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暖房器具の電気代高い?オイルヒーターやエアコンなど比較

暖房器具の電気代高い?オイルヒーターやエアコンなど比較

冬の光熱費が気になる方へ。暖房器具は種類によって電気代や燃料代が大きく異なります。

この記事では、家庭でよく使われる9種類の暖房器具について、1時間・12時間・24時間・1ヶ月あたりの料金を比較します。


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暖房器具9種類の電気代・燃料代比較表

まずは、各暖房器具にかかるコストを一覧で確認しましょう。

電気料金は31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算しています。

1時間あたりの料金比較

暖房器具 消費電力(目安) 1時間あたりの料金
電気毛布 30〜100W 約0.9〜3.1円
こたつ 80〜160W(弱〜強) 約2.5〜5.0円
ホットカーペット(2畳) 200〜320W 約6.2〜9.9円
エアコン(6〜10畳) 110〜1,200W 約3.4〜37.2円
電気ストーブ(カーボン) 450〜900W 約14.0〜27.9円
セラミックファンヒーター 600〜1,200W 約18.6〜37.2円
オイルヒーター 500〜1,500W 約15.5〜46.5円
ガスストーブ 電気代+ガス代 約12〜50円(都市ガス)
石油ストーブ 電気代+灯油代 約8〜32円

電気毛布やこたつのような「局所暖房」タイプは、1時間あたり数円で済むのが大きな特徴です。

一方、部屋全体を暖めるオイルヒーターやセラミックファンヒーターは消費電力が大きく、長時間使用すると電気代がかさみます。

エアコンは変動幅が大きいですが、設定温度に達すると消費電力が下がるため、実際の平均コストは表の中間あたりになることが多いです。


12時間あたりの料金比較

暖房器具 12時間あたりの料金
電気毛布 約11〜37円
こたつ 約30〜60円
ホットカーペット(2畳) 約74〜119円
エアコン(6〜10畳) 約41〜446円
電気ストーブ(カーボン) 約168〜335円
セラミックファンヒーター 約223〜446円
オイルヒーター 約186〜558円
ガスストーブ(都市ガス) 約144〜600円
石油ストーブ 約96〜384円

12時間使用した場合、暖房器具の種類による差がはっきりと見えてきます。

電気毛布は12時間使っても40円以下で収まる一方、オイルヒーターを強で使い続けると500円を超えることもあります。

日中在宅ワークをする方や、長時間暖房を使う家庭では、この差が月額に大きく影響します。


24時間つけっぱなしの料金比較

暖房器具 24時間あたりの料金
電気毛布 約22〜74円
こたつ 約60〜120円
ホットカーペット(2畳) 約149〜238円
エアコン(6〜10畳) 約82〜893円
電気ストーブ(カーボン) 約336〜670円
セラミックファンヒーター 約446〜893円
オイルヒーター 約372〜1,116円
ガスストーブ(都市ガス) 約288〜1,200円
石油ストーブ 約192〜768円

24時間つけっぱなしは現実的ではない暖房器具も多いですが、参考値として掲載しました。

エアコンは実験データによると、6畳の部屋で冷房24時間つけっぱなしの場合は約127円、暖房の場合は約284円という結果があります。

暖房は外気温との差が大きいため、冷房の2倍以上の電力を消費する傾向があります。


1ヶ月の料金目安(1日8時間使用の場合)

暖房器具 1ヶ月あたりの料金目安
電気毛布 約216〜744円
こたつ 約600〜1,200円
ホットカーペット(2畳) 約1,488〜2,381円
エアコン(6〜10畳) 約816〜8,928円
電気ストーブ(カーボン) 約3,348〜6,696円
セラミックファンヒーター 約4,464〜8,928円
オイルヒーター 約3,720〜11,160円
ガスストーブ(都市ガス) 約2,880〜12,000円
石油ストーブ(灯油代込み) 約1,800〜7,700円

1日8時間、30日間使用した場合の目安料金です。電気毛布なら1ヶ月1,000円以下で済む一方、オイルヒーターやセラミックファンヒーターを毎日使うと1万円近くかかるケースもあります。

ただし、これは単体で使用した場合の計算です。複数の暖房器具を組み合わせて使うことで、トータルコストを抑えられる場合があります。


暖房器具別の特徴と電気代の詳細

エアコン

エアコンは部屋全体を暖められる暖房器具の中で、実は最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。

消費電力と電気代の目安(6〜10畳用)

