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SONY SS-5050Ⅱのレビュー|昭和システムコンポはいい音してたんやね

SS-4050があまりにもいい音なので、

SONY SS-4050という1970年代ヴィンテージMADE IN JAPANスピーカーのレビュー
先日GETしたPioneerのPAX-A20のエンクロージャー探しでハードオフへ行ったら、よさげな大きさの箱を発見。それがこのスピーカーSONY SS-4050スピーカー置く場所の無い4畳半の部屋ですが25センチウーファーのスピーカーを追加...

その上級機のSS-5050に興味が、、

 

30センチ3ウェイのSS-5050いいな、、と探してると、たまたまヤフオクに出てきた。

これまた激安で誰の目にもついてない様子。

ということで、若干バトったが、安く勝ち取りました。ラッキー

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SONY SS-5050/Ⅱとは 50年前の30センチ3ウェイ

CARBOCONを振動板に採用した3ウェイスピーカーシステム。

低域には30cmのコーン型ユニットを採用しています。
炭素繊維を混抄したCARBOCONを採用しており、高剛性でありながら、共振鋭度が低く、分割振動や高域限界周波数における耳障りなピーク音を減少させ、広帯域化を可能としています。
また、50mmのボビンにボイスコイルを巻き、耐熱処理を施したことで耐入力を向上しています。さらに、磁気回路には直径120mmのマグネットを使用した低歪率磁気回路を採用し11,000gaussの空隙磁束密度を得ています。

中域には3.5cmのドーム型ユニットが採用されています。
振動板には、特殊繊維に粘弾性樹脂を混合し、成形後に特殊ダンプ剤をコーティングしたドーム型振動板を採用しており、振動板自身のダンピング効果を向上しています。
磁気回路には直径110mmのマグネットを使用しており、空隙磁束密度は13,000gaussを得ています。

高域には2.5cmのドーム型ユニットが採用されています。
振動板に硬質アルミ合金箔を採用しています。また磁気回路には15,000gaussの高磁束密度を得ています。

歪発生を効果的に減少させる低歪磁気回路を採用しています。ロングトラベルボイスコイル駆動方式と相まって、低音域における大振幅時のリニアリティの向上と、中音域での電流歪を改善しています。

エッジに炭素繊維を放射状に混入することでロールエッジの変形と分割振動を抑えています。

SONY SS-5050IIの仕様 ソニー

 

Listen-V1のシステムアップコンポ スピーカー

昭和49年のシステムアップコンポ Listen-V1に組み合わせるスピーカーとして販売されていたモデルになります。

昭和のオーディオ評論家、長岡鉄男氏が著書の日本のオーディオ史において、Listen-V1、SS-5050を紹介するなど、音質には評価の高いモデルです。

 

システムコンポListen-V1に組み合わせるのがSS-5050Ⅱ、Listen-4000のセットアップ用に組み合わせるスピーカーがSS-4050だったようです。(最上級システムにListen-V1がありスピーカーはSS-5050が組み合わされた、V1は当時のSONYの最高峰といわれた組み合わせ。

システムListen-4000はプリメインアンプTA-4650などシステム組み合わせ合計額は当時の金額で28万円~41万円。

大卒初任給の平均が8万円だった時代、なかなかの価格の商品です。

ミニコンポが80年代に流行する前のシステムコンポですね。

1974年(昭和49年)の平均初任給は、概ね7万円台後半から8万円台前半でした。大卒男子の平均的な初任給は約7万8,700円から8万6,000円程度とされ、前年のオイルショックの影響で前年比20〜30%近い大幅な賃上げが行われた年だった。ちなみに現在一箱600円のセブンスター(タバコ)の価格は150円だった時代。

現在の大卒初任給平均が24万円くらいなので、現代に換算すると84万円~123万円程度のシステムコンポという価値観でございます。スピーカーS-4050ペアなら216,000円(税抜き)程度になる計算。

 

 

 

