庶民の耳を持つ私
オーディオ機器を購入する際、手の届くものから届かないものまで多くの機材で視聴したので気になるプリメインアンプをここに一覧にして残しておきます。
前置きが長いので飛ばし読みの際、比較はここからご覧ください。
これからオーディオされる方は購入時の比較対象として参考にしてみてください。
2022年のおすすめはBluetoothアンプです
AppleMusicやAmazonプライムミュージックなど、ストリーミング音楽をスピーカーで聴くためには
- DAC
- 音を出すスピーカー
- 音を増幅するパワーアンプ
- 音量を調整するプリアンプ
というオーディオ機器が必要になります。
プリメインアンプとは
ピュアオーディオやPCオーディオの音楽環境で音を増幅する&音量調整する機器。
音量の調整、音の増幅、これを担うプリアンプとパワーアンプのそれぞれの役割を1体化したものをプリメインアンプと言います。
ここでは新品から中古でしか手に入らないものまで、個人的にオススメできる、あるいは僕自身が欲しいなあ、、と思ってるプリメインアンプを一覧で紹介します。
かなりの種類になるので随時書き足していきます。
長くなりますが、以下。
おすすめのプリメインアンプと選び方
アンプにはいくつか種類があって、それぞれに特徴がります。プリ部(音量調整)とパワーアンプ部(微小電流を増幅する素子部)で構成されるプリメインアンプ。
選び方としては「価格」「デザイン」「増幅方式」「構成部品」「メーカー」と
使う方が重視するポイントで選べば大丈夫でしょう。
マニアックな人ほど増幅方式とか構成部品にこだわりますが(私)、
正直、最近思うのは、どれも良い音がするので個人的には「出来れば安いほうがいいかな、、」くらいに思ってます。
オーディオは値段とか見た目とかブランドとか信仰で選べばいいと思います。
高価なアンプは調度品
安価なデジタルアンプは必要な性能音質を適正価格で提供してくれるもの
そういうものです。
個人的には
そう思っています。
4000円のアンプと50万円のアンプで音の違いなんて知れてます。
100万円を超えるアンプの試聴に参加しても
「う~ん、、1万円のと変わらん、、」
としか思えない。
そんな耳の持ち主です。
でも、見た目と価格をみれば
さすがいい音だな、、と感じるものです(笑)
いろいろ試した結果そう感じています。
耳と価値観がその程度な自分です。
多くの人もそうだと思います(笑)
アンプはつなぐスピーカーとの組み合わせも大事
使用するスピーカーとの組み合わせで、アンプの守備範囲とスピーカーの特性が合わないなど、システム全体で見ると様々な違いは大いに感じることもあるのでアンプ選びは慎重になります。
そんなプリメインアンプも現代ではD級増幅(Class-Dとかデジタルアンプなんて呼ばれてます)という電力効率の良いアンプが主流です。
昭和60年代くらいまではアナログアンプといって、FET(トランジスタ)を採用したB級増幅とA急増幅、さらにはAB級方式なんてものが主流でした。今出回ってるアナログアンプもこのAB級増幅アンプというものがけっこう主流です。
さらに昭和40年代くらいまでは真空管を採用したA級、B級アンプが主流でした。
このあたりはランク付けという意味ではないので興味ある方はこちらを参考に。
アンプそれぞれの音質差はけっこうあります
アンプで感じる音質の差は少ないといえば少ないのですが、慣れてくるとけっこう違いを感じるものです。
A級、B級とか調べればわかりますが、音の傾向としては
- A級=スッキリか細い
- B級=パワフルで野太い
- D級=スッキリかつパワフル
そんな音の傾向が有ります。
大雑把な表現ですが、そういう傾向があるように感じます。
低音がふくよかなスピーカー、低音寄りなスピーカーには純A級アンプや出力の小さいD級アンプを合わせるとスッキリした音になる傾向を活かす
とか
