどね。
あらかじめどの周波数が鳴るのかも知らなかったけど普段スピーカーやアンプの特性をじっくり調べてると世にあふれる音の周波数がどれくらいかわかるようになるものです。
測定結果
で、測定結果ですが
この赤線に描いたような測定結果になりました。
聴力そのものは正常です。
こんな感じのオージオグラムでした。
※聴力検査の結果のこのような折れ線グラフをオージオグラムといいます。
超人的聴力です
医者:聴力そのものは何も問題ないですね。。というか地獄耳超えてますね。普通、難聴とか耳鳴りで治療来る人は4KHzあたりが落ち込むんで若干そういう気配はありますが、、。
とりあえず血行よくなるお薬出しておきますね。
ということでした。
子供の頃から異常に耳が良かったので当時と変わらないことを確認できました。
自分:先生、 僕の耳鳴りの周波数は12KHzあたりなんですけど、もうちょっと検査出来ないですかね?
医者:音楽何聞いてるの?
自分:JAZZとかオーディオ能力試すためにフルオーケストラとかですかね。
医者:(笑)
医者:とりあえず大好きなオーディオはしばらく我慢して有酸素運動してください。血行改善で治りますよ。
ということでした。
血行改善で治りますよ
この言葉に救われました。
1週間ほど前から耳鳴りが始まり、気にはなってたものの放置。周波数測定ばかりやっては大音量でいろんなアンプやスピーカー鳴らして好みの音に近づける。そんな変態的な趣味を続けていた。
やっといい音出るようになって、さあ音聞くのやめた音楽聴くか!と思い始めた矢先の耳鳴り発生。
このまま耳鳴り治らなかったら一生耳聞こえにくくなるのかな、、などと不安に包まれてました。
でも、
治りますよ
の一言で救われました。
40代前半で当時インスタグラムにハマりすぎてiPhoneいじりまくってやりすぎで視力を大幅に落としてしまった。それ以降カメラのファインダを覗くことがなくなりました。パソコン仕事もしんどくなりました。
40代後半になってやっとみつけた新しい趣味のオーディオ
またやりすぎで聴力まで落とすなんて悲しすぎるのでなんとか早く治したいものです。
ちなみに自分の場合10KHz超の音域の耳鳴りが発生するせいか、不思議なものでその倍音(※)にあたる2KHz~4KHzの特定の音程が聞こえた際に耳に激痛が走ります。ピアノの最高オクターブから下2オクターブあたりを強く打鍵するとキーン!と鼓膜に刺激が来る感じで痛いのです。(ピアノの最高周波数は4KH少し超えるくらい)
※倍音とは=ドレミファソラシドをピアノなどの楽器で弾いて測定すると数オクターブ分の音が出てるのがわかります。その音程に合わせた打鍵部前後(高低)の階調(オクターブ)で周波数が立ち上がるのを倍音といいます。ややこしいので割愛します)
耳鳴りの原因
自分の場合は耳鳴りの原因になりうることが特定できています。
- 極度の運動不足:(この1年ほぼ寝転がって生活していた)
- 継続的な大音量(オーディオにハマって毎日12時間以上大音量で音楽聞いてた)
これが耳鳴りの原因です。
ネットではよく仕事のストレスなど生活上の心理的問題が原因になる耳鳴りがあるといわれてますが、昔そういうのなった時は低音の耳鳴りがしたので今回のは心理的要素はゼロと特定しています。
今回の自分の耳鳴りは明らかに10KHzを超えた帯域の信号音が鳴り続けてます。
※周波数テスト とYouTubeで検索すればどの周波数が自分の耳鳴り音とマッチするかすぐに測定できますよ。
軽度の耳鳴りは処方箋(薬)で治ります
今回もらったお薬一覧
アデホスコーワ顆粒
脳の血液の流れを良くする薬です。耳の障害からくるめまいを改善するお薬です。
と薬局の説明。
もうひとつ、
メチコバール錠
末梢性神経障害を改善するお薬です。
と説明に有り。
薬のことはよくわかりませんが、どれも
血行を良くするのを促進する薬といったとこでしょう。
有酸素運動も忘れずに
お医者さんからのアドバイスで、運動不足も大いに耳鳴りに関係してると思えるので有酸素運動で血行促進に勤めてくださいとのことです。
今日からオーディオやめて耳治します。
大音量で聴くのはしばらくやめます。
一日一曲、いや5曲くらいかな、、。
よくえらんで聴きたい曲を小音量で聴くようにします。
そして毎朝散歩します。
軽いストレッチも。
そんな感じで適度の有酸素運動しながら耳鳴りからの回復に向かいたいと思います。
またオーディオで楽しみたいから全力で治します。
耳鳴りしてる方は可能な限り早く耳鼻科で検診してもらうようにしましょうね。
病は気から、
治ると思えば治るように行動するので治ります。
治します、
また治ったらここに結果書いておきます。