昨日までの音響調整ではチャンデバ使って
TEAC UD-501
→ XLRでL590AX
→ RCAでチャンデバへ
→ RCAでA-S2000へ
→ スピーカーへ
という接続で昼間はいい感じで聞けてたけど深夜2時ごろの静寂の中、極小音量にもかかわらず盛大なホワイトノイズが聞こえてくる。
能率が高いスピーカーは増幅機器を選ぶ
ホーンスピーカー導入とJBL2213H直結によりかなり能率が高くなったスピーカーシステム。
これはやむを得ないところだろうけど、、
サー音がけっこう気になりすぎるので各機器をつないだり切ったりしながらノイズの発生源を探った。
うちの機器で強いノイズを発生する機器
DAC TEAC UD501
これとA-S1000をRCAケーブルで接続するとアンプ側のボリューム12時位置くらいになると盛大なハムノイズ(ブーンというタイプ)が目立つ。
RCAでL590AXへ繋いでもそんなに目立たないがA-S1000とは相性が悪いのかハムノイズが目立つ。
XLRでL590AXへつなぐとハム音はしないがL590AXはボリューム12時くらいからホワイトノイズ(サー音)が目立つ。
LUXMAN L590AX
こちらはとにかくホワイトノイズ(サー音)がすごい。これをプリとして使うとプリアウトされて受けるアンプ側の増幅が小さい段階(10時位)でもサー音がかなり目立つ。音楽信号に対して2割~3割はノイズになる。受け取るA-S1000との相性もあるかもしれないがLUXMANのプリ部を通すとかなりホワイトノイズが大きい。しかしならがL590AXにはラインストレート切り替えがあるのでストレートにするとホワイトノイズは著しく減少する。外部プリからL590AXをパワーアンプとしてメインINで受けるかラインストレートで出力すればホワイトノイズはボリューム14時くらいまでは気にならない。(実用音量10時くらいまでは全く聞こえないレベル)
YAMAHA A-S1000
ホワイトノイズに関してはこのA-S1000が最も優秀。優秀すぎてスゴイ。同じYAMAHAのCD-N301と接続(RCA)ではボリューム最大でも全くホワイトノイズは聞こえないレベル。能率89dbのCM5では聞こえないが能率106dbという高能率のホーンスピーカーだとボリューム16時位置くらいでやっとわずかにホワイトノイズも聞こえる。恐るべしS/N比を誇るRCA接続専用機だと感じる。
しかしTEAC UD501とつなぐとホワイトノイズではなくハム音(ぶーーーーぅん音)が盛大に出る。電源撮る箇所をそれぞれ違うコンセントから取るなど対処しても変わらない。おそらく機器同士の相性と思える。A-S1000のノイズの無さは超一級レベルだがUD501をつないだ機器がデジアンでもL590AXでもボリューム最大にすればけっこうハム音は出る。可聴範囲の音量(ボリューム11時くらい)ではノイズは気になるレベルではない。能率96dbのJBL2213Hと能率106dbのホーンスピーカーの場合はノイズが聞こえやすいが89dbと低い能率のB&Wでは全くノイズは聞こえないレベル。
雑誌Stereo付属チャンデバ
これを繋いだらその先の増幅器でホワイトノイズを拡大することになる。ボリューム9時位置すぎれば音源に負けてノイズ感は減るけど小音量でも目立つホワイトノイズが深夜だと聞こえやすい。
L590AXからRCA この段階でホワイトノイズがかなり乗る
チャンデバに来た段階でさらにホワイトノイズが乗る
A-S1000で受けた際に届いたホワイトノイズがマルチアンプ構成でゲインをボリューム12時位置まで上げるためサー音が2重に重なって激しくホワイトノイズが出る。(ホーンスピーカーなのでかなり激しい)
という感じで今のマルチアンプ環境では
チャンデバ、L590AXのRCAプリアウト出力
ここがホワイトノイズのネックになってくる。
どっちも激しいホワイトノイズが出る。
ホワイトノイズの減少へ向けて対策
音源の増幅段階で最終になるA-S1000までの流れでホワイトノイズの発生源を防ぐため結局チャンデバを外してみた。
JBL4312BMK2の内部ネットワークでとりあえずFOSTEX FT600ホーンを接続
ノイズは減ったが、音圧もかなり下がるのでこのままでは使えない。
電源部も2箇所のコンセントを使用して接続を話す。
ケーブル類とオヤイデ製品の手持ち2本へ交換。
接続の変更
A-S1000をプリで使うとホワイトノイズは全く出ないいが、TEAC 501UDからのハム音が激しすぎてこの機器同士をつなげるのはNO.
やはり
UD-501 XLR接続で→
L590AXをラインストレートで可動し →
RCAでA-S1000へ
3ウェイネットワーク経由で4312Bmk2とホーンへ
という流れが一番ホワイトノイズが少なく音質もボーカルがキーンとしてドーンと前に出てくる感じになる。
JBL4312Bmk2 外部ネットワークで3ウェイ化
LPF 800Hz
HPF 4000KHz
12db/oct
という構成。
いろいろ繋ぎ方試したが3ウェイだと800~4KHz担当のスコーカーだけ位相を反転させるのが一番落ち着きがよく低位もクッキリしやすい。
自信からホワイトノイズを全く発しない優秀なA-S1000を高域へ割り当てる。
L590AXからRCA経由で来る音源はかなり途中でS/N比は悪化してるが無音でボリューム10時くらいにしても目立たない感じになった。
低域は590AXが2213Hをフルレンジで鳴らす。実質800Hzくらいからなだらかに減衰して1Khz超えくらいでガクンと下がり2~3Khzに大きな山が出る特性をもつユニット。なのでフルレンジで鳴らして位相調整して音をかぶせるほうが1Khz~4KHzあたりがビーンと前に出やすくなる。
それゆえ増幅の途中で乗るホワイトノイズはかなり目立ちやすくなるが。この接続改善によって増幅途中でのホワイトノイズは大きく1個(チャンデバ)減らしたことで改善できた。
我が家の機器が持つノイズメモ
- YAMAHAのA-S1000はRCA専用で何に繋いでもノイズに関しては皆無に近い非常に優秀(無音16時位から聞こえる程度)
- LUXMAN L590AXは熱がこもりやすいことも手伝ってホワイトノイズは盛大(無音12時過ぎから)
- TEAC UD-501は繋ぐ機器によってハム音出しまくる(RCA)無音ボリュームゼロでも出る
- 付録チャンデバは繋ぐだけでかなりのホワイトノイズを出す
このあたりに気をつけて以降接続テストしていこうと思う。