ここ1年ほどですが、音の好みがずいぶん変わってきました。
ずっとバスレフスピーカーばかり鳴らしています。
加齢によるものなのか?いろいろ覚えたからなのか?
理由はわかりません。
ただ、明らかに言えるのは、今の僕はバックロードホーンの音よりもバスレフスピーカーの音が圧倒的に好きだということ。
3年前はホーンサウンドに憧れていたこともあり、いろいろ試しましたが、最近は小型でシンプルな2ウェイのバスレフスピーカーの音が一番バランスよく心地よいと感じています。
また時間が経過すれば好みは変わるものかも知れませんが、今は小さいバスレフスピーカーの音が好き。自宅の環境は純A級アナログアンプのスッキリ増幅とバスレフの組み合わせで自分好みにバランスを取っています。
ということで、作業場のデスクトップ環境もスピーカーを入れ替えました。
TANNOY REVWEAL 402アクティブスピーカー
入れ替えたといっても、手持ちのアクティブスピーカーをとりあえず使ってみた次第です。2年ほど前に買って全く使ってなかったのですが、そういえばこのTANNOYのREVEAL402って低音しっかり出てたよな、、と思いだして1軍へ昇格です。
音の好みが変わるのは好きな曲やよく聞く楽曲が季節によって変わるのも理由の一つかも知れません。最近良く聴くのはイーグルスのこの曲とか、、ブルーノマーズとか。。
ちなみに今一番好きな曲はこれ
LA&ベイビーフェイスが手がけたジョニー・ギル、ボビー・ブラウンなどが流行した30年前のモータウンサウンドやニュー・ジャックスウィングそのものです。アルバム全曲通じて80年代のニュー・エディションぽいのもありJBっぽいのもありブルーノマーズかっこいいです。
2年前にこのスピーカーを試しに使ってみた際、あまり好みの音ではなかったので、そこからバックロードホーンにハマることになりました。バックロードホーンは小型のユニットで中高音がしっかり聞こえやすく、低音が軽めでエッジの効いたサウンドになりがちなので今も好きです。
しかし、最近は低音がヘッドフォンで聴く時のように分厚く広がるような聞こえ方のほうが好き。つまりスピーカーでその音を再現するならバスレフがより近付くというものです。
とはいえ、音に好みがあるので、バスレフスピーカーをそのまま今のDACやアナログ段階に合わせると低音がボン付き過ぎる楽曲もあります。
なので、DACを変更。
スピーカーに合わせて機器変更
低音が出にくいUSB給電タイプにすることで電圧を抑えて高音よりのアナログ変換を行います。バックロードホーンにコレを合わせれば低音でなさすぎて悲しいほどカリカリ音になるのですが、バスレフで高音ユニットと低音ユニット用に分かれた内蔵バイアンプ×左右2本の計4つのデジタルアンプ搭載というウルトラパワーを発揮するTANNOYのアクティブスピーカー。低域弱めのDACとは抜群の相性を発揮します。
ちなみにDACは中華DACです。
またPCのジャックから直接つないでもイイのですが、REVEAL402は非常に能率が高いスピーカーなので簡単にPCノイズを拾ってしまいます。PC次第ですが、内蔵DACやアンプ、オーディオコントローラー次第では外部DACは必須になります。(PCイヤフォンジャック接続の場合良い外部アンプとスピーカーは低音強めの録音楽曲に対して低周波ノイズを生成しがちです)
RCAケーブルは変に替えない
RCAケーブルは使い方次第、選び方次第でエゲツないくらい音が変わります。なので、ここはREVEAL402に付属していたミニジャック式のステレオケーブルをそのまま使用。
以前はXLR(キャノンケーブル)を使いましたが、こういう癖のない普通のステレオケーブルはスッキリした音になりやすく好みであります。
TANNOY REVEALのセッティング
- 左右ともボリュームは6段目に固定
- 音量はPC側レベル20~50で使用
- REVEALのハイブーストは使わずノーマルで使用
- 左右配置は耳から80センチ
以上のような設定でちょうどいい感じの音になります。
なんでもいいけど、散らかりすぎですね^^;
低音もしっかり出て、ロックからクラシック、ポップスの電子楽器からボーカル録音までよく聞こえます。JAZZの金管楽器の迫力はさすがにバックロードホーンのようにはいきませんが、オールジャンルでバランスの良い音が出やすい、「いかにもバスレフスピーカー」という感じの音です。
手放そうかな、、と思ってたけど、
こうやって音の好みが変わることもあるし、気分転換にもなるので、スピーカーはいくつか予備で保管しておくといろいろ楽しめるもんだなと思った。
買った当初とずいぶん意見が変わってしまい、申し訳ないくらいです(笑)。
TANNOY REVEAL 402レビュー
ちょっと値上がりしてますね、、