先日の断捨離作業中に、オーディオ機器の移動などを繰り返した。
スピーカーを「よっこらしょ!」
と動かしてみたところ、気づかないうちにツイーターに凹みが。。
ショックですよね。
ツイーターの凹み。
今回はこの凹んだスピーカーのツイーター部(高音部)を修理します。
治す方法
直し方は簡単。
ガムテープで
ペタペタして引っ張り出します。
ソフトドームツイーターとか布製のツイーターなら細い針を通して強引に引っ張り出すという方法もありますが、このB&WのCM5というモデルは特殊な素材のツイーター。
アルミドームなんで針を刺すのはちょっと。。
ということでガムテープで凹みを引き出すという最もオーソドックスな方法で直します。
ガムテームで治す際の注意点
家にあるガムテープ類
何種類か試しましたが、
- 布ガムテープ
- 紙ガムテープ
- 透明梱包テープ
- 緑養生テープ
という順で粘着力が違います。
うちのスピーカーの場合は
布製ガムテープでやっとこさ、
引っ張り出すことが出来ました。
ここで注意してほしいのは、ヤフオクやハードオフで見つかる中古のスピーカーの場合、経年劣化によって、振動板の横の黒い部分(エッジ)が弱ってる場合があります。
弱ったエッジのスピーカーの場合、
振動板にあまり強い粘着のテープを貼り付けて引っ張ると、エッジが破れる可能性もあります。
もし、
古いスピーカーをガムテでペチペチ引っ張る際は
粘着の弱いものから試すと安心かもです!
では実演します!
こんな感じ、でただ貼るだけ。
貼って、引っ張る。
これを何回か繰り返してると
ペコン!
大きな凹みはなんとか修復できます。
しかし、このCM5みたいなアルミドームは車の板金と同じく、一度凹むとスジが残ります。
細かいスジを治す方法
こんな感じで粘着の強いガムテープを折りたたみます。
折りたたんでピンポイントでシワ(スジ)部分を狙い撃ちして
ペタペタ貼ってペチペチ剥がす。
これを何十回か繰り返してると
まあまあキレイになります。
うちのスピーカーの場合完全には戻りませんが、これでもずいぶん気持ちは晴れやかになります。
ツイーターの凹みで音質は変わるの?
最後に、
ここ気になる人も多いと思いますが、
ツイーターの凹みで音質が変わるかどうか?
普段聞いているリスニングポジションで聞いてる限り
まず変化を感じることはありません。
周波数測定でも全く変化はなし!
大丈夫です、
凹んだままでも音に変化はありません。
厳密に言えば、位相と逆位相のコントロールが崩れるので振動板から数センチのところでは一部の周波数が思った角度に飛ばないみたいですが、1メートルも離れれば関係ない。
そんなもんです。
ただ、凹んでると気になりますよね。
完璧とはいわないものの、ある程度治すことで
そんな気持ち悪さも修復できるはずなので、
中古や自分で凹ましたスピーカーがあれば、ぜひ直してみてくださいね!
最強のガムテ ニチバンの布
なかなか引き出せない場合はコレ使いましょう
やっぱ布テープが最強です(笑)