JBL4311A 50年前のスピーカーです。
1970年代を彩るアルニコユニット搭載のいい音がするスピーカー
ヤフオクでメンテ済みのキレイなJBL4311が欲しくて見てたら見つけた

以前お試しで汚い4312BMK2買ってアルニコユニット組み合わせて勉強したけど、

やっぱり、オリジナルでアルニコ搭載のものがいいなと、、。
JBL4311Aがほしかった
ウーファーにアルニコ2213を搭載、そしてLE5-2搭載の4311Aが個人的には最高の音が出る43シリーズだと思うので、長く使うつもりできれいなものをポチった。
レアアース不足で少なくなった貴重なコバルト使ったアルニコマグネットのスピーカーを2つも使うJBLのスピーカー4311A
4312BMK2を試していた頃、友人宅に調整済みの4311Bが届いた。その音を聴いて、自分の4312BMK2とは比べ物にならないくらいふくよかな低音と重心の低いボーカルなどリード楽器の音に驚いた。
調整済みの431xってすごくいいなと思った。同時にフェライトのウーファーも使う部屋によっては良い感じだなと思った。
だからフェライトでもいい音するのはよくわかっています。うちではフェライトの12インチは100Hzがボンつく定在波と被って最悪だったが、、。当時D123という12インチフルレンジに換装して4312Bmk2を使っていたがそちらをウーファーにすれば室内の定在波80Hz.100Hzあたりを被せてボンつくドスドス音は出なかった。とてもきれいな低音が出るスピーカーになった。
なので我が家で使うならアルニコユニット搭載の4310や4311Aがベストなのではないか?と考えたものです。まあ特性は違うユニットですがクセ(能率)が強すぎるLE5-2と2213の組み合わせに強い興味を持った。
決してアルニコ信者というわけではないのですが、希少なユニットというのに、惹かれることもあり、4311Aは憧れのスピーカーでした。
あと、過去の経験からアルニコユニットは長く使える印象を持ちました。たぶん100年以上性能バランス維持できるんじゃないのかな?という印象すら持っています。
そして
届いた。
ヤフオクで買ったキレイなJBL4311
商品説明がほとんどない、そっけない説明の出品者だけど、写真見る限り、出品物はどれも本格派のものばかりで、説明にはないけど、めちゃくちゃキレイにメンテされてるアンプとかスピーカーばかり
説明はこれだけ
方式3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット低域用:30cmコーン型(2213 アルニコ)
中域用:13cmコーン型(LE5-2 アルニコ)
高域用:3.6cmコーン型(LE25)
周波数特性45Hz~15kHz ±3dB
許容入力40W(連続プログラム)
インピーダンス8Ω
音圧レベル(新JIS)91dB
クロスオーバー周波数1.5kHz、6kHz
エンクロージャー内容積42.5liters
外形寸法幅360x高さ600x奥行300mm
重量19kg
本人確認すらしてない出品者だけど、写真見る限り間違いないと判断して購入
このサイズの箱で届く160サイズ2個口 送料8000円

狭いマンションで使える最大サイズのスピーカー
それが30センチウーファー搭載の4312とかLE-8Tのサイズ

段ボール箱の中も4隅が緩衝材で保護されて、恐ろしいほどガッチリ保護されている。
このフィルムなどを剥がすのに20分くらいかかった
それくらい、商品梱包に手が入ってる。
なんせ、メンテ済みでめちゃキレイなので、キズ一つ、つけたくないんだろう。

やっとのことでJBL4311Aとご対面
出品時はJBL4311と書いてあったけど、採用ユニットと背面端子の位置から4311Aであると判断可能。
4311だとウーファーが2212(アルニコ)で、4311Aは2213(アルニコ)となる。
どちらもフルレンジで鳴らす構成は同じ。
きれいなサランネット

このサランネットの骨を補強してくれてるのが写真で見えたので即決した。
純正サランネットの骨って水含んでボロボロになるので(以前洗ってボロボロにした(T_T)、こういう木製の専用設計はうれしい。