低音が弱い小さいスピーカーならAB級のによる野太いサウンドを加味してバランスをとるD級アンプでパワーのあるものを選ぶ
といった組み合わせがバランスを考える際には良いかもしれません。
逆に徹底的に繊細な音を目指すなら上記と逆の組み合わせも面白い。
では、以下、
パワーアンプとプリアンプが一体化したプリメインアンプ各種類における「おすすめ」を紹介します。
※おすすめの基準は私の勝手な個人的主観です。
デジタルアンプ(D級増幅)のおすすめ
Class-D回路のパワーアンプ部を内蔵するプリメインアンプです。
随時更新していきます。
Fosi Audio DA2120A Bluetooth 5.0オーディオアンプ
左右50W×2(4Ω)のパワー (8Ωでは25W×2)
USB接続でDACとしてハイレゾ再生も可能なBluetoothアンプです。
全部入り中華デジタルアンプBluetoothとハイレゾを楽しむ
液晶表示もあり、ハイレゾ再生(USB接続時)も可能なBluetoothアンプ。
全部込みともいえる高性能機です。
- USB /光/ Bluetooth / AUXアナログ3.5ミリメートル入力がサポ-トできます
- Bluetooth QCC3031
- USB CM6642チップを採用し
- aptX、aptX LL、24bit/192Khzオーディオをサポート。
- 50Wx2
- OLEDディスプレイ
- EQサウンドエフェクト
- DSPテクノロジー
- リモコ付き
- 最大192 kHz
USBサンプリングレート:96khz
光サンプリングレート:44.1khz-192khz
中国製、高性能Bluetoothアンプ全部入り
そんな表現が似合う高音質パワフル設計の製品です。
8Ωの低音ふくよかなスピーカーなど組み合わせるとバランスの良い音に感じます。
Lepy2024 LP-2024A + Tripath TA2024
・ 入力電力:DC10-14.4V
・ 出力電力:2chステレオ(20W+20W)
・ SNR:>80dB
・ 周波数:20Hz-20KHz
・ インピーダンス:4~8Ω
・ 全高調波歪み:<0.4%
・ 付属品 ・LP2024A+ 本体・ACアダプター 12V5A
もともとはカーオーディオ用にも使えるアンプとして人気でした。そのため見た目がイケてないですが1万円以下で購入可能なデジタルアンプとして現在では最も有名な製品。
デジタル、D級増幅方式というとなんかグレード低そうに聞こえますがA,B、D,という順番は関係ありません。Class-Dといって非常に省エネかつパワフルな増幅方式のものをD級と呼んでいます。
D級という決して品質が悪いわけではないんですよ。
このLepy2024は中国製の低価格アンプでありながら内蔵回路がシンプルに構成されており、出て来るサウンドもクリアでパワフル。
周波数は20Hzkら20KHzまでちゃんと流れるのでハイレゾだって満足行くサウンドで鳴らせます。この価格でトーンコントロールまで装備しているコスパ最強アンプです。
最大出力20W+20Wなので十分なパワー。
小さなスピーカーから大きなスピーカーまでとっても上手にドライブしてくれる素敵なアンプです。
自分も愛用してたのですが、友人に借したっきり戻ってこない、、
今はこれを気に入った友人宅(高級機がいっぱいあるお宅)でJBL4311という往年の30センチスピーカーをドライブしてますよ。Lepy中華アンプのレビューはこちら
これからピュアオーディオを始める方
体で感じるスピーカーサウンドによる音楽鑑賞に興味ある方
SMSL SA-50アンプ 50W×2 クラスDアンプ
これも中国製のデジタルアンプです。SMSLブランドの特徴は電源アダプター部に大きなトランスを持つことで本体をコンパクト化していることです。
自分もSMSL-SA98Eという160Wモデルを愛用していますが、正直、このSA-50とサウンドの違いを感じることは出来ません。どちらかというと、このSA-50のほうが160Wの98SEよりもスッキリサウンドに聞こえます。
