オーディオにハマり、
高級なアンプってどうなの?
何かいい音に変わるの?
という疑問があり、だいぶ無理してラックスマン(LUXMAN)の純A級アンプL-590AXを購入した。
アンプによる音の違いってあるのかな?
そんな疑問のもと、手軽に買える3000円前後の中華デジタルアンプの音が気になった。
ということで
手持ちの高級アンプと激安の中華デジタルアンプの音質を比較してみた。
今買うなら:2022年の中華デジタルアンプおすすめはBluetoothアンプです
低価格デジタルアンプの音質が知りたい
オーディオ初心者として
はじめての単体アンプは
アナログAB級アンプのヤマハA-S1000
次は
真空管アンプで増幅管300BのHYBRID機ソフトンmodel8を使用
そして、
これらのHi-Fiオーディオ機器に魅せられてオーディオファンになってしまいました。
どれもたいした音の違いは感じない
そんな耳の持ち主です。
そんな自分ですが
アンプによる音の違いってあるのか?
という疑問をもち
低価格で手が届きやすいにもかかわらず
今まで手を出さずに通りすぎてきた製品がありました。
それは、、、
デジタルアンプです。
どうしてもその、デジタルアンプというものを経験したくてD級増幅のデジタルアンプその中でも中級機くらいの導入も考えました。
しかし、
どうぜ買うなら一番価格が安いものの音はどんなものか?
これを自分の環境(部屋)で経験したかった。
そいう理由で中華デジタルアンプの低価格製品では最高峰と名高いLepy2024+を購入しました。
見た感じ、カーオーディオ用のアンプにも見える
そんなアンプですが^^;
要は何がしたいかというと
50万円級のプリメインアンプと中華デジタルアンプの音質に差があるのか?
こういうことを知りたかったのです。
比較用の高級アナログアンプ
体験談が長くなりすぎたので結論を先に言いますと
3000円の中国製デジタルアンプと
国産の高級プリメインアンプの音質差は。。。。
たかが知れてる。
価格差を考えると少々荒っぽいですが、、
音質の差だけなら
個人的にはそういう答えになりました。
以下、長文日記ですが、
参考までに思ったことを全て正直に書いておきます。
※このページは初心者のレビューです、
3年後の評価はプリメインアンプの比較ページで簡単に書いております。
中華デジタルアンプLepy2024+を購入
土曜日の夜中にポチって、日曜の朝になった。
昼過ぎ、
中華デジタルアンプLepai 2020の後継機 Lepy2024A+が届いた。
ご丁寧にRCAミニジャックのステレオケーブルが付属。
気遣いが素晴らしいと思う。(自分には不要だがこういう小物は好きだ)
うちはDACからの接続なんで低価格ながらも高音質のオーディオテクニカRCAケーブルを使ってつなぎます。
うちの各オーディオセットはほぼこのRCAケーブル使ってます。
電源ケーブルも付属。
実際に駆動しても熱くならなかったのでLepai2020時代にいろいろレビューで酷評されてた電源の不安はかなり解消されてるっぽい。
昨日導入したアンプ&スピーカー切り替え装置に接続。
スピーカーケーブルは同じものを使用して音の聴き比べ。
ちょうど真空管アンプsofton model8で300Bの音を暖かく楽しんでたところに届いたのでそのまま同じ曲でアンプだけ切り替えてみた。
20W+20Wの力強さ
ソフトンの新クッ管アンプは300Bなので10W+10Wと真空管アンプにしてはハイパワーの部類に入る。しかし、メイン機のAB級アナログアンプの80W+80W(8Ω)のような低域の駆動力というかトルクは無いように感じる。
それでも一般的な真空管アンプ同様ゆるく広がるようで量感のある低音の鳴りっぷりは不満のないものだった。
真空管アンプからD級デジタルアンプに繋ぎ変えてみて
10W×2の真空管アンプから20W×2のD級(デジタル)アンプへつなぎ変えた瞬間すぐに感じたこと。
すごい解像度と低音のパワー感
まずこれをすぐに感じ取ります。
スピーカーはJBL4312BMK2でウーファーユニットは2213Hの30センチユニット。
10Wの真空管ではダンピングファクター(スピーカーを駆動する力)が不足してたのか?スピーディーな曲では低音の反応が遅れた感じが目立ち(それが気に入ってたが)全体的にベールに包まれたような真空管らしい音がしてました。
しかし、同じ機器、同じ場所でアンプを変えた瞬間、
- 低音がブンブングイグイ
- 高音はキレキレの超解像
- 音源は同じくiTunes
D級アンプはアナログアンプより解像感が出やすいとは聞いてたけど、ここまで解像度があって低音もブイブイ出るなんて。。
マジで驚いた。
アンプだけでこんだけ音が変わる。
真空管アンプの暖かみとデジタルアンプの解像感は対極にあるものだと思うので比較するのはおかしいけど個人的にはこのlepy2024A+のパワー感と解像感。
これはめちゃ好きなタイプです。
全体的に音場が広がるような、、
そんな印象です。
小音量でも低音がまったく痩せない素晴らしいアンプ
下の写真くらいの位置で3ウェイスピーカーJBL4312を鳴らしてみて、このくらいがいつも夜に聞いてる音量。
ごっつい低音聞こえるやんけ。。
と驚いた。
ヤバイ、
iPhoneやiPadから直接繋ぐ場合オヤイデのRCAケーブルとか
小柳出電気商会 オーディオケーブル(3.5mmステレオミニ-RCA×2) 1.3m HPC-35R/1.3
この辺つかえば外部DACとの違いなんて少なく感じる。
(このケーブルいい値段するけどいい音します)
さて、この格安中華デジタルアンプ
せめてボリュームあげたら歪んだりとかないかな?
