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AppleMusicの空間オーディオ(ドルビーアトモス)を再生する方法と原音との違い

AppleMusicでは一部の楽曲で空間オーディオというファイルになってドルビーアトモスの技術による新しい感覚での音楽視聴が可能となっています。

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AppleMusicで空間オーディオで音楽視聴する手順

iPhoneで空間オーディオを視聴設定する手順

iPhoneのiOS設定

iPhoneの設定から

設定 → アプリ → Music → ドルビーアトモス 常にオン

 

AirPods、AirPods Pro、などは自動でドルビーアトモス対応ファイルの場合は空間オーディオによる再生になります。

 

それ以外のイヤホン、Bluetoothイヤホン、外部オーディオ機器の場合は常にオンにしておけば同じようにドルビーアトモスおよびその他のドルビーオーディオ形式で再生されます。

 

Windows 11 パソコンの場合

Windowsも同じです。

画面右下のオーディオアイコン(スピーカーマーク)を右クリック

サウンドの設定 → システムのサウンドが開く

 

使用してる音声デバイスを選択します。

立体音響の項目で

Dolby Atomos for Headphones を選択

 

立体音響アプリが未インストールの場合はリンク先のWindowsストアからインストールする必要があります。インストールして設定すればOKです。

 

立体音響の再生用の設定はこれ定完了です。

 

AppleMusicアプリで再生

AppleMusicアプリでこのマークがついてる作品を選べば

普段お使いのイヤホン、スピーカーで空間オーディオの形式で音楽が再生されます。

 

複数の音声デバイスがある場合は選択した音声デバイスのみが立体音響の設定となるので、他のデバイスは通常通りステレオ再生で使えます。

 

どんなイヤホンでも空間オーディオは聴けるの?

基本的に右の耳と左の耳に音を届けるデバイス(イヤホン)で音がなる仕組みです。

どんなイヤホンでもスピーカーでも立体音響のファイルは再生可能です。イヤホンなら聞こえ方もAirPodsと変わらないセパレーションで聞こえるはずです。

 

ドルビーアトモスなど立体音響は元の楽曲をリマスタリング(立体音響用にマスタリング)しなおしたものなので、イヤホンなら何で聴いても同じです。

人間の耳は左右あわせて2箇所なので、イヤホンやヘッドフォンならセパレーションされた音が聞こえます。

オーディオ用のLR(左右)分割されたスピーカーでも同様ですが、スピーカーの場合はイヤホンとは違い、スピーカーの場合は右のスピーカーの音が左耳からも聞こえますし、左のスピーカーの音が右耳からも聞こえるため、立体音響が狙う音のセパレーションはイヤホンほどは実現しにくいようです。

空間オーディオの音質と元の楽曲の音質の違い

昔からよく聴いてる音源で聴き比べしてみたら、空間オーディオ用のファイルは元の音源とはかなり違ううマスタリング(仕上げ)が行われています。

プリンス Purple Rain 1984年のアルバムです。

こちらのアルバムは空間オーディオ形式のアルバムが用意されています。

元の音源に近いファイルのアルバムと、空間オーディオ用にリマスタリングされたアルバムが見つかります。

こちらから元音源の

When Doves Cry

こちらの楽曲を聴いてみると

ディストーションギターのイントロで始まり、リズムセクションでは当時のアナログ音源と思わしきリズムマシにエンハンサーをかけた感じの木を叩くような音がココンコン!とリズムを刻み続けます。

このリズムの音が元ファイルでは分厚目な音で、80年代当時流行したサウンドを感じ取れます。

 

 