そんな昭和の憧れ高級システムアップコンポのスピーカーを安く手に入れました。

SS-4050のツイーター同様、SS-5050Ⅱにも磁力バカツヨなユニットがスコーカーとして搭載されています。

30センチ3ウェイ密閉型で比較してみた

これ買うとき、ちょうどDIATONEのDS-35Bが同じように格安で取り残されていた。

これも間違いなくいい音するのが見てわかるので、悩んだけど、DIATONEってエッジ固まってややこしそうなので、SONYにした。

 

SS-4050もSS5050も、ゴムエッジは50年たってもしなやかで柔らかい。

性能を100年くらい維持しそうなユニットなのでSONYにした。

 

一応、当時のオーディオ黄金期を象徴する、各社のこだわりが詰まった名機の比較表も作った

30センチ3ウェイ密閉型スピーカー比較

どれもペア価格は当時の大卒初任給(8万円)の1.5ヶ月分から2ヶ月分で手が届くくらいのブルジョアな製品です。僕はまだ幼稚園児だったので、こられのシスコンの高級スピーカーは親とか2世代くらい先輩方で余裕のある方が購入してたようですね。

項目 SONY SS-5050 Pioneer CS-755 VICTOR SX-7 DIATONE DS-35B YAMAHA NS-1000M
発売年(頃) 1974年 1977年 1973年 1976年 1974年
当時の価格(1台) 52,000円 69,800円 79,000円 53,000円 108,000円
構成 3ウェイ・密閉 3ウェイ・密閉 3ウェイ・密閉 3ウェイ・密閉 3ウェイ・密閉
ウーファー 30cmコーン型
(炭素繊維混)
30cmコーン型 30cmコーン型
(クルトミューラー)
30cmコーン型 30cmコーン型
ミッドレンジ 3.5cmドーム型 6.5cmドーム型
(ベリリウム)
7.5cmソフトドーム 10cmコーン型 8.8cmドーム型
(ベリリウム)
トゥイーター 2.5cmドーム型 2.5cmドーム型
(ベリリウム)
3cmソフトドーム 3cmドーム型 3.0cmドーム型
(ベリリウム)
再生周波数帯域 40Hz~20kHz 30Hz~40kHz 25Hz~20kHz 35Hz~20kHz 40Hz~20kHz
出力音圧レベル 91dB/W/m 90dB/W/m 88dB/W/m 91dB/W/m 90dB/W/m
インピーダンス 6.3Ω
最大入力 80W 100W 100W 80W 100W
クロスオーバー 1.5kHz, 10kHz 650Hz, 5.5kHz 500Hz, 5kHz 800Hz, 5kHz 500Hz, 6kHz
外形寸法(幅x高x奥) 365x630x318 mm 375x665x315 mm 355x635x322 mm 365x655x321 mm 375x675x326 mm
重量(1台) 20.0kg 26.0kg 25.0kg 21.0kg 31.0kg

 

うちで使えるサイズは30センチクラスが最大です

家における最大マックスのサイズがこれ

365x650x340 mm くらいまで

重さ 20Kgまで

じぶんが60代、70代になってもヤフオクに出品できる重さを考えると、オーディオ機器の重さ20Kgまでに限定しています。なので、過去に買った20Kg超の製品は一旦全部整理した。狭い集合住宅で老後も考慮したシステム構築です。

 

なのでSS-4050は本当にハンドリングしやすく、音も最高に好みなので打ち止めでいいと思った。

けど、やっぱり30センチの低音がいい。

30センチのウーファーは小音量でも余裕で40Hzの音聞こえるし、少し音量上げれば30Hzも完全に聞こえる。しかし、25センチウーファーではかなり音量上げないと30Hzがしっかり聞こえない。

オーケストラ聴くのにこの差は大きい。集合住宅で大きすぎる音は出せないので、普通に近所迷惑に鳴らない音量で最低30Hzから可聴帯域にいれるには30センチウーファーがいい。

しかも密閉式なのでかなり深いところまでクッキリ聞こえるからSS-5050はとても魅力的なのです。

 

音質のレビューはこちら

404 NOT FOUND | いろいろブログ
個人による雑感レビュー評価などいろいろブログ

 

で。思わず追加で買ってしまった次第です。

SS-5050/Ⅱが届いたのでレビュー

落札して翌々日の朝、早速届きました。

すごい良いサイズの段ボール箱に入ってる。これ、あとで使おう。

 

