オーディオ環境が忠実再現という意味では完成した。
アンプはTEAC AX-501、
DACもTEACのUD-501
なんだかんだでデジタルD級アンプと
フルバランス構成のTEAC Referenceの組み合わせが
今まで試したアンプや再生機器では
この組み合わせが原音に対して
極めて忠実でパーフェクトな音質だと感じた。
そして、
その出来上がった我が趣味のオーディオ環境へ
昭和の頃憧れたアイテムを追加したい。
カセットデッキ、ラジオチューナー
憧れだったセパレートの機器
あの頃の音を
今の満足度の高い環境で鳴らしたら
いったいどんな感じだろう?
日々ヤフオクやハードオフを探しまくって
できるだけ出費を抑えつつ、便利そうでレトロな
そんな昭和のオーディオ機器を召喚しましたw
YAMAHA T-750ラジオチューナー
こんなん買ってみました^^
ラジオチューナーです。
オーディオの足跡に載ってました
YAMAHA T-750
New CSLチューニングシステムを搭載したFM/AMチューナー。
4bitマイコンとチューニング用LSIにより機能を高めたNew CSL(Computer Servo Locked)チューニングシステムを搭載しています。
New CSLは、10倍精度PLLモードとFMサーボモードの2つのチューニングモードによって構成されています。10倍精度PLLモードでは0.1MHz=10kHzステップで周波数の設定を行うため、IFのオフセットを10kHz単位の精度でアジャストでき、同調点をより厳密に追い込むことができます。そして、僅かでも入力信号があればFMサーボモードに切換り、IF帯の中心点にロックされてPLL動作が停止するため、高周波部・低周波部へのノイズ妨害の無い正確なハイファイ受信を可能にしています。マルチステーションメモリーを搭載しています。
このメモリーでは、CSLチューニングシステムによって得られた最適受信状態を含めてメモリーするため、常に最良の受信状態で楽しめます。フィルターモード機能を搭載しており、ステレオ受信時にノイズが多い場合にONにすることでノイズを低減できます。
イニシャルステーションメモリーを搭載しており、電源をOFFにする直前に選択されていた局を呼び出すことができます。
AMチューナー部には電界性ノイズに強いハイQローインピーダンスループアンテナを採用しています。
また、2連バリコン相当の高耐圧バラクタダイオードや他励コンバーターなどにより、高感度・低歪率・高SN化を図っています。
新品で当時39,800円の製品
今もヤフオクやAmazonで
中古が15,000円~40,000円で流通してます。
僕、若い頃ミニコンポくらいしか買えなかったので
今、こうやってセパレートで
オーディオ機器を使うのが真新しくて楽しいです。
めっちゃ古い機器だけどね^^;
正直、このアンテナの端子とか
つなぎ方すら知りません。
アンテナはAmazonでAMとFMのセットが1000円から2000円くらいで買えるけど
こうやって付属してくれてる中古を見つけられてラッキーです。
そこそこステンレスにサビというかカビ?
みたいなのがあったので
重曹と激落ちくんで拭いたら
余計にまだら模様ができてしまった^^;
これ、純正のアンテナっぽいです。
1983年製?
めっちゃ古い
こういうカビっぽいステンレスの汚れ
なんとか激落ちくんで磨いてみました
重曹と激落ちくん
これで多少はキレイになります
39年前のオーディオ製品
磨けばそこそこひかりますね^^
セッティング編
ラジオアンテナのつけ方とか知らないけど
中学生の頃の記憶をなんとなく呼び戻し
それぞれのアンテナ線をつないでみた
4畳半の狭い仕事場
そして大切なオーディオ機器
そこに新たに加わったのは
39年も前の昭和のラジオチューナー
プリセットメモリーがあるので
車のラジオみたいに簡単にチャンネル変えれるやつです。
内部のIC使って
キチンと周波数キャッチするやつなので
チューニング時やチャンネル変更時は
一瞬ピタッと止まって音が鳴り出す
というメカニカルで
とてもかわいいやつです^^
さっそく、受信してみた
FMCocoro(大阪)が一番キレイに受信できる。
使い方メモ
ラジオのチャンネルをメモリーさせる方法がわかならい
が、
なんとかいじってるとメモリーできた
ありがたいことに
取り扱い説明書をアップしてくださってるページがありました。
http://nice.kaze.com/av/t-750_man.pdf
メモリー方法は
まず、TUNING(チューニング)ボタンで周波数をチューニング
左皮にあるTUNING MODEで自動かマニュアルチューニングを選べる
自動(AUTO)でTUNINGキー押して
自動的にラジオ局のチャンネルをキャッチします。
ラジオ局のチャンネルをキャッチしたら
右端のMEMORYボタンを押す
MEMORYボタン押したら
すぐに
P1、P2とあるプリセットチャンネルボタンを押す。
プリセットを割り当てたいボタンを押すことで
以降はそのプリセットにチャンネルが割り当てられます。
FM NOISE FILTERという機能があり
これはFMのノイズが多い環境でノイズが減るらしいが、、
個人的に音の変化は感じにくい
わずかに高域の周波数が抑えられる?
