ワイドFM対応チューナーおすすめ一覧~高音質で音がいいFM補完放送を受信可能なミニコンポからラジカセ単体ラジオまで

今後AMラジオ放送もFMラジオ放送の周波数帯域で受信する環境へと進んでいきます。

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ワイドFM(FM補完放送)とは

かんたんに言うとAM放送がFMラジオの電波で受信できるものです。

AM(中波)放送局の放送エリアにおいて、難聴対策や災害対策のために従来のFM放送用の周波数(76MHz~90MHz)に加えて、 新たに割当てられた周波数(90.1MHz~95MHz)を用いてAM番組を放送すること。

 

ワイドFMにはワイドFM対応のラジオ、ラジオチューナーが必要です。

(対応周波数90.1MHz以上対応(最高95MHzなど)

 

 

自分で買い替えに際して機種を調べているので備忘録として残しておきます。

ワイドFM対応のラジオやチューナーと製品選択時の注意点を以下にまとめておきます。

ワイドFM対応のラジオチューナー選び方

単体オーディオに組み合わせたい単体チューナーでワイドFMに対応した製品

購入する際は機器の受信周波数の最大値が90MHz以上になっているか?

チェックしましょう。

 

例)

  • 受信周波数FM:76MHz – 108MHz
  • 受信周波数FM:76MHz – 95MHz

など、

上限が90MHzを超えるモデルはFMワイド対応であれば、今後のAMラジオ放送のFM化にも対応しています。

 

※上限が90MHzまでのモデルはFMワイド非対応です。

 

また高音質でラジオ音声を楽しみたいならアンテナ入力端子はF型、75Ωの入力端子があるものが望ましいです。

※昭和のモデルなど古いモデルには無い機種もありますが、今ときはほとんどの機種でFMアンテナ入力端子はこれになってるみたいです。

交換用の室内アンテナの種類が豊富なので、電波受信が良くない場合はいろいろ試せます。

 

また建物がケーブルテレビと契約しているならFM放送をテレビアンテナ端子から受信できます

75Ω F型端子があればテレビアンテナの同軸ケーブルから非常に受信感度の良いFM受信が可能となり、高音質機器の性能を十分に発揮しやすくなります。

※我が家のような鉄筋マンションではT字型室内アンテナではFMラジオの受信はノイズだらけとなりますが、F型端子へテレビアンテナから同軸ケーブルで接続しラジオ受信すれば驚くほど全くノイズが無いラジオ放送になります。

 

注意1)

JCOMなどケーブルテレビ局を契約している建物(集合住宅含む)の場合テレビアンテナ経由ではFMワイドを視聴できない場合がある。(通常のFM周波数の範囲90MHzは受信できます。)その場合ワイドFMを視聴するためには別途室内アンテナで受信するしかありません。また、ケーブルテレビ局経由のFMラジオ放送受信はチャンネル周波数が本来の周波数とは違うものが使われてるので建物ごと、エリアごとに確認が必要です。
注意2)
地デジアンテナではFMラジオは受信できない
戸建ての場合など地上アナログ放送の時代のVHFアンテナがあれば、そちらからFM電波を受信することができます。しかし令和の現代では、ほとんどは地上デジタル用のアンテナ(UFHアンテナ)になってるので、その場合はテレビアンテナの同軸ケーブル差込口からFMラジオを受信することはできません。

 

ワイドFM対応ラジオチューナー 一覧

以下はワイドFMの受信が可能な製品です。

アキュフェーズ DDS FM STEREO TUNER T-1200

 

  • 大入力妨害対策を徹底した、「2段 複同調構成」のフロントエンド
  • 混信時に威力を発揮する「可変IF帯域フィルター」
  • 反射波を軽減する「マルチパス・リダクション(MPR)機能」
  • 理想的な「ディジタルFM復調方式」を採用
  • FM補完中継局(ワイドFM)対応
  • DSPによる理想的なステレオ復調回路「DS-DC」を搭載

高級ラジオチューナーです。

アキュフェーズ株式会社 T-1200

 

YAMAHA T-S1100

AM難聴取・災害対策のためのFM補完放送を受信できるワイドFM/AMチューナー 都市部におけるAM放送の難聴取対策や災害対策などを目的に、旧アナログテレビ放送の放送帯域の一部(V-Low帯域)を利用して既存のAM放送をFM帯域で同時放送する「FM補完放送」が一部地域で開始されました。本機では、そのFM補完放送の放送帯域を含む広範囲(76.0〜94.9MHz)のFM受信に新たに対応。ノイズや電波障害によりAM放送が受信しにくい地域でもAM局の放送番組をFM並みの高音質で快適に聴取できます

