愛用のミニコンポSC-PMX9のリミテッドエディションSC-PMX9LTDに付属する4芯スピーカーケーブル。
スピーカーケーブルですが、4芯タイプ(2.5m×2本)を採用しました。ケーブルは、大きな電力を広い帯域に相応して伝送しています。SPコードの役目 は絶え間なく変化する複雑な音楽信号を伝える役目ですが、信号によるノイズを発生させると共に、振動による影響を受けます。しかし、4芯構造の太い導線に することで、信号から出る磁束を打ち消し、絶縁体で導線を覆った構造や、大電力通過を余裕で引き受ける、許容電力の大きさとも相まって、電気的にも構造的 にも振動を抑えて、不要なエネルギーロスを回避しています。これにより、広帯域に多くの情報量をしっかりと伝送できるため、ハイレゾ音源再生にはとても効 果的で有用な高音質ケーブルです。
これを見てから購入したので購入後は手頃な4芯ケーブルに交換してみようと思ってた。
4芯ケーブルの皮膜の剥き方
届いたケーブルがビルとかの内装工事で見かけるようなぶっといケーブルだったので最初、皮膜の剥がし方がわからず一瞬戸惑った。なのでついでに皮膜の剥がし方を書いておきます。
道具はハサミ1本あればOK
まずはハサミで太いケーブルをグリグリ回しながら切れ目をいれてそのままハサミの刃をあてたまま皮膜を引っ張りとる
すると中から細いケーブルが4本出てくる
散髪する感じで。。
出てきた4本の細いケーブルも太いのと同様ハサミで外周にキズを切り込みながらハサミの刃でグイっと引っこ抜く感じで剥ぎ取る。
最終的に出てきた4本の銅線部分を赤は赤同士、白は白同士でグリグリ一体化。
4芯ケーブルの出来上がり。
スピーカーにつないで
バナナプラグがあると接続するとき簡単になるはず。太いSP線なのでけっこう接続時が大変だったりする。
音質の変化は?音質アップに効果はあるの?
スピーカーケーブルの交換で音質が変わるというのはオーディオの世界では都市伝説的な扱いをされるようですが、これも視聴環境によって変化の度合いは変わるのかも。
パナソニックの先ほどの解説にもあるように2本では補いきれない電磁波の相殺を4本のケーブルにすることで改善出来るという理由からすると4芯ケーブルの効果は出やすいはず。
自分のSC-PMX9sと壁際設置の状態では(スピーカー左右の距離1.5mケーブル2mずつ)送電ロスが低減することで低音、特に重低音の影響を受ける中音域から低音域で音の輪郭がはっきりして、中音域の音圧がアップした。
ザクッと表現すると低音、中音、高音のそれぞれが今まで以上にクリアになり音圧がアップした感じ。iTunesがハイレゾに聞こえるくらいの感触(大げさだけど)
1m程度のケーブル交換でも十分その変化と効果を感じ取れる。
USBパワーコンディショナーでは特に音質の変化は感じなかったけど、このSPケーブル交換とスピーカー用インシュレーターの設置はめちゃくちゃわかりやすい音質の変化を体感できた。
あとは、OFC電源コードを使うことでさらに送電効率をアップできるみたいだけど、さすがにそこは遠慮しとこうかなと。。
LTDバージョンはもう販売してないので後付でこういうことも出来るSC-PMX9sはなかなか面白いミニコンポです。
購入した4芯ケーブルはこれ