MXTB1s bluetooth ワイヤレス トラックボール MX ERGOを購入した。
買った理由はLogicool Flowが使えるデバイスだと知ったから。トラックボールは他社製品も使った結果、Logicoolが一番自分に合ってる。現在はM570tを愛用してるので乗り換えてもストレスは感じにくそうという理由。
目次
Logicool Flowとは
Logicool Flowに対応したマウス、トラックボールなどのポインター、および対応キーボードで複数デバイス(WindowsPC、MacOS、iOS)を一元コントロールできるソフトウェア。
WindowsパソコンとMacBookという異なるOS間でデュアルモニターのようにマウスのポインターが移動できて、テキストのコピペも端末を超えて可能になるという作業効率化に役立つもの。
ここに惹かれてこのLogicool Flowを使い始めたのですが、、、。
Logicool Flowをインストール
Logicool OptionsというドライバーをインストールすることでLogicool Flowが使用可能になる。Logicool Optionsは新しいマウスMXシリーズ(Bluetooth対応製品)のセッティングソフトと言う位置づけ。従来のトングル2.4GHzで接続するデバイスのセッティングに使っていたLogicool UnifyingのBluetooth版みたいな位置づけっぽい。
インストールしたらFlowの設定へ
MXTB1s bluetoothを接続する端末
- SONY VAIO Pro13MK2 13インチ フルHD
- MSI GS63 7RD Stealth 15.5インチ フルHD
Flowをインストールする理由
自宅で仕事の延長として
- 調べごと
- 見つけた情報の整理
- 旧PCにインストールされたソフトでの編集
こんな作業があるのですが、パソコンを13インチから15インチに買い換えても、やはり15インチでもデスクトップの領域に不足を感じます。仕事場のようにサブモニターでTwitterやニュース系の情報収集して、目の前のメインモニターで入力作業をしたい。そうすればいちいちウインドウを開いたり閉じたりという作業はずいぶん減るはず。
仕事場と同等まではいかなくても、狭い自宅の机上で少しでも作業領域を広げるには13インチのモニターは非常に有効なサイズ感。一線を退いたPCにFlowをインストールするだけでまた最前線で活躍できる端末として使えるわけです。
そんな期待をもってのLogicool Flow対応「MXTB1s bluetooth ワイヤレス トラックボール MX ERGO」投入です。
Flowの設定
双方のPCへLogicool Optionsをインストールする必要があります。
Bluetooth接続でもUnifying2.4GHzでも使用可能
新型のマウスやトラックボールはトングルなしで使えます。
Bluetoothで接続して双方のパソコンをポインターが往来できる状態になります。
インストールしたら、メインのPCで設定を行います。
設定が完了したら以下が可能に
- ポインターの往来
- テキストのコピー&ペースト
- テキストの切り取り&貼り付け
- 画像などファイルのコピペ
- 画像などファイルの切り貼り
これらが主だった便利機能です。
しかし問題発生
日本語(2バイト)文字列のファイル名は文字化け
ファイル名やフォルダ名に日本語が含まれているとエラーが発生しました。
ファイル名が原因なのかどうかは不明ですが、ファイルの中身もすべて全く違うものに文字化けしています。
同じWindows10の環境同士ですが、このような不具合が出た。
Wi-Fi通信による「コピペ&切り貼り」となっているためコピペの完了もファイルサイズによってはずいぶん待たされます。使用するWi-Fiルーターの性能や劣化によっては異様に遅くなるかもしれません。(我が家のルーターは只今、絶賛不調中なので遅かった)
MXTB1s bluetooth ワイヤレス トラックボール MX ERGOの少しレビュー
MXTB1s bluetoothを買って早速Flowを試してみたのですが、2台のPCを同時にコントロールできて便利であるものの、注意すべきポイントもあり、デュアルモニター感覚で操作してしまうと、ファイルを損傷して送ってしまったりするなど違いはあります。
とはいえ、以前のようにトングル使わずにBluetoothで接続できるため、ノートPC持ち運びの際にUSBの損傷に気を使わなくてよくなるなどメリットも多い新型のポインター。
正直使い勝手は慣れてるM570tのほうが圧倒的に良いです。
新型のMXは使い始めて2時間で腱鞘炎再発するほど人によって向き不向きがあります。
トータルすると「すごくいい」のですが、購入時にはけっこう気をつけたほうがいいポイントもあります。また追ってレビュー書きます。
Amazonレビューで同じ意見のもの
この意見と同じで、このトラックボールは個人的には合わない。
手元に来て最初に思ったのがM570tより一回り寸法が大きく、厚みがある。傾斜角0度の状態がM570tに近いスタイルであるが、高さがあるせいでパームレストが無いとM570tよりも手首を浮かすことになりフィットしない。
私の手が小さいこともあるが、これでは余計な力が入り疲れてしまうだろう。傾斜角を20度に変更すると無理の無い姿勢で持つことが出来る。確かにこの状態であれば疲労感は少なくなると思われる。
しかし、人間工学に基づいたデザインというのは特定の体勢で保持することを強要してくるようで丸1日使っているが未だに違和感が残る。なぜだろうとM570tと持ち替えてみると、MX ergoは指尖球(手のひらの指側)から掌底にかけて丸みがあり、私の手には高すぎるのだ。M570tは比べてみると背が低く、ある程度はポジションの自由が効くため結果的に疲れにくい。
それから戻ると進むボタンが非対称かつ立体的なM570tに対し、同一形状のフラットボタンに変わった。耐久性の向上をもくろんだ物と思われるが配置が悪い。M570tでは戻るボタンが人差し指を左へスライドさせた位置にあったが、MX ergoはそれよりも一関節分手前となり指を大きめに曲げないと押しにくい。細かい部分だが地味に使いにくく感じてしまう。
メーカーが言うところの筋緊張20%軽減は普通のマウスとの比較であり、M570tと比べるのであればむしろ”疲れる”トラックボールになってしまったように感じる。
引用レビュー:https://amzn.to/2Hn6L9H
購入後1時間で腕が攣りそうになります。
MX ERGOは
- 背が高すぎる
- 玉が軽すぎる
- 小指が引っかかって疲れる
結果、腱鞘炎になる。
マウスよりしんどいです。
Flowを使う目的なら「あり」ですが、メインのトラックボールとして使うなら個人的には「しんどすぎる」です。かっこいいんですけどね。。
M570t最高!M570tの親指部分にボタン2個追加した「5ボタン」で「複数端末切り替えOK」の「Bluetooth」にした新型を出してほしい。形はそのままで出てほしい。切に願う。
価格は4000円位で。
つまり、5ボタン、端末切り替えスイッチ、Bluetoothという優れた機能を有した新型トラックボールではあるが、個人的にはM570tとはかけ離れた非常に持ちづらい高価なトラックボールです。購入を検討されている方は量販店でそのまま触れるだけでなく「普段の座った作業スタイル」で触れてみるべきです。
自身の座り方や腕の伸ばし方という「作業スタイル」に合う方にはかっこよくて高性能な素晴らしいトラックボールだと思います。