音質に変化ある?オーディオテクニカのインシュレーターAT6089CKをずっと愛用して思ったこと

スピーカーの音質向上アイテムとして定番のインシュレーター

自分がオーディオに興味を持った一番最初の頃に買ったアイテム

 

購入後7年ほど経過しますが

スピーカーが入れ替わってもずっと愛用しています。

 

AT6089CK オーディオテクニカ

最近はAmazonでオーディオテクニカのインシュレーター販売してないみたいですが

楽天なんかでは在庫あるみたいですね

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オーディオテクニカ AT6089CK

このかんすぴ(改)を支えているインシュレーターがAT6089CKです。

 

小さいスピーカーにはちょうどいいサイズ

真鍮製で見た目の小ささと反してずっしり感のあるインシュレーターです。

 

 

真鍮製ですが接地面にはコルクが埋め込まれて

正しい使い方はコルクが下で真鍮部分がスピーカーに接する置き方

 

使い方

正しい使い方があるのかどうかは知りませんが

スピーカー本体が鏡面仕上げのピアノブラックとか

傷が付きやすい筐体の場合は

コルク面を上にしたほうが精神衛生上良い気もします。

 

コルク面を上にすると

インシュレーター自体がすべる

置き場所の接地面で滑りやすい

以前はずっと

コルクが上で真鍮が下にしてつかってました

 

でも、インシュレーターの一般的な認識は

スピーカー本体エンクロージャーが設置面積を減らすことによる音の変化を求めるもの

みたいな目的があるので

インシュレーター自体がスピーカーと接する面は硬質な部位のほうがいいのかな?

 

 

今はコルク面を下にして滑りにくくして

スピーカーとの接点は硬い真鍮と接するように使用

 

正直あまり音の違いは感じません^^;

 

でもインシュレーターの効果なんとなく感じています

インシュレーターの効果

製品パッケージにも書いてますが

明るい音色 はっきりした音像

インシュレーターの評価となればこのような表現がいいのかと。

 

自分の経験ではスピーカーの設置状況によって効果は違いがあると思います。

 

振動対策でオーディオ用の御影石とか

重くて硬い表面のオーディオボードにスピピーカーを設置する場合

インシュレーターの有無程度ではあんまり音の変化は感じにくい。

 

というか御影石とか敷いたときの変化が大きすぎて

インシュレーターの効果は感じにくかった印象が、、^^;

こういうやつ(笑)

 

しかし

インシュレーターを置く場所が

薄い板の本棚とか机の板面などであれば

けっこうインシュレーターの有無で音が変わります。

 

薄い板にスピーカー直置きだと普通に音が綺麗になってたのに

薄い板の棚においたスピーカーにインシュレーターを挟むと

薄い板も共振しやすいのか?

変な低音出るように感じることがある。

 

なので、

薄い板の本棚とかにスピーカー設置するときは

インシュレーターは無いほうが良いのかもしれない。

 

使うスピーカーにもよるけど

インシュレーター使うと音に変化が出るが

良い方向へ行くとは限らないという感じです。

低音出にくいスピーカーの場合

自分はBGM的に常時鳴らすスピーカーは低音があまり出ないスピーカーを愛用しています

FOSTEXのかんすぴ10cmですが

これ、低音は欲張ってない音ですが

大きめの音量のときはそれなりに低音も出ます。

 

同時に箱が共振するような鳴り方するんで

アコースティックギターの楽曲とかチェロ独奏とか

そういう楽曲鳴らすとめっちゃいい感じのリアリティというか

楽器が鳴ってるような音に感じるんです。

 

※こういうの特にいい音に聞こえる

押尾コータロー Tussie mussie

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント

 

でも床(棚)に直置きだと

その響きのような箱の鳴りが感じにくいような気がする。。

 

そこで、

かんすぴにインシュレーターを挟む。

そうすることで音の輪郭が明確になり

それにより少ないはずの低音楽器の音が聞こえやすくなるような。

 

薄いMDF板で出来た「かんすぴ」のようなスピーカーでは音の変化が著しい気がします。

 

でも

インシュレーターの効果ってプラシーボ効果に近いかも、、

と個人的には思う

 

 

インシュレーターの効果は気のせいかな?