サランネットも新品で骨も特注もの新品ですね。
キレイでありがたい

本体はグレーで塗装されてキレイ
新品みたい。

LE5-2は程度の良い当時物という感じ
LE25もキレイ。周囲のスポンジは新品で補修されてる様子。キレイ

2213ウーファー
塗装して綺麗になってる。
以前自分で塗装したけど下手くそだったので、プロの補修品はありがたい。

フルメンテしてとは書いてない出品物だけど
フルメンテされたくらいきれいな4311

自分はサランネットつけっぱなしなので、サランネットがきれいなJBLが嬉しい
19kgは自分が動かせる限界の重さ
ギリギリ棚にのせれた

背面のプレートには4311-Aと書かれている
シリアルナンバーはそこそこ近いもので組み合わせされてる

サウンドのレビュー 音質
音質についてはアッテネーターの位置でかなり変わるのでJBL4311Aのアッテネーターの位置で解説してます。

早速接続してみる

JBLの古いスピーカーのスピーカー端子はこういうピンブラグ使わないとつなぎにくい
LE8Tで使ってるピンブラグを併用

接続完了
アンプはDENON PMA-1500AE

JBLの古いスピーカーの音といえば、
生々しい録音のジャズなんかを流すと、ドラムのシンバルの金属音がガツンガツン!
サックスの音が金属的で演奏者の吐息がバスバス聞こえてくる
ベースの弦を弾く音がバチンバチン、
低音は輪郭がはっきりとしてゴリゴリなりまくる
そんな感じです。
ウーファーが15インチのものに憧れますが、集合住宅で小さい音で聴くのに30センチのこのサイズが限界ですが、
出てくる音はそのJBLのサウンドそのもの
15インチとホーンの組み合わせに比べるとガチンゴチン!のゴツさは届きませんが
市販のどんなスピーカーでも絶対に出ない音であることは間違いないです。
こんな金属音がガチンゴチンとリアルになるスピーカーはJBLならでは
4312ではいまふうの落ち着いた音になってるけど4311AはLE5-2がドギツイので、JBLがのホーン使った昔のスピーカーみたいな音質になりやすいみたい。
アッテネーター全部1/10くらいで合わせると一番リアリティある音が出る。
ソニー・ロリンズの St.Thomas
これのシンバルの音、ガチンゴチン鳴る
いちばんわかりやすい

ええ音です。
ジャズばかり聴くわけではないのですが
このタイプのスピーカーで聴くクラシック音楽のチェロ演奏とか室内楽のような少人数編成の録音が好きなので、4311Aを選んだ。
生々しい音が聞きたい人にはこのスピーカーがすごく刺激的でいいかも。

周波数測定

アッテネーターは MID3/10 HIGH 4/10で測定
- 下は35Hzから反応40Hzで立ち上がり80Hzあたりにピーク
- 中低音300Hzが盛り上がることで量感を得ているのはウーファ塗料多めのせいか?
- 中音域500Hz周辺に凹みが出るのはホーンスピーカーのような雰囲気
- 1KHzが強くなるのも高能率フルレンジウーファー部とツイーターをつなぐJBLらしい雰囲気
- 3.5KHzに凹みあり4KHz~10KHzまで超高音が強めなのでアッテネーターで抑え込む
こんな感じでフラットかつ、中音域に特徴が出る。
JBLサウンドという感じです。
めちゃいい音
綺麗に塗装されてる
エッジもキレイ
ビスコロイドが汚い中古はもう触れたくないので、こういう整備品は嬉しい

最高に音お前に叩き出すスコーカーとツイーター
LE5-2は以前にも使ってみたけど、これがあれば中途半端なホーンはいらない
アルニコの高域スピーカーは能率がアホほど高いのでアッテネーターで絞って使う。

アッテネーター
4311A
PRESENCEとあるのがミッドレンジの調整
BRILLIANCEとあるのが高域の調整用
とりあえず自分はミッド3、ハイ4くらいで使ってみた。
それくらいがちょうどホーンスピーカーぽいバランスに鳴る気がする。
最初なのでアッテネーター高い位置にしてるけど、
3/10まで上げると音全体バランスが高いのでやはり、アッテネーターは1/10くらいがベストだと思います。
JBL4311Aの音質とアッテネーター調整について

アッテネーターで完璧に好みのサウンドにできる4311Aは最高です。

4311はスタジオモニターとして高い場所に置くためにウーファーが上部になったらしいけど
上下どちらにおいてもアッテネーターの調整で同じ音に聞こえるよ

一応、自分はウーファーが上にあるほうが好きなので、4312BMK2でもこの置き方してたくらいです。

経年劣化でこのツイーターまわりの吸音スポンジがボロボロになってる中古品をよく見るけど、新品のスポンジも売ってるでの自分でメンテ出来る人にはボロいのでもいいんでしょうね。
それにしてもキレイなツイーターで嬉しい

