これ以前はわからなかったけどオーディオライフで耳が成長したので今だとはっきりわかる。
Airplayのほうが圧倒的に高音質です。
Bluetoothはいくつかの規格があるけど、どの規格でもデータ転送の際に圧縮されて音のデータがけっこう損失してると感じる。
オーディオ機器を無線化
オーディオ機器を無線化するのにLBT-AVWAR700を最初に購入したのですが、オーディオで音質を求めていく前だったのでBluetoothによる音楽データの転送がWi-Fi転送(AirplayやDLMA)に比べてかなり落ちるということを以前は知らなかった。
※3年後、気に入って使ってます
今、USBからDAC直結、Wi-Fi経由のAirplay、Wi-Fi経由のDLNA、Bluetooth接続といったワイヤレス音楽再生をひと通り経験して同じ機器、複数の機器で聴き比べしてみるとやはり高音質で聞きたいという要望にBluetoothは向かない。
いろいろ試して現時点で個人的に思うUSBDAC直結、Airplay経由、Bluetooth経由それぞれの方法によるPCオーディオ機器の再生の違いをメモしておく。
USB接続によるDAC音楽再生の問題
これは高音質で素晴らしいけど、PCそのものや外来ノイズの影響で
ビビビビッ!!ガガガガッ!
みたいなノイズがやたらと出る。WindowsPCをいくつか試したがノイズ発生が激しいのでUSB経由は基本的にMacで接続することにしてる。ノイズの原因はよくわからないけど近所で勤続切断の工事をしてる時なんかにかなり激しいノイズが乗ってきて対処不能だった。
しかしそのような時でもAirplayだとノイズは一切発生しない。
いかにUSB接続による音楽再生が電気的ノイズに弱いか?はよくわからないけどうちではUSB接続だとノイズが突然発生してげんなりすることが多いので基本はPCオーディオはAirplayで楽しむ方向。
あとUSB DACへPC繋げて再生するとオーディオ機器側のリモコン(CDプレイヤーのリモコンなど)から曲送りのコントロールが出来ないので遠隔操作において不便。音質はiTunes経由であるかぎりAirplayとDAC直の音質差は全く無いのが現実。
foobar2000やオーディルバナplus2など有力ソフトも購入してハイレゾ再生とか試したけど、iTunesmo十分な高音質。不便なソフトよりも利便性の高いiTunesをより便利に使うにはDACよりもAirplay対応機に軍配があがる。
※機器接続方法による音質差なんてものはスピーカーの違いや外部イコライザーの影響に比べると小さい。(とはいえ音源の質はすごく大事だけどね)
ワイヤレス接続による音楽再生の問題Bluetooth
ワイヤレスでiPhoneやiPad、あるいはWindowsパソコンのiTunesやMacから手軽に遠隔操作で好きな曲を鳴らせる。Bluetoothスピーカーなど小型で便利なものもあるのでワイヤレス再生の基本はBluetooth経由ではないかと思う。
Bluetoothはデータ転送の際にデータ圧縮をして転送するというものらしくただでさえ圧縮された音源であるAACやPCオーディオファイルをさらに削りとって通信するわけだから音質がいいわけがない。Bluetoothスピーカーなんかにはいい感じの能力を持つスピーカーユニットを搭載するモデルもあるけどデータ欠損ゆえそのスピーカーの能力を発揮できない。Hi-Fiオーディオ機器にもオプティカル接続でBluetooth受信したデータをそんまま送ることができるがUSBDAC直やAirplayと比べると音のデータ欠損が著しく全体的に「軽い出音」に聞こえてしまう。小型のポータブルスピーカーから大型スピーカーまでいろいろ組み合わせたけどどうやってもBluetoothはBluetoothの欠損した音しか出ない。なので音質追求よりも利便性追求で使えばBluetoothは最強だと思う。自分は旅行やアウトドアでの使用に限りBluetoothスピーカーを使う。
家庭用オーディオ機器へ接続するのにLBT-AVWAR700は音質面では物足りないけど利便性においては優れている。iTunes以外のYoutubeやPCそのものから出る音を全て外部Bluetoothスピーカーから出せるという面においてはBluetoothの利便性は使いようによっては最高だと思う。
また環境によっては音切れしやすいので使う場所を選ぶのがBluetooth。
ワイヤレス接続による問題点 Airplay