ヤマハ | T-S1100 - HiFiコンポーネント - 概要
専用の大型高剛性シャーシ、ピアノブラック仕上げサイドウッドを採用したワイドFM/AMチューナーのハイグレードモデル

 

 

YAMAHA T-S501

 

放送局が林立する都市部から遠隔地まで、多様な受信条件への対応が求められる海外市場でも高く評価されてきたヤマハのチューナー。その豊富な実績を背景に、確かな受信性能とクリアな音質を追求しました。専用筐体と専用電源を持つ単体チューナーならではの音の違いをお楽しみいただけます。

受信周波数 76.0~94.9MHz(FM補完放送対応)

 

 

TEAC PD-301

 

スロットイン式のCDプレーヤーに、ワイドFM(FM補完放送)対応のチューナーとUSBメモリーの再生が可能なUSBポートを搭載したコンパクトなCDプレーヤーです。

内蔵のFMチューナーはAMラジオの番組をFM放送の周波数で放送するワイドFM(FM補完放送)にも対応しており、ビルやマンションなどAM放送の聴取が困難な場所でもクリアな音質でAMラジオの番組をお楽しみいただけます。

 

 

中古の古いモデルやコンバーター

昭和の終わりから平成にかけてテレビアナログ音声1~3chまで受信できたモデルなら

FMワイド放送の帯域もカバーしてい機器があります。またコンバーターで受信範囲を変更する機器もあります。

※古いチューナーは中古での入手が基本となります。

DENON TU-1500AE

 

 

【FM部】

● 受信周波数範囲/76.0~108.0MHz
● 実用感度/1.2μV/75Ω(12.8dBf)
● 周波数特性/20Hz~15kHz±0.5dB
● SN比/ステレオ70dB、モノラル75dB
● 全高調波歪率/ステレオ(90%変調時)0.2%、モノラル(100%変調時) 0.2%

 

 

LUXMAN LXV-OT8 真空管FMラジオチューナー

音友社の組み立てキット LUXMAN製

ラックスマン製真空管FMチューナー・キット

ドライバー一本あれば組み立て可能

 

私も愛用しております

組み立ての注意点と音質レビュー

ラックスマンLXV-OT8真空管FMラジオチューナーを組み立ててみたレビュー~ワイドFMが聴きたくて
うちは鉄筋マンションで部屋も奥まってるせいか? AMラジオが全く受信できません。 そんな環境でAM放送番組を視聴するには FM補完放送によるAMラジオ放送を聴くことでカバーできます。 そして、 手持ちのセパレートのオーディオ機器経由で FM...

 

 

見た目は真空管ラジオですが中身はDSPラジオです

DSPとはDigital Signal Processing の略です。従来のアナログ部品を使わず,アナログ信号をAD変換後デジタル処理でフィルタや復調などを行ってしまうことのようです。

 

非常にクリアな音質傾向。

ワイドFM対応(切替式)

 

  • 出力電圧(100%変調、1kHz):0.9V
  • 受信周波数範囲:《FM》76.0~90.0MHz《ワイドFM(FM補完放送)》87.0~108.0MHz
  • 50dB S/N 感度:8μV
  • 周波数特性:30~15kHz(-3dB)
  • 電源電圧:DC12V
  • 消費電力:3W
  • 寸法:180W×86H×118D (脚部、突起物含む)
  • 質量:620g
  • 付属品:ACアダプター(出力DC12V 1A)、簡易アンテナ線(ミニプラグ付き) 、真空管(12AU7)
  • 付属回路:チューニング・インジケーター、ステレオ・インジケーター、FM/ワイドFM切替スイッチ、ワイドFM・インジケーター

 

 

 

※75Ω同軸ケーブル使用には変換ケーブルが別途必要

 

QUAD FM3

英国モデル 1967年発売の古いチューナーです。

英国モデルではチューニング周波数が88KHz~108KHzとなっている。英国仕様ならワイドFMの放送帯域を受信可能。ただし、日本の放送はほとんど受信範囲外となる。

QUAD FM3の仕様 クォード

 