本体20Kgあるので、横に倒して引きずり出します。

 

エンクロージャーの角がダメージあるけど、これは手持ちの木工パテですぐに直せるので、気にしない。

パテ塗って、少し削って、木工マニキュアで色塗ればきれいになると思う。

 

SS-4050とサイズを比較

カメラのレンズの歪曲もあるけど、こうやって見ると、結構サイズが違うのね

 

30センチウーファー搭載3ウェイのエンクロージャーと、25センチ2ウェイのエンクロージャーの大きさ

 

見た目のデザインはまったく同じ

ツイーター分にはクロスに保護シールドみないなのがある。

クロムハーツのクロス模様みたいで見る人によってはかっこいいデザインかも。

自分はあんまり好みではないが、、w

 

サランネット、

初代SS4050,SS5050は茶色っぽい色のサランネット。

SS5050Ⅱは白っぽいカラーのサランネットに変更されています。

 

サランネットの骨組みはSS4050同様、木枠にアルミサッシが組み込まれた上質なもの。

取り付け部のピンは折れにくいように。自由に動くような細かい芸が施されています。

がしかし!

これ、そのピンが折れてた

残念。

スピーカー上部のピンが折れてたので、取り付けにくいから、あとで下部のピンを付け替えて交換しようと思う。

 

早速音を聴いてみたい。

どんな音なんだろう?

4050であの生々しいサウンドなので、5050には期待が膨らむ

 

鳴らした感想 音質のレビュー

自室での音響テストや分解なしで、いきなりリビングの特等席へ設置した。

音は、、、

うん、4050と同じ雰囲気でJBL4311Aと同じくらい深い低音が聞こえやすい。

がしかし、なんだかキレイめな音に聞こえる。

アッテネーターはMID HIGHともにNORMAL位置にしていろんな曲を聴くが、なんだかキレイめの音で、現代風のサウンドに聞こえる楽曲もある。

50年代60年代録音古いJAZZはJBL4311Aと同じような音質。期待通り。かなり生々しいシンバルの金属音とテナーサックスの破裂音が楽しめる。

80年代録音のオーケストラはSS4050、JBL4311Aを凌ぐ低音の深さが迫力を増大してくれる。しかもキレイめな澄んだ高音が出やすいみたいなので、全体的にスッキリサウンド。

 

なんか違うんよね。。

SS-4050みたいな、楽器音が生々しい、半端なく生々しい音がいいんだけど。。

 

音源はどちらもiPhoneからAppleMusicをBluetoothで送信

コーデックはSBCで、最低レベルのもので使ってる。

今はこの組み合わせが良い感じに聞こえやすくて最近ハマってる鳴らし方です。

 

アッテネーターをグリグリ回して、いろんな音質を試す。

左右ともスコーカーに若干ガリがあった。

50年も経過してるので、あたりまえか、と思ったけど、ガリも「シャリっ」と一瞬鳴る程度。

JBL4312などのようにジャリジャリっ!ガリガリ!みたいなのは出ない、

SONYのガリは上品ですw

 

グリグリ回したらその、上品なガリも失くなった。

やっぱ密閉型ってバスレフと違って無段階抵抗のアッテネーターでも劣化少ないんかも。

 

アッテネーター全開、

アッテネーター全閉

いろいろ試して聞きまくった。

 

 

30センチウーファー搭載でも高音上げすぎると重心の低いスカスカサウンドになってしまう。

金管楽器の金属音がしっかり生々しく録音されている50年代60年代録音のJAZZ

こういうの聴くならアッテネーターはノーマル位置か、それより抑えめにしたほうが生々しいJAZZのサウンドが聞こえる。

というか、古いJAZZのサウンドが生々しいので、このスピーカーだけでJAZZ喫茶のマネごとできそうなくらいゴッツイ音してます。

すごいなこれ。

 

各ユニットの様子

これがすごい磁力を持つスコーカー

4050でも柔らかいエッジだったけど、こちらはもっと柔らかい

受け持つ周波数帯域が800Hzから8KHzまで、3オクターブ半くらいあるので、エッジもしなやかになってるんかな?

