僕はもともとコンデジに後付でグリップとか付けるのは嫌い派なので、RX100M5には何もつけずに使ってました。ちなみにiPhoneも裸派です。
しかし、SONYの「RX100M5を普段持ち歩かない理由」を解決するために個人的には大嫌いな後付グリップを装着することにしました。
後付のグリップを装着した理由
RX100M5を普段持ち歩かない理由、それは、異様に滑りやすいボディコーティング素材。その滑りやすさによる持ち辛さが使わない理由です。乾燥肌が原因かもしれませんが、僕の場合ここまで滑りやすいカメラは個人的に所有したこと無い。
でも、画質は良い。
ホントにいいカメラです。
とはいえ、個人的にはSONYのデジカメはすぐ壊れるという思い込みも有る。
過去に所有したSONYのデジカメがすぐ壊れた。
- α300は軽く電車のポール(手持ち)にぶつけただけでセンサーがずれて故障。
- NEX-5でも同様、木製のテーブルにガツンと無造作に置いたら内部のセンサー異常で電源ONでの起動に5~6秒かかるようになる。これを2回。
- NEX-6も同様にガツガツ使ってると電源起動が異様に遅くなった。
今回のRX-100M5も高性能ゆえ、かなりの精密機械と思えるので壊れやすいかもしれない。当然ながら、絶対に落としたくない。
今のデフォルト状態ではテーブルに置く際にも指が滑ってゴツン!となる。
RX100M5は高性能ゆえ、ちょっと重たいコンデジなんです。
このままだと使うたびにあの悲しい故障に近づいていく、、。
そういう不安もあってあまり持ち歩かず、RX100M5は大事に保管。
購入後もコンデジはほぼボロボロでレンズガードも開かなくなったXQ1を使っていた。
しかし、その画質、可動式の液晶、最高レベルのレンズに惚れ込んで購入した高級コンデジ。壊れるのを恐れて使わないなんてもったいない。そういう思いが募り、ついに、個人的には大嫌いな後付のグリップを装着することになりました。
RX100M5用ラバーグリップ AG-R2装着
SONYの純正グリップです。
フィット感も抜群なはず、、とこちらをAmazonで購入。
AG-R2はRX100、RX100M2、RX100M3、RX100M4、RX100M5のシリーズ全モデル対応。
SONYの純正品です。
材質はラバー
材質はラバー製で、このグリップ自体は滑りにくい素材で出来ています。
本体との装着は両面テープ
購入前にここが気になっていたのですが、両面テープで接着するのはいいけど、自分で両面テープをこのグリップに貼り付けるのは嫌だなと思ってました。
不器用なので「ズレる」のが嫌。
でも、よかった。
最初からジャストサイズの両面テープがグリップに張り付いた状態で届きます。
購入者はただ貼るだけでOK。
貼り付け準備
脱脂とか、大げさなことはしていません。ホントはそこまでやるべきかもですが、僕はマイクロファイバー(100均)で軽くホコリを吹く程度の処理をしておきました。
そして、
いざグリップを本体へ貼り付ける
グリップ背面の両面テープ。
こんな感じで外側1mm程度を余白にして両面テープがグリップ全面に貼り付いてます。
形状はRX100シリーズにジャストフィットです。
なので、レンズの外側ダイヤルに当てつけるように貼り付ければジャストフィットします。
ほんと、ただ貼るだけ。
誰が貼り付けても貼り付け位置がピッタリになるよう設計されてるっぽいです。
Vario-Sonnarの文字があるところ付近にラバーグリップのフチを当てて、ピタッと貼るだけでした。
スマホの画面保護シールすら上手に貼れない不器用な自分。
そんな僕でもこんな感じに貼り付け完了。
こうやって観ると、レンズダイヤル付近で若干ズレてるように見えますが、これはこの写真撮ったレンズの影響で実際にはほぼピタです。
ボディのサイド面もラウンドに合わせてピッタリです。
このサイド面のラウンドとレンズダイヤルの円周に合わせて装着するとジャストフィットでピッタリ貼り付きました。
上手く出来てよかった。
誰でも上手に貼り付け出来る気配りがされてるのでよかった。
装着後の感想とレビュー
コンデジに外付けのラバーグリップを付けるのが嫌いな理由。
それは、こんな感じで、出っ張りが生まれることで「すっきり感なくなる」というのが最大の理由です。
でも、
思ってたより、出っ張らないですね。。
なんかすっきり感もあるし。。
使ったこともないのに、
「後付のラバーグリップはアカン」
と決めつけていたが、
まさに食わず嫌いとでもいいましょうか、そんな感じだったと気付かされております。
レンズの出っ張りより前に出てたら嫌だな、、と思ってたけど、レンズよりは低いので出っ張り感は少ないです。
滑りにくいグリップ感という性能
滑りやすいボディ、持ちにくいから使わなくなってたRX100M5。
しかし、このグリップを付けるだけでRX100M5が生まれ変わりました。
滑りにくいグリップ感、
これはスナップ写真がメインの僕にとっては「性能」と呼べる高い機能でもあります。
これなら片手でも持てる「持ち歩きたくなるカメラへ」
指の位置は今までと同様なのですが、
持ち心地が違います。
この適度な重量感と指が食いつく感じ。。
「あ、この感触、パナのGX1と似てるな、、」
そんな感じで持ちやすく、落としにくい印象のグリップ感です。個人的に過去もっとも長く持ち歩いたタフカメラPanasonicのGX1のグリップに似た最高の感触です。
持ちやすいがゆえに、常に持ち歩きます。
僕はそういうタイプです。
使い勝手の良い物なので使い込みます。かつてGX1はボロボロになるまで、塗装がハゲてズタボロになるまでガシガシ使ってました。
このグリップを装着することでRX100M5が生まれ変わりました。
壊れやすいかどうか?は知らんけど、ガシガシ使いたくなる形状になった。
たぶん、内部が壊れなければこのXQ1を超えるボロボロさまで使い込める気がします。
専用の100均ケースにも問題なく収まります。
巻ストラップとラバーグリップで絶対に落とさない体制
僕は普段からストラップをこんな感じで腕に巻き込んでカメラ本体を掴むようにしています。
でも、時々そのストラップ巻きつけ作業が面倒くさくて、そのままストラップ無しで持つことも多いです。
その、時々あるストラップなし掴み
この時、偶然何かにぶつかったり、油断してカメラ落としそうになる。
ということが実際には多々あります。
しかし、このグリップを装着すれば
「うん、落とす気がしない」
もう、ストラップ無しで掴むのが基本でもいいんじゃないの?
と思ったりもする。
カメラを掴む際にとっても油断させてくれるグリップです。
つかみ心地が良いか悪いか?
その感じ方は個人差があるはずですが、一つ言えることは
誰が持っても落としにくくなるはず。
これだけは間違いないのでは?と思う次第です。
せっかくの高画質で写真も動画も本当に手軽で上質なものが撮影できるRX100M5。
だけど、滑りやすいボディが難点であまり積極的にカバンから取り出さなくなる。
僕にとってのRX100M5は「そんな残念な弱点を持つカメラ」でした。
しかしそれを克服してくれるこの外付けグリップ。
SONYさん、
これって最初からつけて売ればいいんじゃないの???
とクエスチョンマーク3個つくほど、RX100M5にはこのグリップが付いてることこそデフォルト。
そう思わせるオプション品でした。
装着した外付けグリップはコレ!
購入直後から液晶保護に使ってる厚めの硬い保護カバー
これもSONY純正品。
これもいますでに傷だらけ。
付いてないと液晶割れるよね。。
こういう必須パーツは最初からつけてほしいよね、、。