部屋の都合でミニコンポSC-PMX9Sの置き場所が理想的ではない。
スピーカーが壁際ギリギリに設置せざるを得ないため音楽聞く時に音量上げると低音と中音が微妙にかぶりすぎてこもった音になる時がある。(聞く音楽次第だけど)
で、音をクリアかつ芯のあるもににしたいならスピーカーの設置に一手間加えるといいとよく言われる。
スピーカーをじかに床へ置いたりするのではなく脚をつけたりインシュレーターを噛ませて地面との振動関係を改善する方法が主流だ。
手頃にスピーカー設置を理想に近づけるインシュレーター
スピーカー本体にも接地面への振動を逃したり接地面からの免震を考慮した「脚」はついている。
SC-PMXの場合この脚がけっこういいのがついていて先端が尖ったタイプのものがついてる。しかしながら我が家のスピーカー設置場所はピアノのキャビネットの上で、スピーカーの奥行きサイズに対して接地面が不足するので脚がピアノ天板の上に乗り切らない。
なので、設置方法に幅が広がるインシュレーターを噛ませて接地面の狭さに対応させてみた。
購入したのはオーディオテクニカのハイブリッドインシュレーター。真鍮製でコルクの接地面を持ついわゆるハイブリッドもの。
大きさはブックシェルフスピーカーにちょうどいい小ぶりなもの。
手に取るとずっしりとした重みがある。
問題のピアノ天板にインシュレーターを設置。
これでも壁ピッタリにスピーカーが近づいてしまうが、、。
足元はインシュレーター無しの時よりも下の床から距離を保てている。
音質に変化はあるのか
今回ミニコンポをリビングに導入してからインシュレーター、スピーカーケーブル、USBパワーコンディショナーという外部アイテムを追加してみたが、その中でもこのインシュレーターによる音響の変化はわかりやすく大きい物になった。
というのもスピーカーを壁際限界に置いていることもあり背面の壁、横方向にある壁の反響音が非常に苦しい状態のスピーカー回りという環境。
なのでスピーカー直下の板面も振動の影響を受けやすい。せめて足元の振動だけでも抑えるインシュレーターによってスピーカー本体から出る音はより輪郭のあるわかりやすいものになった。音量を今までより更に上げても反響音の影響を受けにくくなったのか聞き取りやすくクリアな低音、クリアな中音、伸びのある高音域を体感出来た。
インシュレーターの効果はまゆつばもんだけど、スピーカー設置環境によっては恐ろしく効果的な場合もあるので「音がこもるなあ」という方にはオススメアイテムです。
買ったあとに気づいたけど、こっちのモデルのほうがすべり止め付いてるんで安定感もありそう。
欲しい。。
買った。。