HA-FXZ200は本当に100万円級スピーカーの音が出るオススメのイヤホンだった

※イヤフォン自体は本当に良いものなのですが、

当記事は購入直後の感動のせいもあり表現がが大げさなので参考程度に御覧ください。

 

※2019年時点では個人的にこのイヤホンが世界一いい音だと感じています。

2015-07-23_08-44-26JVC HA-FXZ200 ライブビートシステム搭載のイヤホン

先日入手して気に入ってたSHURE215ですが、息子のイヤホンが壊れたので譲ってあげた。

で、自分でお気に入りのイヤホンを再度見つけようと物色してると

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100万円のスピーカーの音が出るイヤホン

として巷(尼レビュー)で口コミされたた逸品を発見。

 

どこかでそんな評価を見たものだからとにかく興味津々でした。

 

100万円級のスピーカーといってもタンノイオートグラフ、B&Wの802DIAMONDくらいしか実際に音は聞いたことないのですが、このイヤフォンはどういった意味でそういう音なのか?興味を持ちました。

イヤホン専門店で数十種類の5万円超イヤホンを聴きまくっても気に入るものがなかったが、このHA-FXZ200は一聴してわかる高音質かつ好みの音でした。

で、早速購入。

Amazonで調達

2015-07-23_08-44-44付属品一式、巻きつけクリップが便利です。

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左右L,Rが青と赤で色分けされてるので老眼で小さなLR文字判別に毎回時間のかかる自分のような人間にはめちゃ助かる配慮がありますw

このHA-FXZ200の特徴であるライブビートシステムなので筐体はえらくデカイです。

ライブビートシステムというのは

わかりやすくいうと

イヤホンにサブウーファーを組み込んだ

ようなものです。

なので低音、超低音、重低音がかなりしっかりと出ます。

一言で言うと低音の量感が凄いです。

iPhone直刺しなのにイコライザー無しで低音の量がすごいです。

低音の量感たっぷりでありながらも低音楽器の音の輪郭も聞こえます。

それだけ超高音域もよく出てるということなのでしょう。

それゆえ、高音楽器の音の厚み、中音の張り出しも高級スピーカー並みにしっかりしてるので非常にリアリティの高い楽器音が再生され音楽鑑賞の環境が著しく向上します。

広がる低音と澄んだ高音、ただし中域はやや引っ込んだように聞こえる。

まさに現代スピーカーっぽい音といったところでしょう。

デカイので装着感は大丈夫かな?

見た感じ、その大きさに不安に感じましたが

つけてみると、、

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2015-07-23_08-45-03まあまあ、出っ張ります。

付属のイヤーパッドは大中小三種類あって自分の耳の穴は標準サイズなのでミドルサイズ(デフォルトでついてるやつ)をそのまま使うと落ちることもなくいい感じの全音域が再生されてる。

イヤフォンは耳の穴のサイズにマッチさせることで密閉感が高まり低音の量感に影響が出ます。なのでサイズ3種類のイヤーチップがあると助かります。

小さいイヤーパッドにしてより耳の奥へ突っ込むほうがいいかな?と試したけど小さいイヤーパッドにすると低音がやや漏れてしまうので音の厚みが減りました。

なのでイヤホンのイヤーパッドはジャストサイズかやや耳の穴に対してやや大きめを付けるほうが「いい音」に聞こえやすいもんです。

音質レビュー評価

Amazonのレビューで

大型スピーカーで聴いてるみたい!

とか

最新のモデルよりも高音質!

などとかなりの好評価モデルでしたが、

実際そのレビューにあるとおりの雰囲気です。

本当にいい音がする。

と感じます。

ウチは30センチウーファーの中型サイズしか無いですが、それよりも低音が出てる!

と感じてしまいます。

まあ、イヤフォンなので当然ですが。。(部屋や騒音の影響を受けにくいから)

某中古オーディオ点で聞き惚れたJBL4343並みの低音を手軽に感じれる。そんな印象です。

高音も量のある低音に負けること無くかなりしっかりと再生されてます。音の性格はJBLよりもB&Wなどの英国系に近いです。ただし高級モデルの音に近い。

中音がやや大人しめで、アメリカンスピーカーやホーンスピーカーほどには前に出てくる感じはないという印象。

低音だけ見ればうちの25センチ300Wサブウーファーと同等以上の低音出るくらいに感じます。

そりゃイヤフォンなので当然ですが。。

普通、イヤホンやヘッドフォンで音楽聞くと、音の定位は自分の頭の中心くらいにセンターが来るのですが、なぜかこのHA-FXZ200の場合、若干おでこ付近にセンターが定位する。

そんな気がするイヤフォンです。

低音出過ぎて響くんでしょうか?

でも、これがスピーカーで聴いてるような印象を受ける理由かも。

スピーカーだと正面に定位して、高音の明瞭度によって音の分離がよりよくなるわけですが、イヤホンやヘッドフォンだと全面に定位させるとか物理的に難しいはず。

それをライブビートシステムがスピーカーっぽい音にしてくれてるのかもしれません。

高級オーディオなんかでいいスピーカー、良いアンプで聞き慣れてる人にはオススメできるイヤホンだと紹介されましたが、まさにドンピシャの高音質イヤホンでした。

旧製品で店舗ではもう扱ってないけどAmazonならわずかに在庫ありました(購入時)

さすがAmazon神!

 

構造上の解説はAmazonにありますが、よくよく考えるとイヤホンみたいな小さいサイズで全ての音を出すにはよりリアルな低音を出す必要があるのでこういう仕組みは珍しいけど理にかなってるというわけですね。

BAもダイナミックも高級品聴き比べたけど、音のリアリティ、空気感の表現力という面においてはこの1万円クラスのイヤホンが圧勝だと個人的には感じてます。好みの問題はありますが、いい音してます。

ケーブル交換はできないタイプだけどわりと強靭な作りなのでよほど雑に扱わない限りケーブル損傷による全損の危惧はない。

総合すると、、。

もう製造されてないはずだからイヤホン史に残る名機ですね。

サブウーファー的機構搭載とか、やり過ぎ感が渋いです(笑)。

やっぱ値段だけでは決まらないですねオーディオ機器は。。

2018年2月追記

初心者時代の感想なのであらっぽい内容ですが、音に慣れた今でもこのイヤフォンは良い音のイヤフォンだと思ってます。

しかしながら能率がかなり低いので他のイヤフォンを差し替えるとスマホで同じ音量でもかなり小さい音になりガチです。

音の傾向はこの1500円のイヤフォンと同じ低音強めの雰囲気です。もちろんこのJVCのほうがクリアでいい感じですが、、。