古いJBLのLE-8T 2ウェイスピーカーメンテナンスとN2400の中身メモ

愛用している中古のJBL LE8Tと075ネットワークN2400

これがね、

以前ユニット外してから

音がおかしいな~ なんで?

と思って

いろいろいじってたら、

ツイーターとウーファー部の位相を逆にしてしまってたのが原因だった

 

なので、

忘れっぽいのでメモ的に写真おいときます。

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中古の古いJBLスピーカーで音が変だなと思ったら

中古の古いJBLって

ウーファーとツイーターが逆位相だったり

4312シリーズなどウーファーとツイーターに対してスコーカーが逆位相だったりとややこしい。

 

中古で人の手を渡り歩いて位相違いで組まれたのか?

それとも最初からそういう仕様なのか?

 

真実はよくわからないけど、

中古で古いJBL買ってなんだか音がおかしいな?

と思ったら位相を疑うといい。

(以前使ってた4312BMK2も位相おかしかった)

 

重低音と高音めっちゃ出てるけど中間が抜けてるような気がする、、

みたいなときは、スピーカーユニットの位相を逆にしてる場合が多いので繋ぎ変えてみるといい。

 

ということで

以下

備忘録

スピーカーケーブル接続と位相のチェック

変な音してたときのスピーカーケーブルの色

 

ウーファー部(LE-8T)に対して

1.2の 1(左端子)に緑色を接続

 

ツイーター075に対して

3,4の 4(右端子)に赤色を接続

 

現状はこうしてる

1,2の2に緑ケーブルつないで

中のユニットのプラス端子に緑ケーブルつないでる(はず)

 

 

ツイーター075は3,4の右側端子に赤いケーブル

赤が075のプラス端子につながってる(はず)

 

 

音のチェック

LE-8Tにアンプ直結でケーブルつないで

ツイーター075はN2400経由(2.5KHzクロス)でつなぐ

並列なのでたぶんこの状態で4Ω超えて6Ωくらい?だと思う

 

音出ししてみると

LE8Tフルレンジそのままの音で再生

そこにN2400のアッテネーターを全閉からゆっくり開放してツイーター鳴らす

 

 

メイン端子INにアンプからのケーブルつないで再生

左右の音聴いてみて

重低音、高音、中高域が濃厚に音出てたらOK

中高域がなんだか抜けたような

ボーカルなどの腰高感があるようだとツイーター出力多すぎか位相が逆になってる可能性大。

 

同位相で鳴らせば重低音から中域、高音までバランス良い音になる。

めっちゃ普通の音になるので

音が変なときはケーブルの接続(位相)の逆をチェック

耳で十分わかるレベル

 

N2400分解

予備のN2400の裏蓋をネジ止めに改造する途中だったやつ

M3ネジで開け締めできるようタップでネジ穴掘った

 

ヘックスレンチで開け締めできる仕様にした

 

N2400の中身スポンジの入れる順番

古いものでスポンジの形がついてしまってるのでスポンジの入れる順番メモ写真^^

全部詰まった状態

 

2枚抜いた状態

 

3枚め抜いた状態

 

 

コイルとコンデンサー2個をよけて

 

4枚めを抜いた状態

 

5枚目を抜いた状態

スポンジ5枚それぞれ形状記憶みたいにカタがついてるので

戻すときの順番間違えないようにする

 

 

中身ネットワーク

アンプからのIN端子に

5Ω 10Wのセメント抵抗2個並列で接続

 

コンデンサ 6.0マクロファラッド2個

 

コイル 10431Pと書かれてるけど

容量は不明

 

スピーカーINのプラス端子から

LF1,2の1端子へコンデンサ経由で接続(黄色ケーブル)

1端子からコイル経由でスピーカーOUT端子へ(青ケーブル)

In端子からLF2(HF3直結)端子へ(黒ケーブル)

LF2とHF3端子は直結してる

ここから黒ケーブルでアッテネーターへ

アッテネーターから戻る白、ピンクケーブルがHF4端子へ

HF4端子にセメント抵抗2個接続 コンデンサ黄色ケーブルへつながる

 

