最近は趣味で動画編集をしています。
とても快適な環境で編集していましたが最近問題が出てきました。
Adobe Premiere Proと動画編集に必要なパソコンスペックについて
私は、2年ほど前に、
動画編集用にパソコン工房でハイスペックなゲーミングPC(LEVELというシリーズ)を買いました。
かれこれ、2年ほどこのゲーミングPCを使ってますが、CPUやグラフィックボードの性能に不満はありません。
しかしながら
AdobeのPremiere Proのほうが年々スペックアップしていくのでパソコンの処理が一部追いつかなくなっていきます。
たまたま、購入時は無理してCPUもグラボも民生用としてはそこそこハイスペックなモデルを選んだため、購入後2年経過した今でもフルHDで60Pくらいの動画なら余裕でエンコードします。
エンコーディングにかかる時間は
- 5分の動画で3分
- 10分の動画で5,6分
といったとこです。
めっちゃ速い方だと思います。
しかしながら
最近、動画編集が終わってプロジェクトから動画ファイルを書き出す保存時にやたらとフリーズします。
最近というか、思い返せば、1年くらい前からフリーズしっぱなしです。
何が不足してるのか?
調べたところ、
どうやらPremiere Proの推奨メモリーは16GBですが、4K編集するなら32GBを推奨しています。
そのため、かなりの映像ファイルを重ねて編集する私のような「無知な編集者」の場合、メモリーは4K編集に合わせたくらいがフルHD程度編集でもちょうどいい感じのようです。
ということでメモリーを8GB×2追加で購入しました。
これでかなりサクサク動作です。
Premiere Proの安定動作に必要なPCスペック
Adobe公式に記載されるパソコンの必要スペックがこれ
最小仕様 | 推奨仕様 | |
プロセッサー | Intel® 第 6 世代以降 CPU または同等の AMD CPU |
Intel® 第 7 世代以降 CPU または同等の AMD CPU
|
オペレーティングシステム | Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1703 以降 | Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1703 以降 |
RAM | 8 GB の RAM |
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GPU | 2 GB の GPU VRAM | 4 GB の GPU VRAM |
ハードディスク空き容量 |
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画面解像度 | 1,280 x 800 | 1,920 x 1,080 以上 |
サウンドカード | ASIO 互換または Microsoft Windows Driver Model | ASIO 互換または Microsoft Windows Driver Model |
ネットワークストレージ接続 | 1 ギガビットイーサネット(HD のみ) | 4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット |
インターネット | 必要なソフトウェアのライセンス認証、サブスクリプションの検証およびオンラインサービスの利用には、インターネット接続および登録が必要です。* | |
その他の必要システム構成 |
|
ac OS
以上のように
- Windows10 64ビット
- CPUは第7世代以降のInterCPU
- グラフィックは4GB以上
- メモリーは32GB以上
これが推奨スペックです。
実際に、メモリー以外の部品は推奨を上回る環境ですが、、
Premiere Proをストレス無く使うにはAdobeが推奨するスペックを上回るもの、あるいは同等のスペックを持つパソコンを使うべきだと感じています。
これが私のパソコン(パソコン工房製)です
動画編集用にパソコンを選ぶなら
動画編集用途でパソコンを買うなら
- デスクトップパソコンを選ぶ
- 性能に妥協しすぎない物を選ぶ
この2つを守ると数年単位でコストパフォーマンスの良い環境が出来上がります。
自分の場合、動画編集用としてのパソコンは
たぶん、あと3年は買い換えない。
そう思ってます。
動画編集用にパソコンを選ぶなら、
まずはどんな動画編集ソフトを使うのか?