小型アンプでありながら、大型トランスを持つコンバーターでパワフルな電源サプライを実現した低価格ながら音質重視の方にオススメできるプリメインアンプです。
これからピュアオーディオを始める方
すでにオーディオ製品があるけどサブ機として興味ある方
TEAC AX-501 リファレンス
モデルチェンジしてますが性能は同じような感じです
フルバランス構成のプリアンプと高出力Class-Dアンプを持つ、XLRバランス入力を装備したプリメインアンプ。
■実用最大出力88W+88W(4Ω)のABLETEC Class-Dアンプ部『AX-501』では、低消費電力と高音質、さらに本格的なスピーカーを駆動できる高出力をあわせもつスマートなオーディオシステムを模索した結果、ABLETEC ALC0240 Class-Dアンプを選択し、搭載しました。
88W+88Wという高出力を実現
自分も愛用する非常に秀逸なD級アンプです。
TEAC AX-501レビューはこちら総合出力88W+88Wと非常にパワフルなアンプ。通常のアンプにはRCA入出力端子が付いてますが、このAX501リファレンスシリーズにはXLR(バランスとかキャノンという)ケーブル端子も付いています。DACから送り込まれる音源データを導線ケーブルによる劣化をさせずにアンプ増幅部へ送る端子です。
極限までピュアなアナログ伝送を追求するためにはXLR接続も試すと面白いですよ。AX501はプリ部とパワーアンプ部が分離設計されているため各部の干渉による音質劣化を極限まで抑えた内部設計も魅力です。
長く愛せる素敵なプリメインアンプです。2眼メーターもついてるので音を視覚でも楽しめます。
同一メーカーでDACなどを揃えたい方(TEAC)
XLRバランス接続というものを手軽に体験してみたい方
TechnicsステレオパワーアンプSE-R1
150 W + 150 W(1 kHz, T.H.D. 0.5 %,8 Ω,20 kHz LPF)
300 W + 300 W(1 kHz, T.H.D. 0.5 %,4 Ω,20 kHz LPF)
価格は受注生産でメーカー希望小売価格 1,580,000円(税抜)
Class-D(D級)アンプの最高峰とも言える、日本が誇るオーディオメーカーTechnics(親Panasonic)の製品です。昭和のオーディオ全盛期では超高級品を扱うメーカーとして君臨したTechnicsが平成の世に復活して送り出された製品がこのリファレンスシリーズ。リファレンスシリーズ最高峰のアンプがこのSE-R1です。
音質を極めるため、あらゆる電気特性を考慮し伝送増幅における干渉を抑えた究極の設計によるアンプ内部構造。使用する各部位のパーツ素材など、究極のアンプ言っても過言ではない最高レベルのClass-Dプリメインアンプです。
10年後でも20年後でも、手が届くことなら欲しい、そんな究極システムを担うためのプリメインアンプの選択肢です。
究極を求める方
続いてアナログアンプ
アナログアンプのおすすめ
一般的にはこのアナログ(FETトランジスタ)を使うプリメインアンプのことを「アンプ」と呼んでいました。時代が変わりデジタルアンプも増えましたが、高音質を狙える良質なスピーカーをシステムに入れている場合は是非とも使いたいのがアナログアンプです。
電流をフレッシュに増幅するためにアンプ内部で使用するパーツのひとつひとつが入念に選別され歴史を持つ設計方法によりしっかりと組み立てられている。それがアナログアンプの浪漫です。
A級、B級、AB級という増幅方式のものがあります。
DENON PMA-390SE アナログ
- PMA-390RESP
- 本体サイズ : 幅434×奥行き308×高さ121mm
- 本体重量 : 7.1kg
- 定格出力 : 50W+50W (8Ω、20Hz-20kHz)