青ケーブル(コイル)と黄色ケーブル(コンデンサ)がスピーカーOUT端子につながる

 

図にすればいいんだけど苦手なので^^;

※図は間違ってます(黄色線見直します)

 

たぶん12octか24octの減衰でクロスしてるはず。

6octでないぽい。

 

N2400古い端子を新しいものへ

古いJBLのネットワークは使い勝手がいいので気に入ってるのですが

この小さい端子が困りもの

スピーカーケーブルめちゃくちゃ細いものしか使えません。

そのうえ、経年劣化で差し込み穴が崩れてたり

端子のバネが壊れてスピーカーケーブルの差し込みが安定しないものもあったり。

 

壊れて無くても、現代の環境ではスピーカーケーブル差し込みにくすぎる

 

中華で販売されてるそれっぽい端子 1個20円くらい

これに交換できるかチェックだけしておいた

 

 

このネジ穴

正規端子は端子にネジ穴があってネットワーク内部からプラスネジで締め込む仕様

対して

この互換品ぽい端子は端子そのもにネジが切ってありナットで内側から締め込む仕様

 

 

正規のJBLネットワーク端子

端子にネジ穴がある

 

とにかくスピーカーケーブルのままだと抜き差しがたいへん

老眼だと不可能に近いときもある^^;

なのでピンプラグを愛用

これならなんとか差し込みやすいが端子をかんたんに壊せるので注意が必要

 

 

互換品ぽい端子にはかんたんにピンがささる

換装しようとおもったけど

ネジ穴のサイズが違う

互換品のほうがM3くらいかな?ちょっと太いので

交換するならケースの穴を広げる作業が必要

 

ということで今回はまだ端子に問題ないので様子見だけにしときます^^

 

外装メンテ

エンクロージャーが傷と変な塗装で茶色に塗られてるのが嫌だ。

 

とにかく購入時から見た目はイケてない^^;

音はいいんだけどエンクロージャーの具合やユニットのかびた具合が気になるものだった。

とりあえずサンディングして塗装を剥がし

ウレタンニスで光らせてみた

 

作業の様子

スピーカーLE-8T進工舎エンクロージャーのリペア1【素人作業】
ヤフオク経由で入手した中古のLE-8T そのエンクロージャー SANSUI LE-8Tとほぼほぼ同サイズのエンクロージャーで 2ウェイ用に仕上げられた進工舎製のエンクロージャー。 中古でいろんな人の手を渡り歩いてきた中で傷だらけになり ある...

 

フロントバッフルとバックパネルもかなり汚い塗装になってるので

近いうちに手を入れたいなと、、

 

ツイーター075はピカピカに磨き上げた

ダイヤフラムも交換用を用意して開けてみたが、まだ問題なく使えるので未交換のまま。

 

LE8Tはセンターキャップはキレイにピカピカに仕上げたけど

ノースウェストのJBLユニット用の白い塗料

これ塗るの下手くそなので近くで見るとダサい状態に^^;

 

LE-8Tもリコーンキット(エッジ、コーン、センターキャップ、ボイスコイルのセット)を買ってあるので時期が来ればまるごと交換しようと思う。

しかし、センターキャップ交換張替えやエッジ交換に必要なデービーボンド1600Bがコロナで黒の製造中止してるようで入手困難となっており手がつけられない。

 

DBBOND(デービーボンド)1600B

1600番の黒が必要

http://www.dbbond.co.jp/cgi/1600B.pdf

※デービーボンドはビブラムソールなど靴のソール張替えで使う888番は入手可能だが

黒ではないのでLE-8Tには使えない

 

あと、サランネットも貼り直したいな、、苦手だけど^^;

とにかく

工作は苦手なので、先延ばしにしてるけど

音は位相間違えずに組み上げればめっちゃ濃厚なLE-8Tサウンドで

フルレンジのままだと物足りない超高域を075を絞って足してあげることで

キンキンのホーンサウンドとずっしり重低音

いかにもな感じの古き良きJBLぽいサウンドになってるのではないかと思います。

古いレガシーなJBLユニットを使ったスピーカー

古くなるほどにロマンがあって

古くなっても音も良くていいもんですね♪