がポイントになりますが
基本的には
AdobePremiere Proを使う前提でパソコンを選ぶほうがいい。
AdobePremiere Proで編集できるようになれば、オンラインで動画編集の仕事を受注することもできる。昨今ではユーチューバーの人口が増え、クラウドソーシングや個人間での動画編集の受注は増加傾向にあります。
つまりPremiere Proは動画編集のスタンダードソフトです。
となれば、
万が一、仕事で動画編集を受けることを想定したとしても、それなりに、作業できる環境を持ちたいものです。
動画編集に必要なパソコンのスペックと価格帯
AdobePremiere Proで動画編集するなら、今のWindowsパソコンは第8世代以降のCPU搭載モデルを選ぶといいです。(羨ましい)
購入時の年度でCPUやグラボはどんどん最新の型式になっていきますが、パソコン工房みたいな完成品を用途別に用意してくれるショップなら、自作するよりも安く、動作の安定したパソコンを入手できます。
動画編集で必要になるスペックのパソコンは
価格帯で18万円~36万円程度
上を見ればキリがないですが^^;
パソコン工房で販売されているハイスペックなゲーミングPC(LEVELというシリーズ)
この中でこの価格帯のものがいいです。
他社メーカーなどで同程度の性能を選ぶと価格が跳ね上がったり、電源が弱かったりと選び方が難しくなります。
また、パソコン工房にも動画編集用として組み上げたモデルもありますが、こちらはグラボが高級すぎて本体価格が非常に高額になります。(業務用グラボは高すぎるので)
ゲーミングPCの性能高めのもので十分すぎるほど動画編集は楽にこなせます。
パソコン工房の18万円程度のモデルでCPUとグラボがAdobePremiere Proの推奨スペックを満たすものを選べばいいです。
メモリー、SSDなど後付できるモデルかどうかを公式サイトの商品ページで確認してパソコンを選ぶことで2年後、3年後でメモリー増設してあと3年使えるな。。みたいな状況にもなります。
中途半端に安いモデルを選ぶとCPUとグラボが能力不足で作業環境に不足を生じるはずです。
CPUとグラボを数年後バージョンアップ、、と考えるのはやめたほうがいいです。
たいがい新しいモデルの安い製品が、さらに高い性能になるためCPUとグラボの交換はコスパが悪い。
と考えると
購入時に20万円程度の出費は厳しいけど
のちのちのこと(仕事受注で回収とか)を考えると
パソコン購入時にCPUとグラボのスペックは高めのものを選ぶほうがいい。
メモリーとSSDも良いものをいれたいが、最優先はCPUです。
動画編集の速度はほぼほぼCPUスペックに依存しています。
なので、
- Core-i7を搭載してるモデルで
- Nvidia GTXシリーズの6GB以上のグラボ搭載モデル
そんなパソコンなら
20万円少し超えるラインで入手可能。
そしてそのパソコンは少なくとも3年、うまくいけば5年先の最新モデルのPCでよりもサクサク動く環境として愛用できているはずです。
うちのパソコンも、2年半前のハイスペックモデルですが
Core-i7 7700kとGTX1080Tiのおかげで、今も、この先もまだまだサクサク動作で使えそうです。
10万円くらいのパソコンを2年毎に買い換えるよりもコスパはいいはずだし、時間消費も少ない環境が揃うので言うことなしです。
Premiere ProはCUDAコア処理といってグラフィックボードでハード処理によって動画編集ができるようになります。そのため、他の動画編集ソフトに比べて異様に処理が速いです。
Premiere ProはCUDAコア処理に自動対応できるソフトなのでCUDA処理ができるパソコンを選びたいところです。
nvidiaのGTXというグラボならこれが可能になります。
パソコン工房のLEVELというゲーミングPCですが、CUDAコアというグラボのハードを使用した動画エンコーディングに対応してるので動画編集を考えてる人にはかなりおすすめなゲーミングPCです。
パソコン工房のLEVELというゲーミングPCのシリーズは動画編集の処理が速いゲーミングPCといえる存在です。
本来はゲーミングPCなのでゲームする人ならなおさらおすすめですね。
私は動画編集オンリーで使ってます(笑)