バックロードホーン自作できない僕の宝物FOSTEX P1000-BH完成品で奏でる小型ホーンスピーカーサウンドが最高

バックロードホーンには以前から興味があったのですが、自作用のキットとかばかりで完成品があまり無い。ヤフオクとか探せば中古でいくらでもあるんですが、塗装とかされてないし、塗装も自分では出来ない。(面倒)

なので完成品のバックロードホーン用エンクロージャーを探すとハセヒロ製かFOSTEX製が目に留まる。

ハセヒロのもいつか欲しいけど欲しいモデルは受注製作っぽいので、まずはすぐに入手可能なFOSTEX製P1000-BHを使ってみることにした。

FOSTEX P1000-BH主な仕様

形式 バックロードホーン型
外形寸法 145(W)×343(H)×216(D) ※ターミナル含まず
ホーン長 0.93m
内容積 1.1L(空気室)
クロスオーバー周波数 270Hz
質量 2.9kg
材質 MDF t9 / t12(側板のみ)
仕上げ チェリー調
付属品 取扱説明書/1部、愛用者カード/1部、
木ネジ/4本、ワッシャー/4個
適合ユニット P1000※、P1000K、FE103En

 

※ステレオ誌(音楽之友社)2015年8月号付録10cmフルレンジ・スピーカーユニット

 

サイズはばっちりデスクトップサイズです。

Amazonで翌日には届きそうなので早速発注。

 

そして10時間後、届いた。

FOSTEX P1000-BHレビュー

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エンクロージャーと同時に発注したユニット。

今回合わせてみたスピーカーユニットはFOSTEXのP1000K。

かんすぴで付属する10センチの最安ユニットです。

P1000Kの主な仕様

インピーダンス
最低共振周波数 82Hz
再生周波数帯域 fo~16kHz
出力音圧レベル 88dB/W(1m)
入力 36W(Mus.)
mo 3.1g
Qo 0.53
実効振動半径(a) 4.0cm
マグネット質量 120g
総質量 405g
バッフル開口寸法 Φ94mm
標準エンクロージャー方式 バスレフ型
標準エンクロージャー内容積 3.6ℓ
推奨スピーカーボックス P1000-E
付属品 木ネジ×4個、ワッシャー×4個

能率は88dbとありますが、実際に鳴らすと80dbくらいじゃないの?

くらいに感じます。※個人的な聴感上の感覚です。

バスレフ用のスピーカーユニットなのでバックロードホーンとしてはどうかな?と思いましたがとにかく安いしすぐに納品可能なので買ってみた。

なんか嬉しいです。

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P1000Kのマグネットは小さめです。

とはいえ、3000円くらいで販売されてるPC用スピーカーとかのユニットなんかよりかなりデカイマグネットです。

安くてもFOSTEX製。

れっきとしたピュアオーディオ用パーツです。

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ユニットの振動板は紙っぽいけど少し違う素材。

周波数特性は

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500Hzと2KHzあたりにディップがあるけど、実際にバックロードホーンエンクロージャーP1000-BHに装着すると270Hz付近に大きなディップが出るだけで、それ以外はほぼこのグラフの特性どおりの音が出る。

実際に完成して使うとP1000-BHのクロスオーバー周波数270Hzの影響が大きく出るようだ。

 

さてさて、

エンクロージャーも遅れて届きました。

1本7000円ほどの製品ですが、2本発注するとこういうふうにペアで梱包されてきます。

けっこう大きな箱です。

軽いけど。

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低価格なエンクロージャーなのにしっかりと衝突対策されてます。

立派です。

JBLの小さいのよりしっかり梱包されてます(笑)

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この箱は後々使えそうなので保管しておくことにする。

フロントバッフルの奥にひっそりと吸音材が貼り付けてある。

このエンクロージャーは自作用とはいえ完成品なので吸音材、スピーカー内部ケーブル、背面端子までしっかりと作りこまれてます。

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全面のホーン出口

FOSTEX BACK-LOADED HORN

と書かれたシールがかっこいいです。

日本が誇るオーディオメーカーフォスター電機のバックロードホーン用ロゴですね。

最近ではホンダの軽自動車N-BOXスラッシュにも採用されたFOSTEXのバックロードホーン。

このロゴを見るといい音が出そうな気分になります。

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内部配線も自作ではとうていやらなさそうな細かな収納術が施されています。