- 実用最大出力 : 100W+100W (4Ω、1kHz、JEITA)
ピュアオーディオを構成する心臓部を担うプリメインアンプ。そんなプリメインアンプの世界ではエントリーモデルの位置づけになる製品です。しかし、ハッキリ言いましょう。アンプってコレで十分ですよ。
B級増幅ならではの電力増幅で非常にパワフル、かつ洗練された各部位のパーツ類による高音質化。単品オーディオ機器ならではの上質なトランスや端子類の配置設計。非常に優れたエントリーモデルのプリメインアンプです。
音質はDENONならではの低域強めな印象もありますが、それゆえに小型(10センチ~13センチ)ブックシェルフスピーカーと組合わせればインテリアにもスッキリと映える美音システムが構築できることでしょう。
これからピュアオーディオを始める方
MADE IN JAPAN国産オーディオの性能を体験してみたい方
YAMAHA A-S1100 アナログ
- 定格出力:90W+90W/8Ω(20Hz~20kHz、0.07%THD)、150W+150W/4Ω (20Hz~20kHz、0.07%THD)
- ダイナミックパワー(IHF):105W+105W/8Ω、135W+135W/6Ω、190W+190W/4Ω、220W+220W/2Ω
- 実用最大出力(JEITA):120W+120W/8Ω(1kHz、10% THD)、190W+190W/4Ω(1kHz、10% THD)
- 出力帯域幅:10Hz~50kHz(MAIN L/R動作時、0.1%THD、45W、8Ω)
ヤマハならではの楽器のように美しい筐体をもつピュアオーディオ機器。見た目だけでなく、オーディオ界で長い歴史を持つYAMAHAならではの極めて秀逸な内部回路によって鮮度の高いオーディオ信号を余すこと無くスピーカーへ送りつけます。
このA-Sシリーズは下位にはエントリーモデルがあり、さらにフラッグシップのA-S3000シリーズまでラインナップされています。オーディオ中級者以上なら一生もののアンプとして選択して悔いはない。そんなプリメインアンプです。
父ちゃんはこれの1代前のA-S1000というアンプを使っています。アナログアンプのスタンダードな位置づけとなるモデルで昭和のプリメインアンプ名機CA-1000やCA-2000を彷彿とさせるデザインや上位モデルではボリュームの大小によってA級、B級で切り替わる機能を持つ、極めて音質重視な設計が施された魅力的なプリメインアンプです。
一生もので質実剛健なものを選びたい方
すでにオーディオ製品があるけどサブ機として興味ある方
LUXMAN 590AXⅡ 純A級 Class-A
アナログアンプとして「これ以上無い音質追求」を施した究極のアナログアンプです。パワーアンプ部で採用する電源トランス、各回路を構成するトランジスタ、それぞれの配置、設計までピュアオーディオメーカーの老舗LUXMANの伝統を盛り込んだ名作L-590系の最新モデルです。音質を極めるためより鮮度の高い音楽信号を増幅するA級増幅方式を採用
総合出力はA級ゆえ30Wまでとなるが、純A級でここまでの出力を誇るアンプは単体パワーアンプを除いて他にはない。パワー部、プリ部の適切な分離のほか、超高級ボリュームLECUAを採用。プリアンプの要となるボリューム端子を無段階設定で音質劣化させないため、音量ごとに端子を分離、77段の個別接点をそれぞれ独立して接続する方式。いわゆる超高級プリアンプと同じ設計のボリュームを装備するプリメインアンプの最高峰です。
※その後L-590AXⅡへとマイナーチェンジしてます
ラックスサウンドというものに興味がある方
純A級アナログアンプを手軽に体験してみたい方
Accuphase E-650 純A級
- 「Balanced AAVA方式ボリューム・コントロール」搭載
- 「パワーMOSFET」3パラレル・プッシュプルの純A級動作(30W/8Ω)
- 120W/2Ω、60W/4Ω、30W/8Ωのリニア・パワーを保証