一方、同じWhen Doves Cryの空間オーディオ形式を聴いてみると

いきなりディストーションギターの歪の音が削られたようなこもった音で始まります。

エンハンサーを効かせたアナログ音源のリズムマシンの音が昔の圧縮ファイルのような音の削れ方をして細い音に聞こえます。

ただ、空間オーディオ形式のファイルは各楽器の音の分離が非常にクッキリしています。

各楽器の録音トラックの音を際立てるようなマスタリングがされているため、それぞれの楽器やボーカルなどの音が分離して綺麗に聞こえます。

また、タイムアライメントも調整されてるのかもしれません。それぞれのトラックの音が元の録音よりも100分の1秒、あるいはもっと短い時間でずらした録音になってるように感じます。

同じ音をずらして発音させるとリバーブがかかったような錯覚が置きますので、これによって音の立体感を演出してるのかもしれません。

 

この曲の次の

I Whould Die 4U

こちらも原音の元の楽曲ファイルではずっとボーカルのうしろでリズムを刻むように流れるアナログ・シンセサイザーによる16ビートの音がブリブリブリブリといった感じの音で流れてます。

この音が空間オーディオ形式のほうでこの楽曲を聴くとこの聞こえる音がズズズズズズズといった感じの音に変わってます。

当時のFM音源シンセサイザーで作ったであろう音がPCM音源のよくわからないストリングスみたいな音に変わる感じでしょうか?

音の分離はすごくいいのですが、元の楽曲、レコードとCDが共存する時代に作られた楽曲なので、当時の音のまま聞きたい人にとっては、この違いをどう感じるのか?という疑問も感じます。

 

ボンジョビのSlippery When Wet

こちらも1980年代の録音作品ですが、元の音源はハイレゾロスレスでリマスタリングされており、別途空間オーディオ用のリマスタリングも用意されています。

 

こちらもプリンス同様、ディストーションギターなどの音がかなり違います。

元の録音では意図的に込められた音の歪が失くなっていたりします。

ロックやJAZZなど意図的に歪をいれて録音されるものがありますが、これが音楽の熱を感じたりする要素に鳴ったりするため、歪を消されるとさみしく感じる場合も。

 

 

空間オーディオ形式のファイルは音の分離は良い

アナログ楽器の演奏などを現在の技術でマスタリングし直してるような楽曲では当時の音とは違う楽器の音に聞こえるような作品もあるかもしれません。

しかし、空間オーディオ形式の楽曲はどれも、それぞれの楽器の音が分離してクッキリ聞こえやすいです。そういう意味では非常に高音質なオーディオシステムを労せずして手に入れたような印象も受けます。

 

スピーカーで鳴らす

うちのミニコンポのスピーカーで鳴らす(Bluetoothレシーバーとステレオアンプ経由で鳴らす)と、バイアンプでスピーカーの高域ユニット、低域ユニットを別のセパレーションで鳴らしたかのような音の分離を感じてしまいました。

そういう意味では空間オーディオはチープなオーディオ機器でも非常にクリアで高音質に感じやすい音の鳴り方をしていると言えるかもしれません。

個人的な感想

個人的には昔のものは昔の音で聴きたいほうなので、あまり良い印象は受けませんが、映画などをドルビーアトモスの7.1chなどで楽しむには面白いですが、ステレオサウンドの音楽を楽しむには少し違和感を感じる部分が残る。

というのが空間オーディオに関する感想です。

 

手持ちのスピーカーやイヤホンで音がこもってるな、、とか低音よりで暗い出音だな、、と感じるようなシステムでAppleMusicの空間オーディオを無らしたら、びっくりするくらい高音質になったと感じるはずです。

そんな感じの音です。

 

逆に、もともと音の分離がいい高音強めな70年代スピーカー、JBL4311Aのほうでは、音の厚みがなくなり、スカスカのキンキンの音に聞こえてしまいました。

空間オーディオファイルを自動でドルビーアトモス形式で再生するイヤホン

先述の設定をしなくてもiPhoneやiPad経由で使用すれば、デフォルトでドルビーアトモス形式での自動再生が設定されてるので便利です。

音質もAirPodsならかなり原音再生に忠実なのでより空間オーディオを楽しめそうです。

Apple AirPods4

 

Beatsイヤホン

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