運転状態 消費電力 1時間あたりの電気代
起動時(最大出力) 1,000〜1,500W 約31〜46円
安定時 100〜500W 約3〜15円
平均的な使用 400〜600W 約12〜19円

エアコンは「ヒートポンプ」という仕組みで熱を移動させるため、使った電気以上の暖房効果を得られます。起動時は電力を多く消費しますが、設定温度に達すると消費電力が大幅に下がるのが特徴です。

30分程度の短時間外出ならつけっぱなしの方が、頻繁にオン・オフを繰り返すよりも電気代を抑えられます。実験によると、30分ごとにオン・オフを繰り返した場合より、つけっぱなしの方が消費電力量は少なくなりました。1時間以上の外出時は電源を切った方がお得です。

エアコンの電気代を節約するポイントは以下の通りです。

設定温度を1℃下げると約10%の省エネになります。環境省が推奨する暖房時の設定温度は20℃ですが、多くの家庭では22〜25℃に設定されています。

風向きを下向きにして暖かい空気を循環させること、フィルターを定期的に掃除することも効果的です。


ホットカーペット

ホットカーペットは足元から暖をとれる経済的な暖房器具です。

サイズ別の消費電力と電気代

サイズ 消費電力 1時間あたりの電気代
1畳 130〜180W 約4〜5.6円
2畳 200〜320W 約6〜10円
3畳 300〜420W 約9〜13円

ホットカーペットは暖める面積を選択できる機能を持つ製品が多く、使用していない部分をオフにすることで電気代を節約できます。

断熱マットを下に敷くと、床からの冷気を遮断して暖房効率が上がります。

ただし、部屋全体を暖める力はないため、エアコンとの併用がおすすめです。

ホットカーペットで足元を暖めながら、エアコンの設定温度を数度下げることで、快適さを保ちながら電気代を抑えられます。


電気毛布

電気毛布は暖房器具の中で最も電気代が安いアイテムです。

サイズ別の消費電力と電気代

サイズ 消費電力 1時間あたりの電気代
シングル 40〜50W 約1.2〜1.5円
セミダブル 50〜60W 約1.5〜1.9円
ダブル 60〜100W 約1.9〜3.1円

24時間つけっぱなしにしても数十円程度で、消し忘れても家計への影響は軽微です。

就寝時の使用がメインですが、ひざ掛けタイプなら日中のデスクワーク時にも活用できます。

ただし、1人1枚使うものなので、家族が多い場合は全員分の電気代を合計すると、こたつの方がお得になることもあります。

また、長時間直接肌に触れていると低温やけどのリスクがあるため、就寝時はタイマー機能の活用がおすすめです。


こたつ

こたつは日本の冬の定番暖房器具で、電気代の安さも魅力です。

ヒーター種類別の消費電力と電気代

ヒーター種類 消費電力(弱〜強) 1時間あたりの電気代
石英管ヒーター 100〜200W 約3〜6円
ハロゲンヒーター 160〜330W 約5〜10円
フラットカーボンヒーター 80〜130W 約2.5〜4円

こたつは布団で密閉された空間だけを暖めるため、効率よく暖を取れます。

こたつメーカーの実験によると、最大600Wのハロゲンヒーターを5時間運転した場合、1時間あたりの平均消費電力は約180Whとなり、実質的な電気代は1時間約5〜6円程度まで下がります。

こたつの電気代を抑えるコツは、敷布団と掛け布団の両方を使って保温性を高めることです。

設定温度を「中」や「弱」にしても十分暖かく感じられることが多いです。

家族で一緒に入れば、一人あたりの電気代はさらに安くなります。


電気ストーブ(カーボンヒーター・ハロゲンヒーター)

[山善] 遠赤外線 カーボンヒーター (900W/450W 2段階切替) 自動首振り機能付

電気ストーブは種類によって電気代が異なります。

種類別の消費電力と電気代

種類 消費電力 1時間あたりの電気代
カーボンヒーター(弱) 450W 約14円
カーボンヒーター(強) 900W 約28円
ハロゲンヒーター(弱) 400〜800W 約12〜25円
ハロゲンヒーター(強) 1,000〜1,200W 約31〜37円

