FOSTEXのかんすぴが好きです
断捨離で2度、手放したかんすぴ
何度手放してもまた買ってしまう悲しさ。
かんすぴ10センチが好き
かんすぴP1000-Eの見た目と音質がとても好みなんですよね(笑)
そんな大好きなかんすぴ10cmキットですが、
やはりずっと使ってると、少しだけ
高音が足りないな、、
とか
低音もうちょいほしいな、、
とか感じてしまうんですよね。
そしてかんたんスピーカーキットゆえに
スピーカーユニットもかんたんに付け替え可能。
過去にはFe103-solやFe103enを付け替えたりしたものの、どれも高音強すぎで音のバランスが崩れるだけ。
かんすぴはP-1000Eが最もバランスとれていい音に感じる。
ならば、
FOSTEX以外でいいスピーカーユニット無いかな?
と探すと
中国aliexpressでこれまたジャストフィットなすごいユニットを発見。
Ghxampフルレンジスピーカー105mmネオジムマグネット
前回もネオジムマグネットのユニットを入手してみたのですが
これがFOSTEXの箱に合わせると非常に良いバランスの音を鳴らす。
とても気に入ってるのですが
- かんすぴの箱に合うユニット
- 低音がもう少し出るユニット
- 高音ももう少し出るユニット
正面じゃない場所でバランスよく聞こえるユニット
という感じでテキトーに探して見つけたのがこれ
ダブルコーンでフェイズプラグ(とんがり棒みたいなの)がついている
すり鉢形状のスピーカーユニット単体から出る音は同ユニットから出る音に対して特定の角度で逆位相になるため、フェイズプラグはその逆位相の音のによる出音の打ち消し合いを軽減させるらものしいです。
実際、個人的に買って手元に残ってるスピーカーのほとんどがフェイズプラグつきになってる
見た目が好きなのもあるけど、正面で音楽聞くのではなくかなり斜め横の方向で音楽聞くときこの手のユニット積んだスピーカーのほうが細かい音聞こえやすい気がするんですよね。(気のせいかも)
※座ってる位置から見たスピーカーたち(普段コレくらいの角度から聞いてる)
※見た目はグロテスクな印象だがゆったりした出音のスピーカーユニット
FOSTEXスピーカーユニットのネジ穴と同じサイズ
前回買ったユニットのほうが丸い形で好みなのですが
ネジ穴の取り付け穴の位置が違うためかんすぴの箱使うならエンクロージャーに穴あけないといけない。
穴あけは嫌だったので同じネジ穴のユニットを探すとこれしか無い。
FOSTEXのネジ穴の対角線上の距離って他社製とは違いすぎて互換品探すの困りますよね^^;
価格
価格は2個でこれくらい
良心的な価格で送料無料なんですよね。
中国ってすごい(笑)
音質
インピーダンス: 4オーム定格電力: 25w周波数応答範囲: 78hz-19.8khz感度: 88.5-3dbコーン素材: 綿繊維樹皮繊維Vas: 7lQts: 0.7Bl: 1.99tMms: 2.3gボイスコイルスケルトン: カプトン直線変位: 6.5mmキャビネットタイプ: ガイド付きフェーズ推奨フェイズガイドチューブ: 内径37mm、長さ100mm。ボイスコイル径: 25mm磁性鋼径: 35mmホーン径: 105mm斜めネジ穴距離: 115mmコーナーネジ穴距離: 81mm全高: 54mm重量: 260グラム/ピース
インピーダンスとフリケンシーのグラフ
なんとなくだけどハイ上がりのように見えつつも
低周波のほうが非常に幅広いレンジでフラットな特性
下のほうも伸びてるので、イメージ的にはパークオーディオのウッドコーンみたいな特性です。
エンクロージャーはそのままかんすぴエンクロージャーなので
P-1000Eの音質に非常に似たような雰囲気でありつつも
やや曇った感じの音質とも言える。
その分、低域はそこそこ伸びて聞こえる。
ベースの開放弦の音が全く聞こえない音量でもこちらのユニットなら少し聞こえる
というレベルの低音強化になってます。