日本国産のプリメインアンプ最高峰は名実ともにAccuphaseのE-650です。非常にクリアなサウンドを放つ高級プリメインアンプ。
父ちゃんはLUXMAN590AXとこのアキュフェーズE-650でかなり悩みましたが、おとの哲学がアキュとラックスではかなり違いが有ります。正確無比なおとを目指すアキュフェーズ、心に届くサウンドを追求するラックス。言葉にすればそんなイメージでしょうか。とにかく力強さと洗練されたサウンドを出すアキュフェーズの最高峰プリメインアンプ。単体パワーアンプと単体プリアンプで使用するような電源トランスや個別接点ボリューム端子を採用するなど、LUXMAN L590シリーズと双璧をなす、あるいは一歩上を行くプリメインアンプです。
国産最高峰オーディオメーカーに興味がある方
純A級アナログアンプの頂点を体験してみたい方
Macintosh MA-8900 B級アンプの最高峰
オーディオ界の究極のブランドとも言われ、あこがれを持つユーザーも多いブランドMacintosh。通常Macintoshを使うなら単体パワーアンプと単体プリアンプを繋ぐことでより伝統的なサウンドを求めるのが基本ですが、このMAシリーズはプリメインアンプとして、プリとパワーを一体化した廉価モデルです。廉価モデルとはいえ1台定価で100万円ほど(為替レートによる)する高級オーディオ機器です。現在はエレクトリによる輸入販売ですが、一部のオーディオ専門店で新品を購入するか、中古で入手する形が多いです。
総合200W+200Wという超絶ハイパワーによってどんな大型スピーカーでも、どんな低能率スピーカーでもグイグイドライブする。わりと低価格なスピーカーにありがちな反応の悪いツイーターもカリカリ鳴らすパワフルさです。父ちゃんもMA6900やMA7900は何度も視聴してますが、このMA8900良い音です。ただし、これがマッキンサウンドか?と言われるとだいぶ違うなあ、、というのが正直なところです。古き良きMacintoshは単体プリと単体アンプの組み合わせでこそ成り立つ。そんな思い込みこそオーディオの浪漫でもあります。
特徴的なブルーアイズメーターを身近に感じたい方
パワフルなアメリカンサウンドを存分に味わえる環境の方
真空管アンプ
真空管アンプにもカジュアルなものか高級なものまでたくさん聴きました。
ここでは個人的に憧れるものや周囲で所有するものなどをラインナップしていきます。
LUXMAN LX-380
真空管アンプでは知らない人はいない往年の名機ラックスSQ38シリーズの脈流を受け継ぐ現代版38シリーズとなるLX-380。LUXMANの音の哲学をしっかりと受け継ぎながら、現代のハイレゾサウンドやデジタルストリーミング音源にも対応できるよう様々な調整がなされている。非常に洗練されたサウンドになった真空管アンプ。
もっとあたたかみがほしい、、となれば中古でSQ38FDあたりを探すしかないが、新品で心ゆくまで使い倒したいのであればこのLXも選択肢のひとつです。
往年のラックスサウンドというものに興味がある方
真空管アンプでも高性能な機能を求める方
TRV-A300XR
TRV-A300XRの仕様
- 回路型式 :A級シングル
- 使用真空管:300B×2本、12AX7×1本、12AU7×2本
- バイアス方式:固定バイアス
- 定格出力 :8W+8W(8Ω)
- 周波数特性:10Hz~50kHz(-3dB)
- SN比 :90dB
3極真空管を意味する社名トライード。そんな真空管アンプ専門メーカーが送り出す最高のプリメインアンプがこれ。真空管の王様300B管を採用した純A級増幅のプリメインです。
美しく響く300B、管球アンプならではの温かみと300B独特の響きと純A級ならではのクリアな温情再現。これらを高い次元でバランスさせた非常に美しサンドが楽しめる真空管アンプです。MMフォノイコライザー内蔵でアナログ・レコードプレーヤーも入力可能。A級シングルというか弱い増幅のため、可能であれば12インチ級で能率の高いウーファーを持つ巨大スピーカーと組み合わせたい。
