8年間ほど愛用しているデッキシューズ、パラブーツバースの白。
白い革靴を手入れするのに靴クリームの白やミンクオイルで手入れをしてきたのですが、さすがに8年も履き続けると黄ばみがひどくなります。
パラブーツ バースの手入れ(洗い方)自己流
夏だけのシーズン履きとはいえ8回もシーズンを超えるとソールもそこそこ削れて独特のパラゴムソールも硬化してきてます。
※右は新品のゴム底、左は履き続けたソール。(写真のホワイトバランス悪くて本来の白に見えないが太陽光の下では新品が真っ白で古い方は黄色い感じ)
靴クリームでの手入れでは革全体の黄ばみも取りにくいのでダメ元で思い切って水洗いに挑戦してみた。
パラブーツはもともとフランス海軍の正規デッキシューズだし、革の材質も海水や水に強い特殊な素材です。実際自分も国内外問わず海や雨の日をメインに履き続けていたけどとても頑丈で色の変化も少ない革素材のバース。
素材の実力は実際に履き続けてみてBarthの水への強さを実感しております。
じゃあ、いわゆるズック靴洗うような石鹸でゴシゴシ洗うとどうなるのか?
やってみた
白くなると有名な洗濯石鹸ウタマロでゴシゴシ水洗い
洗濯用固形石鹸のウタマロというのが近所の奥様たちの間で話題でした。
靴用ではないけど子どもたちの泥汚れしたスニーカーやズック靴を水洗いするのに重宝していると妻から聞く。
そして白い革靴であるパラブーツバースをおもいっきり水洗いしてみた。
ウタマロとパラブーツ バース。水で濡らして泡立てます
こうやって履きこんだバースを見ると脚の外側の関節部分なんかの塗装?染料が剥がれている。こういうところは白くならないけど黄ばんだ泥汚れ部分は綺麗に洗い流せる。
元気なお子様がいる奥様方に大人気のマルセル ウタマロ。
ズックリンのような固形石鹸みたいで靴洗いの時は石鹸を直接靴にこすりつけるように泡立てる。
子供の頃から靴洗いが大好き。
この靴洗いタワシでパラブーツの革靴をゴシゴシ行きます。
ちなみに僕自身も革靴を水洗いするのはこれが初めて。
ちょっと不安、、。
ゴシゴシ
ゴシゴシ
水洗いでバシャバシャ
遠慮無く水と石鹸で洗い倒します。
バースはずっと裸足で履いてたので靴の中もブラシでゴシゴシ。
パラブーツのデッキシューズは裸足で履き続けても臭くならないこの世で最も珍しい靴です。
(体質にもよるけど)
白い染料が剥がれた部分以外はなんとなく白くなった感じ。(デジカメのホワイトバランスがマッチしてないので黄色く見えますが、、)
洗い上がったデッキシューズをベランダで陰干しすること一昼夜。
仕上がりは思った以上に真っ白で綺麗
子供の布製ズック靴を石鹸で丸洗いしたかのような出来栄えです。
白い!
この乾いた革にミンクオイルをなじませて革に栄養与えれば新品時のような潤いと白さを復活させることが出来ます。
一応白い革靴クリームも使いましたが、この洗いたてのしろさと大きな変化はなかったです。
今日7年ぶりに買ってきたネイビーのバースと比べると
靴紐はさすがにスエード部分が年季はいった色になってるけど白革部分はネイビーの紐の白とくらべても悪くない白さに復活。
ビームスで購入したけど店員さんもこの7年もの見て白さに感動してたくらいなんでかなり白いはず。
8年はいた白いデッキシューズもまだまだ現役で履き続けられそうです。
ドル円レートで23000円~27000円程度で値動きするパラブーツのバースですが、夏用のデッキシューズと割りきって履けば5年どころか8年でも10年でも持ちそうです。
サイズ選びはネットではわかりにくいですが普段26cmか26.5cmのスニーカーを買う自分の場合サイズ7(25cm)を着用してます。
個人的な足の形は幅広の甲高で日本人らしい形状です。
わかりやすく言うと、コンバースのオールスターなら26.5cmを履いてつま先を1cm~1.5cm余らせる。横幅が狭いコンバースのサイド面で密着感を維持して足先は通気性確保で履く感じ。
なので実際の脚のサイズは25.5cmなんだけど、裸足で臭くならないように通気性考えた選び方をするとパラブーツ以外は26や26.5を選ぶことが多い。
裸足で履き続けたいデッキシューズ
スリップオンで近所のコンビニまで行くときも下手なサンダルより履きやすいし何より馴染んだ時の履き心地はパラブーツならではの爽快感。
いやあ、バースは本当にコスパが高い素晴らしい耐久性を持つデッキシューズ。
さすが軍用で採用されただけのことはあるなあと実感する履き始めて8年目の夏です。
定番の白デッキシューズ。
愛用した者だけが感じる愛着です。
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