日本国内で販売されたFM3は特別仕様として受信周波数とスケールが調整されていため非対応。

※日本モデル 90KHzまで

 

ワイドFMコンバーター

 

FMチューナーがステレオ対応でしたら、ステレオ放送は勿論ステレオ音声で聞けます。

例: ワイドFM局送信周波数93.5MHz-14.0MHz=FMチューナーの79.5MHzで聞けます。

ヤフオクで探すと見つかります

 

入力周波数(聞きたい放送局の周波数): 90.0MHz~95.0MHz

これを下記に変換

出力周波数(チューナーの受信周波数): 76.0MHz~81.0MHz

入出力コネクタ: F型 75Ω 使用電源: DC12Vから16Vまで (消費電流: 20mA以下)

 

 

FMワイド放送対応 ミニコンポ

購入する際は機器がラジオ受信に対応しているか?

Fmラジオの受信周波数が90MHz以上になっているか?

チェックしましょう。

例)

  • 受信周波数FM:76MHz – 108MHz
  • 受信周波数FM:76MHz – 95MHz

など、上限が90MHzを超えるモデルはFMワイド対応で、今後のAMラジオ放送のFM化にも対応しています。上限が90MHzまでのモデルはFMワイド非対応です。

DENON RCD-N10

全部入りで最新のネットワークオーディオそれぞれのソフトウェアに対応する驚愕のシステム。

  • 世界初のAirPlay 2対応オールインワン・ネットワークコンポ
  • HEOSアプリで様々な音楽ソースを自在にコントロール
  • ハイレゾ対応ネットワークオーディオ機能/USB-A入力 (DSD 5.6MHz、PCM 192 kHz / 24 bit)
  • ストリーミングサービス対応(Amazon Music、Spotify、AWA、Sound Cloud)
  • Amazon Alexaに対応
  • インターネットラジオ(TuneIn)対応
  • AirPlay 2、Bluetooth対応
  • CD、FM/AMラジオチューナーも搭載
  • テレビなどの接続に便利な電源オン連動機能付き光デジタル入力
  • Hi-Fiコンポーネント譲りのシンプル&ストレート思想によりさらに高音質化

 

FM/AMラジオチューナーを搭載しておりラジオも良い音で楽しめます。95MHzまでのFMラジオの受信に対応しているため、全国で開局が進んでいるFM補完放送「ワイドFM」を聴くことができます。また、最大で50の放送局をプリセット登録できます。

 

 

パナソニック SC-PMX90

 

ミニコンポでありながら単体オーディオに迫る音質で人気のPMXシリーズ

  • ハイレゾ音源再生対応
  • DSD再生に対応
  • USB-DAC機能搭載
  • USBメモリー再生
  • 光デジタル入力端子&音声入力端子2系統を搭載
  • ワイドFM(FM補完放送)
  • AMラジオ番組がFM放送で聴ける!

 

 

パナソニック SC-PMX900

テクニクスの思想を取り入れたピュアオーディオ

 

FM受信帯域 76.0~108.0MHz(100kHzステップ)

音楽CDやBluetooth、ラジオといった多彩な音楽ソースの再生に加え、NASでの音楽再生、AirPlay 2などネットワークオーディオにも対応しました。また「 Chromecast built-in™」対応により、多くの音楽ストリーミングサービスをサポートするほか、Spotify Connect®、インターネットラジオにも対応しています。

  • USB-DAC機能
  • USBメモリー再生
  • サウンドジャンプリンク対応
  • Panasonic Music Control
  • AirPlay 2対応
  • Bluetooth®対応
  • 「Chromecast built-in」対応
  • 「OK Google」対応
  • 光デジタル入力端子&AUX IN端子搭載

 

 

 

JVC EX-S55

JVCケンウッド EX-S55-T ウッドコーンシリーズ Bluetooth搭載 ハイレゾ音源再生 録音対応USB端子搭載 コンパクトコンポーネントシステム

 

◆ハイレゾ音源(FLAC/WAV 192kHz/24bit)の再生に対応したUSB端子を装備
◆対応規格:CD、ラジオ(ワイドFM対応)、USB、Bluetooth
◆実用最大出力:25W+25W

 

FM:76.0MHz~95.0MHz(ワイドFM対応)、AM:531kHz~1602kHz

 

 

 

