S.M.S.L B200で高音質BluetoothによるAppleMusicをLDACでハイレゾ再生をしました。
Bluetoothでの再生音があまりにも良い音になったので感動しました。
LDAC対応のイヤホン、スピーカーではなく、アンプとパッシブスピーカーを使ったピュアオーディオ環境でのBluetooth高音質化です。
BluetoothはもはやCD並どころか
LDACでの接続ならハイレゾ水準まで来ているので驚きの高音質です。
S.M.S.L B200レビュー
S.M.S.L B200、Bluetoothのレシーバーです。
USB DACとしても使えますが、メインはBluetoothレシーバー
LDAC・APTX・APTX-HD・AAC・SBC対応で、最高音質の96kHzをLDACでワイヤレスに実用できるオーディオ機器です。
S.M.S.L B200 スペック
S.M.S.L B200 Bluetoothレシーバー
D/Aコンバーター 「CS43131」高性能 DAC IC搭載
LDAC・APTX・APTX-HD・AAC・SBC対応
USB Bluetooth から 光ファイバ出力、同軸出力RCA 出力できるコンバーター
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入力端子 | USB / Bluetooth |
| 出力端子 | 光デジタル (Optical) / 同軸デジタル (Coaxial) / RCA |
| 出力レベル | 2.1Vrms |
| THD+N | 0.0002% (-113dB) |
| ダイナミックレンジ | 128dB |
| SNR(信号対雑音比) | 128dB |
| Bluetooth バージョン | 5.1 |
| 対応コーデック | LDAC, aptX, aptX-HD, aptX Adaptive, AAC, SBC |
| 対応OS (USB接続) | Windows 7/8/8.1/10/11, Mac OS X 10.6以降, Linux, Android (OTG), iOS |
| ビット深度 | USB: 16bit / 24bit / 1bit |
| サンプリングレート | USB: 44.1kHz ~ 48kHz Bluetooth: 44.1kHz ~ 96kHz |
| 消費電力 | 1W未満(スタンバイ時:0.1W未満) |
| サイズ | 幅 72mm × 奥行 108mm × 高さ 72mm |
| 付属品 | 簡易説明書(中・英)、Bluetoothアンテナ、USB A-Cケーブル |
PCからのUSB出力は24bit06kHzが最高となります。
Bluetooth詳細仕様(コーデック別)
以下のコーデックに対応しています。
| コーデック | ビット深度 / サンプリングレート | ビットレート |
|---|---|---|
| LDAC | 24bit / 96kHz | 990 / 660 / 330kbps |
| aptX-HD | 24bit / 48kHz | 576kbps |
| aptX | 16bit / 44.1kHz | 352kbps |
| SBC | 16bit / 44.1kHz | 328kbps |
| AAC | 16bit / 44.1kHz | 320kbps |

実際に使ってみた
パッケージはコンパクト

同梱物
説明書、USB-Cにケーブル

説明書とBluetoothアンテナ

本体 後部
Bluetoothアンテナ端子
RCA出力、 同軸coax出力、光デジタル(Toslink OPTOUT)出力
USB-C入力(PC用のDAC)5V1A電源供給 (スマホは接続できません)

本体下部 ゴムインシュレーター

PCからUSBケーブルを接続すると自動で電源がONになる

音源の接続元と周波数が表示される

本体全面のボタンマークをタッチするとソースが切り替わる
USB → Bluetooth
2つの切り替えのみ
長押しで電源オフ

iPhoneでBluetooth接続
Bluetoothペアリングした直後には
コーデックはSBCとなった

AppleMusicアプリから音楽を鳴らすと、コーデックがAACになった
サンプリングレートは44.1kHz

液晶には日本語表示対応
難しい感じは省略される

難しい感じが省略されている

AndroidスマホからQubozを再生
ハイレゾ音源の再生をするため、Androidスマホ (Oppo Reno5Aという古い端末)からQubozアプリ経由で24bit 192kHzの楽曲を鳴らした。

端末では高品質再生の設定がされてるため自動でLDACによる送信が行われます。
SMSL B200の受信もLDACと表示されました。
直前に繋いでいたiPhoneでのAAC表示が消えて、LDACに切り替わりました。
受信はスペック最大96kHzとなっています。

その他の曲を鳴らす
連続して16bit44kHzの曲を鳴らすと、サンプリングレートの表示は96kHzのまま変わらず。
一旦、USB DACモードへ遷移するか、Bluetoothを切断してつなぎ直す、あるいは違うコーデックで接続して音を出す、というアクションをしないと、表示は変わらない様子。

Androidスマホの設定で
音楽のBluetooth送信の品質を高品質から、標準へ戻してみたら
速攻で表示が変わった
コーデック SBC サンプリングレート44.1kHz
となった。
ちゃんと内部でコーデック、サンプリングレートは自動的にチェックされてる様子。

楽曲再生中に、Android設定からBluetoothの品質を高品質へ変更した
B200が即時に反応
LDACに 96kHzの表示に変わった

パソコンからBluetooth接続
WindowsパソコンからBluetooth接続したら
AAC 48kHzとなりました。

Windowsパソコンの設定

ペアリングして

サウンドプロパティを開くと
Bluetooth経由では16ビット49kHzが最高品質となっていました。
(USB経由では24bit 96kHzになります)