と思う面もありますが

明確に異なる物理的事実もあります。

 

それは視聴位置が多少変化するということです。

スピーカーの音の出る位置が高くなる

インシュレーターを挟むことでスピーカーの位置が若干上に上がります。

これの効果は明確で

普段棚に直置きしてたスピーカーのツイーターの位置が

インシュレーターを挟むことで1センチ程度上昇する

 

その結果、

あれ?高音めっちゃクリアになってね??

あれ?低音楽器の輪郭めっちゃ聞こえるようになってね??

みたいな変化は

わりと耳の弱い自分でも感じる次第です。

 

デスクトップ環境とか

スピーカーと耳の距離が近いほど変化は著しいです。

 

インシュレーターは見た目による心理的効果とスピーカーの振動板(特にツイーター)の位置が変化することによる視聴環境(位置、距離)の変化によって音質の変化があるということか。

 

音質の変化というか、聞こえ方に変化があるということかもしれませんね。

 

プラシーボでもなんでもいいのですが

自分はインシュレーターは有り派なので

こっちのスピーカーにもオーディオテクニカのインシュレーターを使ってます

こっちはエンクロージャーの板厚が24mmあって

内部に大黒柱みたいな響き棒が突っ張ってるB&WのCM5というスピーカーです。

※CM5のエンクロージャー内部 左右に突っ張る極太の突っ張り棒

こちらのスピーカーは板厚分厚くて重たい。

よほどの大音量でもないとエンクロージャーが箱鳴りすることは無いと思うのですが、、

なぜかこのスピーカー

インシュレーターの有無でめっちゃ音の聞こえ方変わるんですよね。

 

7年使ってる愛用スピーカーですが、

なんでインシュレーターで音変わるの?

ってくらい音が変わって聞こえる。

 

気のせいだろうと思い、何度もインシュレーター入れたり抜いたりしたけど

このスピーカーにはインシュレーターあったほうが良い印象があります。

音がこもる と感じる環境に

ミニコンポや単体オーディオでも同じですが、

家に持ち帰って設置して

いざ音を鳴らしてみると

なんとも音がこもって聞こえるな、、(;_;)

なんてときは

スピーカーの設置場所を変えてみると一番良い変化を感じます。

 

しかし大幅に置き場所は変えられない

そういうとき

この小さな設置場所(高さ)の変化をもたらすインシュレーターというアイテムは

こもった音に聞こえるあなたのオーディオシステムに

わりと大きな音の変化をもたらすかもしれません。

 

スピーカーって設置の高さを1センチ変えただけで音の聞こえ方めっちゃ変わります。

普段椅子に座って聴くけど自分の耳の高さより下の方にスピーカーを設置してるなら

インシュレーターで高さを嵩上げしてあげる

これで音の変化が出やすい。

 

そうなると

自分の耳より上に設置してるなら嵩上げは不要か?

となるのですが

耳寄りも高いところに設置したブックシェルフスピーカーにインシュレーターを挟むと

なんだか音がクリアに聞こえたりする。

 

自分もインシュレーター使い始めた理由は

「音がこもって聞こえる」

でした。

 

そう感じる環境では使ってみる価値ありかもです。

まとめ

個人的にはインシュレーターによる音の変化は気持ちの問題程度だと思ってます。

 

しかし、ずっと愛用してる理由は

インシュレーターあるほうが

自分の好みの音、好みの見た目になるから。

そんなもんです。

 

自分はこのオーディオテクニカのインシュレーター以外では

木片とかブロックとか使いましたが

スピーカーは接地面から浮かしたほうがいい音がすると感じる。

 

スピーカーは接地面から離したほうがいい音がする

と多くの人が感じるのと同様

できればスピーカーはインシュレーター挟んで使いたいと思う

そんな感じです。

 

オーディオテクニカのインシュレーターずっしりしてお気に入りです^^