真空管の王様300Bサウンドというものに興味がある方
管球むき出しデザインに趣を感じることが出来る方
お値段控えめで純A級のかわいい真空管アンプRubyも販売するメーカーです。
オールインワンDAC一体型プリメインアンプ
DAC搭載でUSB入力が可能、ネットワークプレーヤーとしてWi-Fi機能を持つなど、プリ部とアンプ部とデジタルオーディオ再生機能を組み合わせた一体型の便利なプリメインアンプを紹介します。現代のピュアオーディオでは選択肢として見落としたくない存在です。
DENON DRA-100
全部入りで最も手頃なモデルです。下位モデルでPMAシリーズもあるのでDENONの一体型モデルは要チェックです。個人的にはこのDRA-100が最もコストパフォーマンスが高い製品だと考えます。
USBーDAC、AirPlay、Bluetooth対応と、ネットワークオーディオ時代に必要な全ての接続方式を装備しています。アンプ部もパワフル、付属のリモコンでエラプレイもコントロール可能と、いたれりつくせりのTheネットワークオーディオプレイヤーです。
AppleMusicやAmazonプライムミュージックがメインの方
コンパクトスペースでオーディオ環境を構築したい方
音質を追求する際の簡単な選び方
アンプもいろいろあって選ぶのに迷いますよね。
でも、大好きな曲をよりリアルで高音質に再生するにはアンプとスピーカーの組み合わせで考えると一番うまく行きますよ。
考え方としては
低音強めのスピーカーと組み合わせるなら出力パワーが低めの純A級や真空管アンプ(増幅方式はどれでもいい)を組み合わせるとわりとキレイな全域表現が出来ます。
フラットというか、美しめのサウンドになりやすいです。
逆に、高音強めの小さいスピーカーやホーンスピーカー(バックロードホーン含む)と組み合わせる場合はデジタルアンプやB級アナログアンプのようなめっぽうパワフルなものと組合わせると、小音量でも下から上まで音が聞こえやすい良いシステムになりやすいです。
さらに、とっても大きな音量で音楽をブイブイ鳴らせる環境。近所迷惑になることが無い大音量環境ではよりパワフルな出力を持つアンプを選ぶことで巨大ウーファーを持つホーンサウンド・システムを究極の高音質で鳴らすことが出来るはずです。(羨ましい。。)
初心者のかたはまず低価格なLepyあたりで試してみるのもいいですよ。
50万円級のアナログアンプと音の違いなんてたいしてありませんから。
見た目と投資した金額で心理的に音の聞こえ方が変わる。
そんなもんです。
じゃあ、安いものと高級品で何が違うのか?
これは一言で言うと
こういうふうに覚えておくといいですよ。
高級機のボリュームは本当に細かい技術が入ってます。
要は高価な製品ほど物量投資といって、高価なパーツが各所に使われている。それだけです。だから音質が良いというものではなく、「良い部品で構成されてる=良い音に感じる」とい心理的なものです。
しかし、高級オーディオ機器には開発者や技術者の熱意、そして所有者の浪漫が詰まっています。
つまり、オーディオは高価な機器を使うほど「いい音」に聞こえるものなんです。
そう信じたい。
そういうものです。
手に届くギリギリの機器を使う。
それがオーディオの浪漫であり醍醐味です。
オーディオ永遠の名機
プリアンプとパワーアンプをそれぞれ別体で繋いでいた時代、ステレオ黄金期に人気と憧れの的になった名機達の記録。アキュフェーズ、オンキヨー、サンスイ、ソニー、トリオ、パイオニア、ビクター、ヤマハ、ラックスマンなど錚々たる日本のメーカーが世界の市場を席巻したオーディオ黄金時代です。この時代に開発された機器は、現在では考えられないほどの物量と開発時間がかけられ、アナログオーディオの傑作ともいえる名機が生まれました。
※本記事は不定期で加筆修正していきます。