低音フラットゆえにFOSTEXと比べるとほんの少し曇ったような印象ではあるものの、高音はP-1000Eより明らかに高い音が聞こえる。
再生レンジが広がったことによるフラット化が音の滑らかさにつながったようです。
ゆえにアンプは
か細い出力の
- 真空管アンプ
- A級アンプ
- D級アンプ
のほうがマッチしてるようにも感じます。
個人的な好みでA級とかか細い(繊細な)音のアンプのほうが好きなので
このかんすぴ改(ネオジムマグネットVer1)はなかなかいい感じです。
今はコレにつないでます。
低音の量感はしょせん10センチかもしれませんが
10センチの小箱にしてはえらく低めでフラット感出てるな~と
ピアノの低音打鍵とかいい感じで聞こえます。
こちらのスピーカーはFMラジオ聞くのに人の声がちょうど聞きやすく温かみを感じる
そんな雰囲気の音質になっております。
最近はFMラジオが(NHK FM)お気に入りなのでかんすぴ10センチはちょうどいい。
低音は基本的に80Hzくらいまでしか聞こえませんが全体雰囲気としては非常にバランスの良い出音
ネオジムマグネットのメリット
P-1000EからFOSTEX製のユニットに交換してみて
あら~違ったな^^;
と感じたことある人ならこの換装は選択肢のひとつかもです。
なかなかいいですよ
ネオジムマグネットによる強烈な駆動力をもつスピーカーユニット
フェライトのバカでかいマグネットでは
小さいエンクロージャーの箱の内部で空気が動く空間を占拠しすぎます。
でもアルニコやネオジムマグネットの小さいマグネットのユニットなら背面の空間を選挙せずに済む。
さらにコンパクトでありながら強力な磁力を持つアルニコ、その上をいくネオジムマグネット。
そのサイズ感と磁力の影響による結果なのか?
はたまたユニットの性能そのものなのか?
思った以上に低音が伸び
中間域の響き録音などが聞き取りやすくなったりします。
使うエンクロージャーにもよると思いますが、今回の例では面白い結果に。
好みではありますが、個人的には見た目も音質も良い感じだなと。
こんな楽曲を聞くといい感じ
個人的にスモーキーなJAZZを深夜に聴くのですがイヤホンだとしんどいのでスピーカーで鳴らす。
そういうときこういう思低音を抑えたスピーカーは隣室へ音が届きにくく使い勝手が良い。ニアサイドで視聴しているといい感じで極小音量でも音が聞こえやすい。
他人に迷惑かけず静かながらもいい音で聞き流せるスピーカー。
こんなアルバムがいい感じで室内に静かに溶け込みます。
チェット・ベイカー & ポール・ブレイ
Diane
スモーキーで静かなチェット・ベイカーのペットとポール・ブレイのピアノタッチに哀愁を感じます。
人の声が聞こえやすいサイズのユニットなのでJPOP,KPOP、アニソンは聞きやすいです。
特に70年代~90年代のシティポップに分類されるような演奏が魅力的な楽興なんかではボーカルと楽器の音がリアルに感じやすい。
山下達郎、ティン・パン・アレー、吉田美奈子、達郎サウンドなどはいい感じの音だなと感じます。
シティポップのカバーで最高のアレンジが施される
田中裕梨
CITY LIGHT3rd Season
シリーズ1からJPOPカバーが秀逸なシリーズ
この新作もとてもロマンティックな音で聞き惚れます。
クラシック音楽で古い録音のリマスター版など
かんすぴならではの箱鳴りのような響き
パブロ・カザルスのBach 14カノンBWM1087
めちゃくちゃいい雰囲気で鳴ります。
BGMとして欲しい音域だけ懐かしい雰囲気で鳴らしてくれるスピーカー。
Marlboro Fesutival Orchestra & パブロ・カザルス
Bach:14 Canons & Otchestral Suites
おまけ)
かんすぴのユニット交換で再生レンジ広げるなら
ネジ穴のサイズが合うのでこのユニットに交換してる人は多いですよね