同じWi-Fi環境(LAN環境)にあればAirplay対応のオーディオ機器は自動的にMacやiPhoneなどからAirplay出力先として認識される。転送先を探す際や設定するときにAirplayは非常に利便性が高い。対応機器さえあればほぼ自動的に認識される。うちの再生機ではYAMAHA CD-N301がAirplayに対応しておりWi-Fi経由でのデータ転送ゆえUSBDACへの直接接続と何ら変わりない高音質でiTunesの音楽データを再生している。さらに機器付属のCDコントロール用リモコンで曲の先送りや巻き戻しが出来るためMacやWindowsPCをサーバーとしてAirplay再生してる時もオーディオ機器の音量をコントロールしながら同じリモコンで選曲コントロールまで出来るのが非常に便利で気に入っている。
iPadやiPhoneからも選曲は出来るけど楽曲の量が増えると全ての曲を64GB程度に入れるのは不可能になり、結局起動したサーバーの役割をするMacと同じワイヤレス環境でiPhoneやiPadは選曲をコントロールするだけの存在になる。
サーバー(Mac)から楽曲データー→ルーター経由で楽曲データ→iPadから命令→ルーターへ指示→Airplay機器がデータと命令を受信
という流れなので操作の命令に対する機器の動作が遅い。
そして音切れ(途切れ)しやすい。
2.4Ghz帯域と5GHz帯域を使い分けるなどのWi-Fi環境を整備したり無線ではなくサーバー約のMacとルーター、そしてネットワークプレイヤー(受信機)はせめて有線接続にするなどの工夫が強いられる。
便利で高音質だが途切れやすいというのがAirplayの特徴。
以上のようなそれぞれの接続方法による利便性、優位性、問題点などを経験した上で個人的にはAirplayが一番お気に入りだ。
途切れはするがUSBDACの一旦発生すると終わらないノイズほど長くは途切れタイミングは続かないし、Bluetoothよりもはるかに高音質。
ELECOM LDT-AVWAR800高音質かつ圧倒的な利便性のAirplay
ELECOM LDT-AVWAR800を今さら追加したのはTEAC UD-501をWindowsに繋いだ時のノイズが激しすぎるから。TEACのサポートに問合せしたのに完全に無視されて返事すらなかったので自分でいろいろ試したけどやはりPCノイズは発生する場所では発生するが原因特定は困難(不可能に近い)と感じたのでUD-501もAirplayで鳴らしてみようと思った。
同じDACチップを搭載するCD-N301と同じ音楽データで音質比較したがPCM1794などのバーブラウン製(現TI社)チップはうちで聴く限りどれも同じような音質。
なのでWi-Fiでデータ受けてDACへオプティカルによるデジタル転送で何らデータ欠損なく再生出来る。
と思った次第です。
ELECOM LDT-AVWAR800の設定備忘録
ココ書きたいだけなのに長くなってしまったw
これ購入してそのままではAirplay対応しない。電源ONでワイヤレス接続は可能だけどダイレクト接続になるのでつなげた音楽データの入った端末はインターネットから切断された状態となる。
ELECOM LDT-AVWAR800設定方法
- ELECOM LDT-AVWAR800の本体裏面にあるSSIDとパスワードを使い手持の端末(パソコンorスマホ)からダイレクト接続(この状態でiTunesなどのAirplayは再生可能)
- 続いて手持の端末のブラウザを開いて192.168.1.100へアクセス
- ELECOM LDT-AVWAR800の管理画面から宅内のWi-FiのSSIDへ接続(SSIDとパスワード入力)
- 自動的にELECOM LDT-AVWAR800が再起動
- ELECOM LDT-AVWAR800が自宅のWi-Fi環境に接続される。
- これでMacやiPhoneのiTunes再生時にAirplay機器として自動的に認識される状態になる。
という感じでELECOM LDT-AVWAR800をインターネット利用環境下でAirplay機器として追加するにはちょっとだけ設定が必要という流れでした。
UD-501で再生してみると
転送されたデータは48KHzなのでアップコンバートで96KHzになりUSB接続のときと音質の差は無い。
ただし、
やはりウチのWi-Fi環境では苦しいのか?
かなり音切れが発生する。
やっぱりUSB接続のほうがマシかな??
PCオーディオ、ネットワークオーディオ
呼び方はいろいろだけどアナログで繋いでたCDとかよりプレイリスト選択とか遠隔で自由自在の便利さを手に入れる代わりに途切れや意味不明な爆音ノイズとの戦いがある現代オーディオの世界。
ややこしいです。
AirPlayレシーバーELECOM LDT-AVWAR800
省スペースでいい。
同時購入したこのオプティカルケーブル
安いのにえらい高級感で、、
これだけは気に入っております。