ドルビーNRみたいな印象?
自動でノイズがなくなるので音質が非常にクリアです。
受信の悪いチャンネルではノイズが出るが
受信の良いエリアのチャンネルは
こんなにクリアに聞こえるもんなんだ
と感動した。
とにかくFM802とFMCocoloは
全くノイズなく聞こえる。
すごい
REC CALというボタンが何なのか?
これは録音時(エアチェック)に適切な音量を確認するための
ピーという音が出る機能。
電波の受信が良いと
横のSIGNAL QUALITYのランプが点灯する
LOWでも点灯すれば音声にノイズは全く無い状態になる。
HIGHになるとCDに迫るような音質のまま安定する。
いいラジオチューナーだなと思った。
FMラジオのアンテナ
アンテナは鉄筋マンションの奥まった部屋なので
なかなか電波受信は厳しいと思う
なんとか、狭い部屋で
目一杯
T字にアンテナを張ってみた
REC CALを押すと
ピーーーっと音が出て
SIGNAL QUALITYはLOWからHIGHへ
音質
いい音です。
原音忠実とかそういうの抜きにして
懐かしくアナログなサウンドがいい感じ
心にやさしい
BGMとして耳に優しい
DJの声が太く厚みがあって優しい
とてもいい音です。
今受信できてるのは
FM大阪、NHK FM、FM Cocolo、FM802の4つだけ
車のラジオなら89.4の京都αステーションや神戸のKiss FMが受信できる場所だけど
マンションの室内の奥まった場所なのでこの大阪の4チャンネルだけが受信できる
さらにFM CocoloとNHKの FM以外は
自分が椅子から立ったりすると
ノイズがザザーっと発生したり
あまり受信環境は良いとは言えないかもしれない。
でも、
一部のチャンネルはキレイに受信する
ハイレゾに慣れ親しんだ現代のオーディオ環境
そんなオーディオ機器で
FM CocoloやNHKを聴いてると
CD並とは言えないものの
ハイファイなサウンドです。
超高域と超低域が濁ったような
それでいて人間の音声は聞こえやすい
FMらしい音質
なんというかアナログな音質で
「なんか懐かしい。。」
とう思える音が聞こえる。
現代のデジタル音源で
ある程度SN比を高めて
原音忠実再生ができる機器を揃えた
さらにコンパクトでありながらも
ダイナミックレンジが
非常に広いスピーカーを使って
昭和のFMサウンドを聴いてみる
これがあの当時
いいオーディオ持ってる家の人が聴いてた音か。。
となんだか懐かしくもあり
心地よい音
NHK FMから流れるクラシック交響曲を聴いてると
自分がこんなクラシック聴くなんて思いもせんかった。。
今は、そんな温かい音楽とDJの声が
いつも僕の部屋を暖かく
包み込んでくれています。
まとめ
ハイレゾやAppleMusicで高音質に慣れた耳
今さらS/N比の悪いラジオの音を聴いてどうなるのか?
少し不安に思いましたが
ラジオの音はラジオの音で独特の良さがあります。
サブスクリプションで月額払わなくても無料で聞ける音楽
さらにDJのナレーションやニュース速報が耳に入る。
自分で選んだ音楽だけをBGMで流すのもいいけど
やっぱりこういうラジオをBGMにできるのも良い。
いいもの買ったなと思います。
断捨離して大量の不要物を処分したのに
また機材がひとつ増えてしまった
でも
昭和のオーディオいいですね
昔はこれをカセットテープで録音して。。
とか思い出すと
さらに余計な出費が嵩みそう^^;
コロナの巣ごもり需要で古いオーディオ機器が
アホほど価格高騰してますが。。
安くてもよさげなアイテムあれば
こうやって遊んでみると楽しいですね♪
時代は新品より中古
リサイクルバンザイですね^^
ラジオアンテナはAmazonで買えるので
動作品のラジオチューナーあれば遊んでみるといいかもです・