一応、CD品質はクリアしている高い品質です。
iPhoneやパソコンでLDACを使うには
iPhone、Windowsパソコンとも普通はLDACには対応していません。
専用のBluetooth送信デバイスを使うことでLDACによる送信は可能と鳴ります。
Questyleドングル これを使うとiPhoneからでもLDACでの送信が可能
AppleMusicのハイレゾ楽曲をLDACで96kHz送受信ができます。
Androidスマホがあれば、最高品質でAppleMusicの音源をハイレゾに近い音質で再生可能です。
CD品質16bit 44.1kHzをはるかに超えたLDACの音質は昔のBluetooth経由を知る人からするとBluetoothとは思えない高い解像度と音の厚みを体験できます。
パソコンでの接続
USB DACとしてもハイレゾ24bit 96kHzまでのビットレート、サンプリングレートに対応しています。
表示はこのような表示で固定されてます。

こちらもすごく解像度が高い音が出ます。
個人的にDACとしてもこれを使い続けたいと思いました。
DACとBluetoothを切り替えて使え、どちらもハイレゾ水準の音が出るので、入力端子の少ないアンプで使う場合に重宝しそうです。

AppleMusicのハイレゾ音源をLDACで聴いた

SMSL B200からRCAでFX AUDIOのアンプに接続
スピーカーは25センチウーファーの2ウェイ SS-4050を使ってます。至近距離のニアサイドでの再生なので再生レンジは30Hzから20kHzまで非常にバランスよく聞こえるスピーカーです。

狭い部屋なので、スピーカーユニットから70cmくらいの位置での視聴です。皮膚にも音が当たるので、ある意味ヘッドフォンよりも音がよく聞こえると言えるかもです。
小音量でもすべての音がしっかり聞こえる状況での視聴感想です。

AppleMusicのハイレゾ音源を最高品質で鳴らすにはUSBでDACに接続し、iPhoneやパソコンの出力を24bit192kHzへ設定すればいい。
B200の場合、パソコン経由のみの接続となりますが、上記設定をすることで、24bit96kHzのハイレゾ再生を実現しています。
Bluetoothの場合、Android端末のみ、LDACへ対応してるため、Android端末からLDACでの接続の場合はサンプリングレートは最高品質の96kHzとなります。
ハイレゾ音源を聴き比べてみた

こちらのエレクトロニック音楽の楽曲では、録音そのものがクリアで厚みのあるシンセサイザーの楽器音が気持ちいい聞こえ方をするマスタリングがされています。
iPhone経由のAACでの視聴でも非常に心地よい、ビートの聴いたサウンドが良い感じです。AACはCD品質を同じに聞こえるのですが、Android端末からLDACで鳴らしてみると、厚みのあるシンセサイザーのサウンドが、さらに分厚くなり、音の空間というのか無音の部分がクリアになり、楽曲全体の音のクリアさが際立つ。
いままで10年以上、ハイレゾとCD品質の聴き比べはしてますが、ここまで音質の変化を感じたのは初めてです。
e-OnkyoやQobuzのハイレゾ音源はマスタリングでコンプかけて音量あげてるだけに聞こえるものがほとんどですが、AppleMusicのハイレゾ音源はもとの音源のマスタリングと大きく変えてないものが多い。
そのためAppleMusicのハイレゾ音源はもとのサウンドに近いものだと思います。
ラジオでいうと、NHKは音が小さいが本来の楽曲の音質に近い高品位な音質であるのに対し、民放FM曲の音質はコンプで圧力かけた音、音が大きいから多くの人が「いい音」に聞こえやすいが、本来の音質は低い。
AppleMusicのハイレゾとQubozのハイレゾを音質比較するとそういうイメージです。
そんな高品位なAppleMusicのハイレゾ音源とAppleMusicの同じ楽曲のもとの音源を聴き比べてみても、Android端末でハイレゾを再生しLDACでB200へ飛ばした音は非常に解像度が高く、音に厚みがある。
もとのAppleMusicのCD並の音質でオーディオ機器をセッティング調整してるなら、一部の機器やケーブル類を見直す必要が出そうなほど、音に変化を感じた。
Bluetoothで最高品質で聴くには
SMSL B200でBluetooth受信すれば、非常に高いレベルの高音質再生が可能になる。
ただし、送信側はAndroid端末に限定される。
iPhoneからBluetoothで最高品質にするためには専用のトランスミッターを使うことで実現可能です。
個人的にはAACでもB200から出る音はかなり高音質です。
普段使ってるBluetoothはほとんどの機種がSBCでの送受信になってるはずなので、iPhoneユーザーでもB200を使えば、かなりの高音質化を感じやすいと思います。(自分はAACの段階でかなり驚きました)
さらに音質を高めたい場合はこちらのトランスミッターが現時点での唯一の選択肢です。
安い中古のAndroid端末でもLDACでの再生は可能なので、用途にあわせて接続端末を選ぶのもいいかもしれません。
SMSL B200はAndroid端末を使えば極めて高いレベルでBluetooth経由の高音質化を狙えるレシーバーです。
イヤホン、ヘッドフォンではなく、ピュアオーディオなどのシステムを活用する際、ワイヤレスで高品位な音を狙いたい場合は最有力な受信機器となるかもしれません。