良い感じです。

 

8KHz以上を担当するツイーター

こちらもエッジが柔らかい

指で押して凹むくらいやわらかい

マグネットもフェライトで永久磁石だし、SONY SS4050 SS5050シリーズは50年経過しても性能劣化がない永久スピーカーなのかもしれません。

本当にすごいです。

 

ウーファーのエッジもSS4050と同じく、やわらかい、ウレタン(スポンジみたいなやつ)は経年劣化でボロボロになるから避けてるけど、ゴムエッジってどうなのかな?と思ってましたが、このカーボン材質混入したらしい特殊なゴムエッジは永久に朽ちることがないのかもしれません。

ホンマすごいです。

 

サランネットをつけた様子

キレイ、

こういう昭和の家具みたいな見た目が好きかも。

昭和54年55年のデザインや。。

ええなあ。

 

なんかこのクロムハーツみたいなツイーターのガードも見慣れるとかっこいいかもw

 

とりあえず、分解はあとにして

サランネットの上部のピンが折れたままだと取り付け取り外しがしにくいので

下部のピンを交換しておく

 

50年経過した部品なので気を使うけど

案外普通に扱って大丈夫だった。

SONYってすごいね。

 

分解はまた今度することにして、気になるスコーカー

035D 002

i-502-528-21

 

SS-4050のツイーターと同じゴッツイ磁石のユニットです。

 

MADE IN JAPAN

すべての部品、ユニットが日本製の時代の製品です。

嬉しい

 

SS-4050同様に、密閉型ならではの50年経過してもエンクロージャーの中が清潔。

バスレフではこうはいかないですよね。

密閉型は古くても中が清潔なのでありがたい。

システムアップコンポのスピーカーなので現代価格にして120万円相当のシステムだから、そうそう雑に扱う人もいないでしょ。

だからListen付属のスピーカーはSS4050,SS-5050ともに、きれいなスピーカーが多いんだと思う

 

内部を写真とってみると

エンクロージャー内の角にはすべて補強がはいってる。カタログ見てると、この補強は空気の漏れを徹底的に防ぐためという理由もあるそうです。アコースティックダンパーと言われる密閉式のエンクロージャーはウーファー部のダンピングを俊敏にする構造になってるそうです。

昭和の密閉式、かっこいいです。

吸音材はグラスウールにガーゼカバーでSS-4050同様に当時のメイドインジャパンらしく「クソ丁寧」な作りです。雑に吸音材をぎゅうぎゅうに詰め込んだものと違い、音作りへの気遣いを感じますね。

 

アッテネーターの近くにアッテネーター発と思わしき汚れが?

なんだろうこれ?

まあ、いいけど

 

驚きのユニット

ウーファーのセンターキャップ。

よく見るとメッシュ生地みたいなのになってて。

 

指で軽く押し込んでみると、

ふわっと戻って来るー

 

なにこれ?

感動したわ。

 

押しすぎ注意

こんな繊細なセンターキャップつけてるユニット始めてみた。

タンノイのコアキシャルのモニターゴールド?とかこんなメッシュだったような。

それとは違う、このウーファー部のメッシュ生地は耳を近づけると、音楽の息遣いがグングン聞こえてくるタイプのメッシュ素材になってます。

かっこええ。

 

それぞれのユニットはクロス形状のガードがあるので、掃除もお手軽です。

 

すごいスピーカーと出会えました。

 

JBL4312とか中古で高いから、手頃な価格で同じような音を手に入れたい人にはかなりおすすめかもです。

個人的にはJBL4311Aが一番いい音だと思ってるのですが、このSONY SS-5050ⅡとSS-4050、どれも「わりと似た音質に聞こえるジャンルが多い」ので、すごいお宝発見したなと思ってます。

送料6000円だったけど、本体2,330円やからね。

SS-4050,SS-5050など、キレイな個体が多い印象なので安いうちにGETしておくといいかも。

 

SS-5050/ⅡとSS-4050 JBL4311Aの細かい音質の比較とレビューはこちら

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