カーボンヒーターは遠赤外線を多く放射するため、同じ消費電力でもハロゲンヒーターより体の芯まで暖まりやすい特徴があります。

一方、ハロゲンヒーターは立ち上がりが早く、短時間で暖を取りたい場合に向いています。

電気ストーブは部屋全体を暖めるには不向きですが、脱衣所やトイレなど狭い空間や、デスク下の足元暖房には最適です。

使う場所と時間を限定することで、電気代を効果的に抑えられます。


セラミックファンヒーター

シャープ 加湿 セラミックヒーター HX-TK12-W

セラミックファンヒーターは温風ですばやく暖められる反面、電気代は高めです。

消費電力と電気代の目安

設定 消費電力 1時間あたりの電気代
550〜700W 約17〜22円
1,100〜1,200W 約34〜37円

セラミックファンヒーターは電源を入れるとすぐに温風が出るため、朝の身支度や帰宅直後など、すぐに暖まりたい場面で重宝します。コンパクトで持ち運びやすいモデルが多いのも利点です。

ただし、長時間使用には向いていません。1ヶ月間毎日8時間使うと電気代が8,000円を超えることもあります。

脱衣所で着替える数分間だけ使う、エアコンが効くまでの補助暖房として使うなど、短時間・スポット的な使い方がおすすめです。


オイルヒーター

 

デロンギ オイルヒーター

オイルヒーターは風を出さずにじんわり暖める暖房器具です。

消費電力と電気代の目安

設定 消費電力 1時間あたりの電気代
500〜600W 約15〜19円
900W 約28円
1,200〜1,500W 約37〜47円

オイルヒーターは本体内部のオイルを温め、その熱をゆっくり放射して部屋全体を暖めます。

温風が出ないため、空気が乾燥しにくく、ホコリを巻き上げません。音も静かで、子供部屋や寝室に向いています。

デメリットは暖まるまでに時間がかかることと、電気代が高いことです。

断熱性の高い住宅でないと暖房効果を発揮しにくいため、古い木造住宅には不向きです。

タイマー機能を使って就寝前や起床前から運転を開始し、効率的に使うことが大切です。


ガスストーブ(ガスファンヒーター)

ガスストーブは電気とガスの両方を使う暖房器具です。

1時間あたりのコスト

項目 都市ガス プロパンガス
電気代 約0.5〜1円 約0.5〜1円
ガス代 約12〜42円 約30〜70円
合計 約12〜43円 約30〜71円

ガスファンヒーターは、大阪ガスの試算によると燃費の目安は1時間あたり約12円です。

これは室温が安定した状態での数値なので、立ち上げ時や寒い日はもう少しコストがかかります。

ガスストーブの最大の魅力はパワフルな暖房能力と速暖性です。

スイッチを入れて数秒で温風が出始め、すぐに部屋が暖まります。

また、燃焼時に水蒸気が発生するため、エアコンほど乾燥しません。

注意点として、プロパンガスを使う場合は都市ガスの約1.5〜2倍のコストがかかります。

また、1時間に1〜2回の換気が必要で、ガス栓のない部屋では使用できません。


石油ストーブ(石油ファンヒーター)

石油ストーブは灯油を燃料とする暖房器具で、電気代は非常に安いですが、灯油代がかかります。

石油ファンヒーターの1時間あたりのコスト

項目 金額
電気代 約0.3〜1円
灯油代(弱運転) 約7〜8円
灯油代(強運転) 約28〜41円
合計(弱〜強) 約8〜42円

灯油価格は2024年12月時点で1リットルあたり約117円前後です。

石油ファンヒーターは火力調節幅が広いため、部屋が暖まったら弱運転に切り替えることで燃料消費を大幅に抑えられます。

石油ストーブ(ファンなしタイプ)は電源不要で乾電池だけで動くため、停電時の備えとしても優秀です。上部で調理ができる点も魅力です。

ただし、火力調節幅が狭いため、石油ファンヒーターと比べると燃費効率はやや劣ります。

いずれのタイプも換気が必須で、給油の手間がかかる点はデメリットです。

灯油の保管場所も必要になります。


電気代が安い暖房器具ランキング

暖房器具の電気代ランキング やすいのはこれ!