ラジカセ FMワイド対応

せっかくのFMステレオ放送ならステレオ再生ができる2スピーカーのラジカセが手軽に楽しめます。

CFD-S70

ソニー CDラジカセ レコーダー CFD-S70 : FM/AM/ワイドFM対応 録音可能 ホワイト CFD-S70

  • FM(ステレオ)/AMの2バンドラジオ、ワイドFM(FM補完放送)に対応
  • ラジオ、CD、カセットテープを楽しんだり
  • カセットテープでの録音再生が楽しめる、簡単操作のコンパクトCDラジカセ
  • ワイドFM(FM補完放送)の対応
  • お気に入りラジオ局が3つまで登録可能
  • 最大外形寸法:約(幅)310×(高さ)140×(奥行)212(突起部含む)
  • 質量:約2.3kg(乾電池収納時)
  • 付属品:電源コード×1、ヘッドクリーニングキット×1、取扱説明書・保証書×1

 

 

パナソニックポータブルステレオCDシステム RX-D70BT-K

 

パナソニック ポータブルステレオCDシステム RX-D70BT-K

  • Bluetooth(R)・ラジオ・CD・USBメモリー対応で幅広く音楽を楽しめる
  • 話す力・聴く力を高める リピーティングとシャドーイングに対応
  • 大型スピーカー&「快聴音」機能搭載で高音質で聴き取りやすい
  • 実用最大出力(両CH動作):2 W+2 W(JEITA)
  • スピーカー:フルレンジ8 cm コーン型×2
  • 入出力端子:マイク端子:モノラルミニプラグ(3.5 mm)、0.7 mV、1.2 kΩ/ヘッドホン端子:ステレオミニプラグ(3.5 mm)/AUX IN端子:ステレオミニプラグ(3.5 mm)

 

 

SANSUI SCR-B2【RD】

SANSUI Bluetooth搭載ラジカセ【USB/SDカードMP3再生対応】 SCR-B2【RD】

 

  • ラジオ、USB/SDのMP3、Bluetooth接続した音源もカセットテープに録音できる
  • 電源:AC100V 50/60Hz または 単1形乾電池×4本(別売)乾電池
  • 連続使用時間・ジオ受信時:約90時間・カセットテープ再生時:約50時間・USB/SD MP3再生
  • 消費電力:10W(動作時)、1.6W(スタンバイ時)
  • 定格出力:0.8W+0.8W
  • 受信周波数:76.0~108.0MHz(FM)、530~1629kHz(AM)

 

レトロなルックスでBluetoothからFMワイド放送まで対応

 

 

ハンディラジオ FMワイド対応

手持ちラジオにも置型でも使い方自由自在のハンディラジオ

購入する際は機器の受信周波数が90MHz以上になっているか?

チェックしましょう。

※スピーカーがシングルのモデルが主流なのでステレオ再生ではないモノラル再生のモデルが多いです。

SONY ハンディラジオICF-P36

 

  • 受信周波数FM:76MHz – 108MHz
  • 受信周波数AM:530kHz – 1,605kHz
  • スピーカー径:5.7cm
  • スピーカー出力(JEITA/DC):100mW
  • イヤホン/ヘッドホン:ミニ
  • 電源:乾電池(単3×2)
  • 付属品:単3形乾電池×2(お試し用)、ハンドストラップ、イヤホン

 

 

パナソニック FM/AM 2バンドレシーバーRF-P155

 

  • デジタルチューナー搭載で選局がかんたん「らくらくチューニング」
  • 暗い場所でも便利な「蛍光色ポインター&光るダイヤルパネル」搭載
  • 持ち運びに便利な「ハンドストラップ」付き
  • FM/AM/ワイドFM対応
  • 型番:RF-P155-S
  • 最大出力:125mW
  • スピーカー径:5.7cm丸形 (8Ω) 1個

 

 

最後に

上記モデル以外にもFMワイド対応機種は増えています。

ワイドFMが聴けるラジオ等
AM・ラジオ、ニッポン放送。ワイドFM。ラジオの番組情報やニッポン放送の独自のブロードバンド放送など楽しめるコンテンツをそろえています。

中古でも新品でもとにかく購入する際は

機器の受信周波数が90MHz以上になっているか?

ここをチェックして選びましょう。

 

ラジオの音声ってBGMに良いですし、音楽視聴にもとても良い音質です

従来のFM放送だけでなくAM放送もFM音質で聴けると生活シーンの色合いがひとつ増えそうですね♪