MXErgo分解して左クリック不具合(チャタリング)を治す手順メモ(パーツクリーナー&接点復活スプレー)

愛用のトラックボールロジクールのMXErgo

ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール 無線 MX ERGO MXTB1s

購入後1年半ほどで左クリックが不良な状態となりました。

ドラッグしてる途中で途切れまくる

いわゆる「チャタリング」という症状が出まくっています。

 

だましだまし3年ほど使ってましたが我慢の限界。

修理というか清掃&接点復活スプレーで症状を改善します。

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MXErgo分解と接点洗浄の手順

MXErgoの分解手順は

  • 6本ねネジをゆるめ
  • 本体上部と下部をぱかっと開く
  • パーツクリーナーせ洗浄
  • ブロワーで乾燥
  • 接点スプレーで接点復活

という手順です。

 

必要な工具

必要な工具はこれ

セミつドライバーのT6

トルクスドライバーセットT3 T4 T5 T6 T7 T8 T10 精密 ヘックスローブ レンチセット いじり止めネジ対応 星型 特殊ドライバー 磁石付き

アマゾンで一番お手頃なこのセットを買いました。

 

あとあと長く使えそうなセットです。

 

工具はこういうセット↓↓のものは使えないので要注意

こういうビット差し込みタイプの工具では

ドライバー柄の部分が太すぎて

MXErgoの細いネジ穴にドライバーが差し込めないため作業できません。

 

 

MXErgoの裏蓋開けるには

こういう柄の部分が細いドライバーが必須工具となります。

 

先端部分が磁石になってるものを選ぶと作業がスムーズです^^

 

 

接点復活スプレーとパーツ洗浄剤

KUREの接点復活スプレーがあれば

作業のキモは

クリックのスイッチに復活剤を垂らすこと

なので接点復活スプレーがあればそれでいいのですが

AmazonでKURE接点復活スプレーを購入するには最低4個からの注文しかできない^^;

4本もいらない(1本で持て余す量200ml)なので

ちょうどいいセット

接点復活スプレーとクイックドライクリーナー(電子パーツ用クリーナー)

こちらがちょうどこの作業にマッチしてます。

 

では必要工具(アイテム)が揃ったので作業します

分解作業

ネジ6本はずして

本体上部と下部の2つに分裂できるので

指の爪をつっこんで

パカッ!と本体を分割します。

※このとき、本体からトラックボールのぼーるを外さないと分裂できないので注意

 

MXErgoを分解した様子

 

クリックスイッチ

センタホイールの左右にあるスイッチ

OMRON製のクリックスイッチ

こちらに接点復活スプレーを垂らします

 

本体上部の樹脂パーツ

左右のクリック用ボタンはこんなふうになってるんですね

 

本体上部と下部の基盤はケーブルで繋がってます

作業に際して外す必要は無いですが、傷つけないよう注意。

 

バッテリー

バッテリー本体からの電源ケーブルで基盤に繋がっている

リチウムイオンバッテリーなので

このMXErgoを捨てるとき(廃棄)するときは

この電池部分は別処理で廃棄しないといけない

 

接点復活スプレーを垂らす

分解して中身がホコリだらけとか

汚い場合はブロワーでホコリ除去

そして

クイックドライクリーナーで本体中身をまるごと洗浄

 

自動車パーツクリーと同じような速乾性アルコール洗浄なので火気厳禁

プシュー!!とこのへんに吹きかけて

 

すぐに乾きにくい隙間などがあるので

ブロワーでシュパー!っと吹き飛ばして乾かす

 

 

以上で簡易清掃は完了

 

分解し、きれいな状態になったら

接点復活スプレーを垂らします。

 

スプレーなので普通に吹きかけると

かなりの量の溶剤が噴射されます。

 

 

少量たらす程度でいいので

一旦ゴミ箱やティッシュなどにプシューっと吹きかけて

接点復活スプレーのストローの先端についた液を

クリックスイッチの白い部分へ垂らす

この程度の量で十分みたいです。

 

 

垂らした接点復活スプレーの量

ゴミ箱に接点復活スプレーをプシューって噴いて

その先端をこのスイッチにこすりつけたら

これくらいの接点復活剤がスイッチに付着する

これくらいでいいみたいです。

 

接点復活スプレーを付着させたら

スイッチ部分を指でカチカチなんどか押して復活液を循環させる

 

 

あとは本体を上下合体

ネジを6本締めてもとに戻します。

 

チャタリング改善!正常動作に歓喜

ひさびさにMXErgoが正常動作の状態に戻って嬉しいです。

マウスやトラックボールのチャタリングというのは経年劣化で発生するトラブル。

こんなふうにかんたんに洗浄して接点復活スプレーで治せるMXErgo

メンテナンス性は良いかもですね。

 

(他のトラックボール570tなど)と比較してトラックボールに手垢が貯まりすぎるのが玉に瑕(デメリット)ですが^^;

分解手順はシンプルでいいですね。

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