左右でスポンジの色合いというか、質感が若干違うけど、新品ぽいのでOKとする

JBL431xシリーズは3ウェイでウーファーをフルレンジで使って高域を逆位相で使ってるせいか、スピーカー左右に配置して正面で聴くと、音像定位が微妙に薄れるときがあるんです。
なので音像定位とか気になる人には向いてない、音像定位が気になる人にはフルレンジ一発か2ウェイのものが向いてる。
でも、自分は基本的に、この位置から聴いてるので、音像定位とかどうでもいいんですよね。
音全体がリアリティあって、生々しいものが好き。
なので、このJBL431xシリーズはこういう配置で聴くなら最適だったりします。

ホンマにええ音
知人宅の4311Bもすごいふくよかな低音でいいなあ、、と思ってますが、自分はこの中高域が前に飛び出してくる4311Aが合ってるように感じる。
そもそも、このグレーの4311Aの見た目が好きで、音も好きで
言う事無し。
なんかしらんけど、DENONのアンプと合うね。たまたまかな?
入れ替えで処分しようと思ったけど、LE-8Tの箱だけ使った8インチフルレンジ一発スピーカーはNHKラジオ専用として活躍
こっちの箱のほうが低音の量感があるのよね、、8インチなのに。

発送に梱包されていた緩衝材が軽くて硬くてよさげだったので
インシュレーターとして使ってみる。
DUPON STYRO デュポンスタイロというものらしい

良い感じのインシュレーターになりました。
バランスの良いいい音、どの音楽鳴らしてもホントいい音がするスピーカーです。
買ってよかった。
JBL 4311A
1976年発売 ¥341,000 (ペア、1979年頃)
方式:3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
- 低域用使用ユニット:30cmコーン型(2213)
- 中域用使用ユニット:13cmコーン型(LE5-2)
- 高域用使用ユニット:3.6cmコーン型(LE25)
- 周波数特性:45Hz~15kHz ±3dB
- 指向性(水平・垂直):90゜
- 許容入力:40W(RMS)
- インピーダンス:8Ω
- クロスオーバー周波数:1.5kHz、6kHz
- 出力音圧レベル:91dB(新JIS)
- エンクロージャー内容積:42.5L
- 外形寸法:幅362x高さ597x奥行298mm
- 重量:19kg(1台あたり)
メンテナンス内容
付属品 サランネット骨格整形 新品ネット
- エンクロージャー補修/塗装
- ネットワークマッチング調整(左右特性一致)
- アッテネーター洗浄
- コントロールプレート美装調整
- ウーファー再塗装
- ウーファーエッジ洗浄調整
- ツイーター外周スポンジ交換
- LE5-2スコーカー調整
一応分解して中身もチェックしておきます

最高にいい音です
アッテネーターを1/10にしてます。
これが一番いい音。
重心低くて楽器音が生々しくて気持ちいい。
アンプは3000円の中華デジタルアンプでもめちゃ気持ちいい鳴りっぷりです。
最高♪

好みの音に調整できるスピーカーってありがたい。
僕はJBL C36と4343の中間くらいの音質が好みです。431xシリーズは全体的に好みの音質を作りやすい、LE5-2を使った4311Aは本当に好みの音に近づけやすく100Hzの定在波が鬱陶しい我が家の作りでも音質を調整しやすいです。
4343なんて100Hzが盛り上がりすぎて到底鳴らせないような狭いマンションです。そんな部屋でも超低域が綺麗に鳴らせる2213の性能には驚きます。100Hzだけがちょうど抑えられて定在波の悪影響を感じさせない素晴らしい。
2213は30Hzから室内の定在波を乗り越えて耳に聞こえてくるし、すごいワイドレンジで素晴らしい。
8KHz以上は聞こえないのでツイーターはオフでもいいくらいだけど、LE5-2というアルニコユニットでクセ強すぎる主張の強い中高域の強さ。アッテネーター1/10でも強いサウンドを生み出すLE5-2が組み合わさった音質。それのおかげで好みの音に合わせやすい。
クセが強い6db/octでのフルレンジとのクロスオーバー、2213フルレンジとLE5-2の組み合わせは最高に刺激的なサウンドになります。自分はそれが大好きで好み。
ずっとこのスピーカーの音を浴び続けていたい、、
そんなJBL4311Aは、自分にとって本当に最高のスピーカーです。
いまはデスクトップ用のスピーカーとして眼の前に置いて音を浴びてますw
気持ちええです
※この距離だとアッテネーターは 0.2/10 くらいです、(じゃないとLE5-2強すぎて耳が痛いです)。

本当に何を聴いてもいい音です
JBL4311Aを一生の宝物にします。
買ってよかった。
JBL4311Aの音質を決める!アッテネーターの位置ってどう?