なるほどー

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背面端子から伸びた内部配線はこうやって全面バッフルまで届けるんですね。

今後の自作などチューニングで役立つ処理です。

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では、

早速スピーカーユニットを装着

P1000KにもP1000-BH側にもファストン端子が付いてるので取り付けは楽ちんです。

差しこむだけ。

ちなみに僕は赤のみの線をプラスに、それ以外の赤黒とか白黒なんかはマイナスに繋ぐことで全て統一してます。

どっちでもいいけどルール化しておかないとプラスとマイナスは機器が増えると間違えやすいですからね。

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ガリガリリリ

とあっという間に装着完了

便利ですねこのリコーの電動ドリル

DIYには欠かせないのでスピーカーいじりにも使えておすすめです。

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ユニット取り付けて完成したはじめてのバックロードホーン。

外装も木目調で渋いです。

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あってもなくてもいいけど、

底面には薄いインシュレーターが付属してます。

音に対する追求心、この心遣いが憎いですFOSTEX。

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パーツで買えば安いけど、こういう背面端子もメッキだと高級感あっていいですね。

見た目にもこだわるFOSTEX。

渋いです。

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うちにある一番高級なスピーカーケーブル(銀製)を接続。

では個人的な評価を

P100BHとP1000Kによるバックロードホーンの音質レビュー

接続するアンプは

  • 中華デジタルアンプ SMSL SA98E
  • アナログAB級アンプ ヤマハ A-S1000
  • アナログ純A級アンプ LUXMAN L-590AX
  • 真空管アンプ ソフトン model8(300B)

それぞれ個性があるのでいろいろ繋いで聞き慣れたiTunesの音源で再生してみました。

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まずはSMSL SA98Eですが、

こちらはデジタルアンプなので低域のダンピングファクターがかなり強いです。それゆえ部屋の状態によっては高音が聞こえにくくなることもありえます。同じ中華デジアン使うならLepy2024あたりのほうがトーンコントロールもついててマッチングはいいと思います。低域の広がりが素直な感じなのでけこう好きな組み合わせです。

参考記事 Lepy2024レビュー

SMSL SA98Eレビュー

続いてヤマハA-S1000と繋ぐと、

普段はピアノソロ専用機になっているB&W CM5とA-S1000のコンビネーションに割り込ませてみると、その音質のち外、音の正確の違いに驚きます。

美音系とはまったく正反対の性格です。

先日のアクティブスピーカーTANNOY REVEAL402とB&W CM5はすごく似た系統の美音系。

このバックロードホーンP1000-BHからはホーンスピーカーらしい元気ハツラツの中域ビンビンで低域ゴリゴリ系の音が出ます。

下品です。

つまり、めっちゃいい音です。

これは好みの問題ですが、

美音系=上品=奥行きがあり繊細=しょーもない音

元気な音=下品な音=音が飛び出して分離する=大好きな音

と個人的な主観で表現しております。

美音系はピアノソロとかアコギのソロなんかにはめちゃいいんですけどね。。

個人的な好みでいうと

バックロードホーンはとっても元気な音です。

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アンプの性格はD級のSA98SEもAB級のA-S1000もよく似た感じの透明感が高いパワフルなもの。

個人的にはこういうパワフルなアンプは高能率スピーカーでJAZZ聴いたり低域ゴリゴリ出すのにはあわないと感じてます。ただの個人的な趣向ですが。。

では、低域ゴリゴリな感じで出るこのバックロードホーンをホーンスピーカーシステムを駆動するアンプ陣に繋いでみるとどうか?

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メインシステムを駆動するLUXMAN L-590AXと真空管アンプに繋いでみた。

置き場所ないのでホーンの上にのっけてみた。

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出てくる音の評価をしますと、、。

やっぱり狙い通りの路線いってます。

金管楽器はブキャー!

