FDR-X3000Rレビュー!アクションカメラ3台目にして最高の手ぶれ補正と出会う

光学手ブレ補正機能搭載、4k30fpsの動画を撮影できるアクションカメラSONYのFDR-X3000を購入しました。

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FDR-X3000レビュー

発売後2年以上経過してるにもかかわらず現行最新型のGoProHERO6よりも個人的に必要な性能を保有する高性能アクションカメラです。

今回の購入に際して、GoPro HERO6とかなり悩みましたが、YouTubeで見れるそれぞれの画質を比較すると、どちらも非常に高画質でありながら、SONYのほうがずいぶん手ぶれ補正が優れていることがわかるためFDR-X3000を選びました。

手ぶれ補正の比較

  • GoPro HERO6は電子手ぶれ補正
  • FDR-X3000は光学式手ぶれ補正+電子補正

 

圧倒的な手ぶれ補正性能を誇ります。

サンプル動画

後半に手持ち歩き撮影でのRX100M5との手ぶれ補正比較があります。

 

動画の手ぶれ補正が気になる人向けのFDR-X3000

アクションカメラの中では発売後2年以上も経過してなお、品切れになったりするFDR-X3000。GoProよりも高価なアクションカメラでありながら人気があるのは高画質と手ぶれ補正による現行モデルでは最高レベルの性能があるからかもしれません。

 

個人的に、アクションカメラはSJCAMのSJ5000Xを2年前に、MUSON MC2を1年前に購入して使っております。主な使いみちは車載動画の撮影用なので手ぶれ補正機能などはあまり気にしていませんでした。

しかし、最近、RX100M5を歩きながら動画撮影しているときなどに手ブレの大きさを気にするように。。

 

昨今はミラーレス一眼のデジカメや大きなセンサーを搭載したデジカメ(写真向け)で動画撮影する人が多く、自分も同様ですが、こと手ぶれ補正についてはハンディカムなどの動画専用ビデオカメラのほうが数倍、いや数十倍優れている事に気づきました。

 

自分は写真ばかり撮っていたので「シャッタースピード1/100とかで手ぶれ補正なんかいるのか?」的な目線でデジカメの手ぶれ補正の有無を気にしていませんでした。

 

しかし、ひとたび動画を撮り始めると、手ブレこそが一番の悩みとなって襲いかかってきます。

 

ほんと、手ブレなんとかしてほしい。

YouTubeに動画あげると、たいした再生回数も無いのに

手ブレ気持ち悪いんじゃボケ!!

とか

けっこう悲しいコメント入ったりもしますw

 

 

そんなこんなで、SONYやpanasonicのビデオカメラを購入するか、5軸手ブレ補正のあるデジカメと光学手ブレ補正レンズの組み合わせか、ジンバル担いで歩き回るか、、悩みに悩んだ結果、以下の理由でFDR-X3000を選びました。

 

  • 小さい
  • 軽い
  • 持ち運びが全く苦にならない
  • 非常に高画質な動画
  • 120FPS(XAVCS)でスローモーション素材撮れる
  • リモコン付き
  • RX100M5と同じバッテリー使える

 

という個人的理由でFDR-X3000を選びました。

 

価格が55,000円ほどするアクションカメラで、我が家のビデオカメラよりも高額な機材ですが、画質、コンパクトさによる持ち運びの抵抗のなさなど含め本当にスゴイビデオカメラだと判断した次第です。

 

実際に使ってみてレビューと評価

スマホのアプリ「SONY PlayMemory」を使えば、RX100シリーズ同様にスマホで操作可能です。しかしながら、スマホアプリでカメラを遠隔操作すると、Wi-Fiが途切れて再接続したり、毎度使い始めにWi-Fi接続しなければいけない。

 

それが面倒なので専用のリモコン(15,000円相当)を付属したFDR-X3000Rというキットモデルを選びました。リモコン高すぎて泣けます。。

しかしながら

リモコンRM-LVR3は便利

 

リモコンの液晶は非常に小さいのですが、FDR-X3000本体にある液晶で操作するよりも各種設定操作などはやりやすいと感じます。しかしながらアイコン形状のマークでの操作メニューがわかりにくく、スマホのアプリから細かい設定をするほうが見やすくて便利に感じるという面もあります。