1時間あたりのコストが安い順にランキングすると以下のようになります。

第1位:電気毛布(約0.9〜3.1円) 圧倒的に安い電気代が魅力。就寝時や在宅ワーク時のひざ掛けとして活躍します。

第2位:こたつ(約2.5〜5円) 家族で使えば一人あたりのコストはさらに低下。頭寒足熱で快適に過ごせます。

第3位:ホットカーペット(約6〜10円) 足元の冷えに効果的。エアコンとの併用で暖房効率がアップします。

第4位:エアコン(平均約12〜19円) 部屋全体を暖められる暖房器具の中では最も経済的。長時間使用に向いています。

第5位:石油ファンヒーター(約8〜42円) パワフルで速暖性が高い。灯油価格次第でコストが変動します。

第6位:ガスファンヒーター(約12〜50円) 速暖性と暖房能力に優れる。都市ガス利用なら比較的経済的です。

第7位:電気ストーブ(約14〜37円) スポット暖房として優秀。長時間使用には不向きです。

第8位:セラミックファンヒーター(約17〜37円) 速暖性は高いが電気代も高め。短時間使用がおすすめです。

第9位:オイルヒーター(約15〜47円) 静かで乾燥しにくいが、電気代は最も高い部類に入ります。


暖房器具の賢い選び方と節約術

使用シーン別のおすすめ暖房器具

リビングで家族と過ごす場合 エアコン+こたつ、またはエアコン+ホットカーペットの組み合わせがおすすめです。エアコンで部屋全体を暖め、足元をこたつやホットカーペットで補強することで、エアコンの設定温度を下げても快適に過ごせます。

一人暮らし・自室で過ごす場合 こたつや電気毛布など、局所暖房を中心に使うとコストを抑えられます。部屋が狭ければ、エアコンだけでも十分な場合が多いです。

脱衣所やトイレ セラミックファンヒーターやカーボンヒーターが適しています。滞在時間が短いので、1時間あたりの電気代が高くても大きな負担にはなりません。

寝室 オイルヒーターは音が静かで乾燥しにくいため寝室向きですが、電気代が気になる方は電気毛布とエアコンの組み合わせがおすすめです。就寝前にエアコンで部屋を暖め、就寝時は電気毛布に切り替えると経済的です。

暖房費を節約する5つのポイント

1. 暖房器具を組み合わせて使う エアコンとこたつを併用する、ガスファンヒーターで素早く暖めてからエアコンに切り替えるなど、それぞれの長所を活かした使い方が効果的です。

2. 設定温度を見直す エアコンの設定温度を1℃下げると約10%の省エネになります。こたつやホットカーペットで足元を暖めれば、エアコンの設定温度を下げても寒さを感じにくくなります。

3. 窓の断熱対策を行う 窓からの熱損失は大きいため、断熱シートや厚手のカーテンを活用しましょう。ドアの隙間から入る冷気を防ぐことも効果的です。

4. サーキュレーターで空気を循環させる 暖かい空気は上にたまりやすいため、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると、効率的に部屋全体を暖められます。

5. フィルターをこまめに掃除する エアコンやファンヒーターのフィルターが汚れていると暖房効率が下がり、消費電力が増えます。定期的な掃除を心がけましょう。

 

電気代を安く抑えるヒント

電力会社を選び直すことで電気代を安くすることもできます。

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よくある質問

Q. エアコンはつけっぱなしの方が安いって本当? 30分程度の短時間外出ならつけっぱなしの方が電気代を抑えられます。エアコンは起動時に最も電力を消費するため、頻繁なオン・オフは逆効果です。ただし、1時間以上の外出や就寝時は電源を切った方がお得です。

Q. 古いエアコンは買い替えた方がいい? 10年以上前のエアコンと最新機種を比較すると、消費電力量に約15%以上の差があるとされています。古いエアコンを長時間使い続けるなら、省エネ性能の高い最新機種への買い替えを検討する価値があります。

Q. オール電化住宅におすすめの暖房器具は? エアコン、こたつ、ホットカーペット、電気毛布など、電気のみで動く暖房器具がおすすめです。夜間電力が安いプランを契約している場合は、蓄熱暖房も選択肢になります。

Q. プロパンガスでガスファンヒーターを使うと高い? はい。プロパンガスは都市ガスの約1.5〜2倍の料金がかかることが多いため、ガスファンヒーターのランニングコストも高くなります。プロパンガス地域にお住まいの方は、エアコンや石油ファンヒーターの方が経済的な場合があります。


まとめ

暖房器具の電気代は、種類によって大きく異なります。

電気代だけで見ると、電気毛布やこたつなどの局所暖房タイプが圧倒的に安く、1ヶ月使っても1,000円程度で済みます。

部屋全体を暖める暖房器具の中では、エアコンが最も経済的です。

ただし、安さだけで選ぶのではなく、暖房能力・速暖性・使い勝手・安全性なども考慮することが大切です。

リビングはエアコン、足元はホットカーペット、脱衣所はセラミックファンヒーター、寝室は電気毛布というように、場所や目的に応じて暖房器具を使い分けることで、快適さと節約を両立できます。

この冬は、あなたのライフスタイルに合った暖房器具を選んで、暖かく経済的に過ごしましょう。

 

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