ウッドベースがゴリゴリ!ブリンブリン、カツカツゴッゴッ!

てな感じです。

まさに高能率ユニットの音です。

軽い低音です。

狭いワンルームマンションに最高にマッチするはず

これくらい軽ければあの超ライブな5畳の事務所でも響きすぎずいい感じの低音と反響きつすぎる部屋でもちゃんと耳に届く高音が出せるはず。

一応、さまざまなアンプにつなぎ、いろんな楽曲を聞きましたが、JAZZの鳴りっぷりはかなり好みの路線いってます。

ただ、スピーカーユニットのP1000Kが高域再生能力が低いようです。

Amazonレビューなんかでは低音不足とありますが、サイン波で計測するとこのホーンエンクロージャーだと50Hzあたりからかなりの音圧で耳を圧迫する低音が出ます。

実際はめっちゃ低域再生も優れてますよ。

ただし、先ほども書きましたが300Hzより少し下の周波数で大幅に音圧が下がります。

その帯域のディップ以外は10KHz手前までかなりフラットでキレイな周波数特性です。

つ・ま・り

300Hzがボンつきやすい狭いライブな部屋ではかなり効果的な特性!

絶対そうだと思う。

さっそく事務所へもっていった。

接続するアンプはデジタルアンプ。

D級のTEAC AX-501

DACが同じTEACのUD-501なのでアップコンバートをOFF

デジタルフィルターもOFFにすることでiTunesのファイルはこのDACでは一番シャープな音が出る。

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うん、

間違いない

狙い通り

いい音してます。

このくそライブな部屋ではどんなに小さいスピーカーでも出し得なかった「高品質な低域再生音」が実現できた。

低音成分を多く含むベースやドラム、ピアノの左はし2オクターブ

こういったところの発音がクリアでゴリゴリ、ゴンゴン来る感じです。

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とはいえ、

ユニット自体が高域をあまりうまく出せないのとエンクロージャーが軽すぎるせいか、音数の多い楽曲で音量あげるとけっこう中域が歪みます。

古い60年代ロックとかだと雰囲気出ていいんですが、歪み過ぎも良くない。

なのでユニットの振動を抑えるためにもうちょう上級のユニット使うのもいいかと思う。

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JBLの音とか好きな人はけっこう似た感じの音が出るのでこういうコンパクトサイズのバックロードホーンは好きになるかもです。

自分は古いJBLサウンドが好きなのでバックロードホーンはガチで好みの音が出そうです。

はじめてのバックロードホーンですが、今後またこちらのバックロードホーン沼にしばらく嵌りそうな予感です。

市販品では味わえない自作スピーカーの世界。

でも自作や塗装はめんどくさい。

そんなわがままな願望を叶えてくれたエンクロージャー。

FOSTEX P1000-BH ほんとお気に入りです。

省スペースでホーンスピーカーの音が出るバックロードホーン。

本当に素晴らしいです。

もうちょい同じような色合いでいいからサイズ展開してくれないですかねフォスター電機さん。

これからiTunesがハイレゾ化するんで是対バックロードホーンが人気出ますよ。

CD時代に合わせたバスレフ全盛の時代があって

ハイレゾ時代となるともっと濃厚な楽器音の表現ができるわけで。

今後は能率高いスピーカーが絶対的に人気出ると思う。

D級アンプとも相性いいしね。

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デスクトップでも気軽に高能率再生が可能なバックロードホーン。

しょーもない高級品には無い、演奏者の熱意を感じれる音。

こういう下品なスピーカーが大好きです。

ユニットをもう少しいいのに交換すれば高域もよく出てもっとゴリゴリがはっきり聞こえるようになるはずなので

もう一台、、いや2台、、もっとバックロードホーン欲しい。。

サンプル動画

ユニットP1000Kの組み合わせで鳴らした音

いい感じだと思います。

追記)FE103-Solを装着した録音サンプルを貼り付けておきます。

澄み渡る高音が美しくてけっこうお気に入りです。

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