と、
どっか弱点というかデメリットが無いか?探します。
そういう余計な期待感が膨らみガツンと音量あげてみた
その結果。。
おー、このスピーカーやっぱええ音するやんけ。。
という感想が普通に出て来るのみ。。
- ボーカルくっきり
- 低音は輪郭あってボリューム感もアップして音階も聴きやすい。
- 高音なんて金管楽器やハイハットが金属そのものだわ。
ボズ・スキャッグスのJAZZスタンダードのアルバムからスピーク・ロウを聞いてたので何度も真空管アンプとつなぎ変えて聴き比べた。
- 見た目こそちゃちいが音質はかなりのもの。
- ライン直(トーンコントロールなし)はクリアでいい音
Lepy2024A+に対する自分の評価というかレビューの答えはこんな印象です。
特にデメリットに感じるような音質劣化のようなものは感じません。
めちゃいい音♪
という感想です。
トーンコントロールは使い方に気をつけたい
BASS,TREBLEのトーンコントロールを通すとやや曇る感じはあるが、それはそれで暖かみがある音になるともとれるので悪くないです。
サブ機にあたるテレビまわりはこれから届くA級アンプと真空管で夏場は熱がこもりそうなので、夏場で熱を出したくない時はこのLepyの中華デジアンがしっかりと代役をこなしてくれそう。
真空管アンプは冬まで休ませて秋になればまた温かい緩い音を楽しみたいと思う。
これからの初夏、夏、初秋にかけてはLepy2024A+でテレビ周辺の音を楽しもうと思う。
音質そのものはHi-Fiのピュアオーディオそのものです。
コンパクトで低価格
使い勝手もいい。
ただ見た目が安っぽいのと価格が安い
これが精神的に高音質と感じにくい
というデメリットがあるくらいか?
でも音質は普通に良い感じ
大きめのスピーカーに繋げばライブハウス
小さめのスピーカーに繋げば目の前にボーカリストが浮き上がるような。。
そんなしっかり感を手軽に味わえます。
注意)Lepy2024+は正規品じゃないものも多いので、コレと同じものではない可能性があります。
買ったものはこちらのモデルです。
Lepyのデジアンは良い音で手持ちのスピーカーを鳴らしてくれた
大げさではあるが音質だけでいえば
十分に高級なアナログアンプL-590AXの代役は務まる音質です。
高級アンプとの違い
高級アンプとの価格の違いは外観や内部の素材部品のコストに依存してるから仕方ないところです。
音質の違いをハッキリ出すには
オーディオの音質は部屋に最も左右されるのはもちろんとして、機材環境での音の違いはアンプなんかよりもスピーカーの影響が大きい。
結局はスピーカーが一番大事だと思います。
高級アンプや真空管アンプなど個人の好みや値段に対する思い入れで感傷的な気分になれます。
高級品使ってるから幸せな気分になる。
そいうこともあれば
めっちゃ安いけどいい音なので得した気分。。
なんて感じ方もあります。
高価なものはそういう心の感傷的な部分であう購入余韻みたいなもの楽しめる。
(自分の場合、音の聞こえ方は製品の見た目と自分なりに頑張った購入金額も音質に影響します(笑))
製品を構成するメーカーの歴史や各部位に対するうんちくの幅が広がる価値はあると思います。
使い勝手のいいデジタルアンプは音もいい
ただの音質だけでいえば国産品プリメインアンプに代わって我が家のような庶民の部屋でスピーカーお鳴らすだけなら主役を張れるアンプといっても過言ではない。
音は組み合わせるスピーカー次第で大きく変わります。
能率が低くパワーが必要なミニコンポのセットスピーカーや
低能率で今まで使い切れなかったジャンクのスピーカーだってガンガンにならせてる。
Lepy2024はそれなりにパワー有るのでそんな遊びで買った古いジャンクスピーカーたちが元気に現世に蘇ります。
うちのスピーカー群だと高級品ではB&WのCM5でもそれなりに良い音です。
真空管アンプのPSVANE300Bを装着して1000時間以上鳴らした。
これに慣れてる耳だったので20W×2のLepy2024は少しパワフルで硬質な音に感じた。
中国製デジタルアンプで十分
アンプでどんだけ音が変わるのか?
そんな疑問から高価なプリメインアンプと比較してみましたが
私の耳では音質差は大きく感じない。
どちらも良い音です。
音質うんぬんは好みの問題だと思う
D級アンプは本当に安くて素晴らしい音。
中華デジタルアンプの音質を馬鹿にする人はそれはそれでいい。
私にとってはいい音です。
これからオーディオやる人や
PC用のアンプとして使うには省電力で省スペースだしオススメです。
パソコンの中にある音源たちが
このアンプを通すことで
スピーカーまでたどり着けば
今までとは違う元気いっぱいの姿で踊りだすように音を奏でます。
注意)Lepy2024+は正規品じゃないものも多いので、コレと同じものではない可能性があります。
買ったものはこちらのモデルです。
さらに別の中華デジタルアンプにハマりました
中華デジタルアンプの音はクリアです。
どれを選んでも家庭で聴くには充分なパワーもあります。
組み合わせるスピーカーとRCAケーブルで音質調整するなど
楽しみを広げてくるいいアンプです。
3年後も変わらずいい音だと感じています。
おすすめプリメインアンプを比較ピュアオーディオに必須のアンプの選び方
ケーブルはいろいろ比較してますので参考になりましたら幸いです。