 

 

個人的には車体に吸盤でカメラつけて、コース上で録画開始!といった使い方なのでリモコンはあるほうが便利に感じます。歩き撮りでもリモコンの液晶見ながら撮影できるので超広角ゆえの露出確認には非常に役立つと感じています。

 

ちなみに、このFDR-X3000はまだ車体外へは装着していません。

先日、ドリフト練習時にパイロンに接触して落下、路面に落ちたあと後続車と自車で分だり削ったり状態で粉々に粉砕してしまったMUSON MC2。走行会中はコースに歩行ではいれませんからやむを得ずです。

大事にしていたアクションカメラですが、やはりモータースポーツでは装着が甘いと落下して、踏まれたらバラバラに砕け散ります。悲しかった。。(たぶん自分で踏んだ 涙)

8000円のカメラでもかなり凹むので、5万円超のカメラを車体外につけるのは僕には無理です。。

付属の防水ハウジングは

これ、別売りでいい値段する防水ハウジング。

 

これをセットにせず、カメラ本体の販売価格を控えめにしてくれるとありがたいと思う。

水中撮影しない人間からすればそう思う次第です。

とはいえ、こんな専用ハウジングが用意されていたら一度は水中に自撮り棒を突っ込んでみたくなるもの。GoProタイプの四角いアクションカメラとは違い専用の特殊形状のハウジングはなんとも見た目が魅力的です。防水性能もアクションカメラ界ではトップクラスの60m。

いつか使ってみたい。

 

バッテリーがRX100シリーズ共通

 

これ、めちゃ助かります。

RX100シリーズ利用者ならこの互換バッテリーで普通に使えるのでおすすめです。

 

とにかく高画質&ブレにくいことが優秀

細かなスペックはAmazonなどの商品説明に書いてあるとおりです。

 

使い方で補足するなら

目一杯高画質で撮影するなら

4K選択 XAVCS 30FPS 100MBS

4K選択 XAVCS 24FPS 100MBS

1秒間の撮影枚数を24FPSの少なめにしてISO感度を自動で下げつつビットレート早い記録というシーンも使える。

 

スロー編集が必要なら

フルHD XAVCS 120FPS 100MBPS

フルHDでプロジェクト編集するなら5倍スローが可能。

さらに720p HDなら240FPSというスローモーション編集にも使えるのでスマホ閲覧向けならかなり使えるスーパースロー撮影も可能。

 

 

アクション動画の画質サンプル

車内映像はFDR-X3000とSJ5000Xです。(車外装着はSJ5000Xのみ)

HDサイズではどちらも似たような画質です。(ここだけの話、、GoPro、FDR-X3000,SJ5000Xは高画質ですがMUSON MC2はかなり画質落ちます)4Kにするとい画質は上がりますが、モータースポーツでは少し動きがチラつきます。個人的には60FPSを基準に撮影したいところです。

 

画質は本当にきれいです。

カラー設定はニュートラルで撮影して編集ソフトでカラーグレーディングするほうが使いやすいです。また、編集が面倒なときはビビッドにすると編集なしでくっきりした映像になるので便利です。

 

今まではアクションカメラは車載しか使ってませんでした。

しかし、このFDR-X3000を手に入れてからは、普段の生活シーンなどでも気軽に動画撮影がしやすくなりました。

FDR-X3000は電源オフの状態から録画ボタン押せば2秒ほどで撮影が開始されます。

これ、かなりスゴイです。

電源ON、撮影ボタン押す

という行為でかかる時間よりも圧倒的に撮影開始が早いです。

 

 

 

今流行のVLOG(ビデオブログ)用途にも使い勝手が良いはずです。

また、すでにRX100シリーズを使っている人なら、GoProよりも使用上のメリットは多くなること間違いなし。。

 

編集でのカラーグレーディングもニュートラルにしておけば、S-log撮影した一眼動画などと色合わせしやすいはずです。ダイナミックレンジは一眼には及ばないけど、アクションカメラ界では最大級のセンサーサイズなので(普通のコンデジと同じ1/2.3インチ)4K記録時はなかなか優れたハイダイナミックレンジです。

 

選んで損はない、長く使える良いカメラです。

 

大事に使いたいのでこの純正レンズカバーも同時に買いました。