ここ2年ほど動画撮影や編集にハマってYouTubeへアップしたり、とにかく動画撮影をする機会が増えました。
もともとカメラ好きということもあって、いろんなデジカメを試しました。手持ちのPanasonicデジカメG7やSONYのNEX-6なんかを使いつつ、新しいモデルも試したいと1インチセンサーで動画撮影に強いRX100M5やアクションカメラ界で珍しい強い光学手ブレ補正を採用したFDR-X3000なんかも使ってみた。
しかし、どんなカメラ使っても手ぶれ補正の機能で納得がいかない。
アクションカメラの手ぶれ補正は流石に素晴らしいけど、いかんせん画角が広すぎるし、近接撮影で近くに寄れない、、なんて思ってるところ、昔使ってたビデオカメラを引きずり出してみると、これがすごい性能で驚きばかりです。
特に凄いのが手ぶれ補正機能です。
10年前のモデルなのに最新のどんなデジカメよりも超強力な手ぶれ補正を搭載している。
手ぶれ補正がほしいならビデオカメラを選ぶといい
我が家では、
長男が小さい頃から
嫁がビデオ撮影派、私が写真撮影派。
そんな感じで妻は長年ビデオカメラで我が子を撮り続けてきた。
嫁曰く、
「寄れるしぶれないからこれがいい」
機械音痴でカメラに興味なんかないけど、簡単にキレイに動画撮れるカメラがいい。
そんな希望に合わせて当時一番安いパナソニックの人気モデルを買った。
我が家では今でも現役で使用するカメラです。
子どもたちも大きくなり、10年ほど昔に買ったビデオカメラも最近は出番が少ない。
押入れの中で長らく眠っていたPanasonicのHC-V300Mですが、あまりにも使い勝手がいいのでここで紹介させてもらいます。
動画撮影で手ブレが気になるなら機材はビデオカメラにしておけば安心できますよ。
以下、軽量ビデオカメラ最強手ぶれ補正&ウルトラ高倍率なHC-V300Mの紹介です(笑)
PanasonicのHC-V300Mについて
このPanasonicのHC-V300Mというビデオカメラは5軸手ブレ補正が採用されていることもあってとにかく手ブレに強いです。
光学手ブレ補正によって広角32.4mmから50倍の1620mm相当まで手持ちでも手ブレを止めてしまうほどのOIS(光学手ブレ補正)が効いてます。
ほんとすごいです。
高倍率ズームは動画制作に便利
YouTubeでいろんな動画アップしてると、だんだん自分の映像作品に飽きてくるというか、広がりがないなあと思ったりすることがあります。
まあ、センスの有無の問題かもしれませんが、そんな時、カメラを入れ替えたり撮影場所を変えたり、被写体変えてみたり、いろいろやるのですが、それはそれで面倒です。
しかし、高倍率で強力な手ぶれ補正を持つビデオカメラ一つあれば、一度の撮影で身近なものから風景や遠方にあるオブジェまで何でも「それっぽく」撮影出来てしまいます。
高倍率と近接撮影(マクロ)が出来るこのパナソニックのビデオカメラは一眼レフのデジカメや高級コンデジでは到底撮影できないようなシーンをたくさん撮影できます。
一度の撮影ロケで多様性に飛んだ映像を記録できる近接撮影機能と50倍望遠機能。
こんなに優れた能力をたった200グラムのボディに収めるビデオカメラは、動画制作においては便利で有能すぎるアイテムだと感じる次第です。
50倍ズームにすると上の写真で中心にある建物(約300メートル先)でさえもアップで切り取ることが出来ます。さらにAIズームで100倍にズームできるので、YouTubeで使う素材としてはバリエーションが広がりまくりです。
100倍ズームなので35mm換算で3240mm相当です。
余裕で月面のクレーターも撮影できる能力をもつ200グラムのビデオカメラ。
10年前のモデルですが、最新のSONYの空間光学手ブレ補正を採用するFDR-X3000よりも強力かつ自然な手ぶれ補正が効いてます。
HC-V300Mの外観
バッテリーは小型のものを使えば、全体の重さは200グラム強です。
バリアングル液晶で本体に内蔵されるメモリーは32GB
メディアはSDカードで64GBまでは認識しています。
記録方式はAVCHDでフルHDです。
YouTube用なのでフルHDしか使いません。
本体前面にある大きなレンズは傷防止カバーに覆われています。
このカバーはバリアングル液晶を開けば自動的に電源ON、そしてカバーも開くというなんともギミックでありながら便利な機能です。
レンズ上部には暗所で自動で光るビデオライトが配置。
車体下に潜って車の整備動画とか撮影するときにとても便利だったりします。
DC5V充電端子。AmazonでUSB充電できる予備バッテリー買ったのでそっちメインで充電しています。
本体下部にはSDカードスロット
そして三脚穴があるのでゴリラポッドに乗せて車載撮影とか楽勝です。
軽量ボディで超強力手ぶれ補正があるのでアクションカメラ並に車載撮影できます。
ただし画角の広さではアクションカメラが優位かな。
バリアングル液晶を開くと自動的に電源オン
閉じれば自動的に電源オフ。
めちゃ便利です。
HDMI端子で外部モニター使った撮影もできます。
ビデオ専門のカメラは動画撮影に最適化されている
スチル撮影向きに開発された一眼レフや高級コンデジはセンサーサイズの大きさによって高画質です。たしかに画質はザラザラ感がなく解像感の高い高画質と言えるものが多いです。
しかし、物は使いようで、撮影するシーンや企画によっては一眼画質は不要だったりします。
機動性がほしい、軽量でいつも持ち歩ける、あわよくば遠方まで切り抜きたい。
何より、歩き撮りが多い、手持ち撮影が多いので手ぶれ補正機能を強化したい。
三脚使うのは面倒だけど手ブレを抑えたい。
そう考えていろんな軽量一眼レフやら高級コンデジ買いましたが。。
結局どれも写真撮影レベルの手ぶれ補正機能しか持ち合わせておらず、動画撮影するには手ぶれ補正機能が弱すぎるように感じます。
動画撮影専門でママさん向けに開発された軽量モデル。
愛する我が子の大切な瞬間を残すために考え抜かれた速射機能や手ブレ性能。
いくら高級なコンデジでも一眼レフでも
こいつの速写性能には到底かなわないわけです。
ぱっと取り出して即座に撮影。
当然手持ちですが、ぶれない。
ビデオカメラってすごいなと思います。
ただひとつ、デメリットがあるとすれば
最新のアクションカメラや高級コンデジと比べると画質に粗さが目立つかな。。
とはいえ、スマホ視聴者向けのYouTube動画の素材としての撮影なら十分この先の5G時代でも使える画質かなと感じます。
最新の超軽量ウルトラ手ぶれ補正ビデオカメラ
同じモデルの最新版はV360MSというモデルです。
広角端が28mmに広がってるのでよりアクティブなシーンで使い勝手がよさそうです。
上位モデルはサブカメラ搭載などの違いがありますが、センサーは同じっぽいので画質は同じ。
軽量かつ高機能で手持ちの高画質撮影機器のサブとして超望遠とウルトラ級の手ぶれ補正を手に入れれば作品の幅が広がりそうですね。