UberEats法人委託ドライバー増えてるせいか?個人配達員の時給400円になりました~求人と仕事内容調べてみた

2023年春頃からウーバーイーツは配達依頼が劇的に減少してます。

コロナ禍も終わり注文が減少、加えて配達員が増えすぎたこともあり

2時間に1件350円の配達がある、と言った具合の状態です。

時給1000円にも満たない。

新たにスタートすることはおすすめしません。

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最近、大阪でUberEatsの配達してても本当に鳴らない

自分は軽貨物なので大阪市内中心部とかは避けてるのでそのせいかもしれませんが

軽貨物が活動しやすい「都心部やや外れエリア」

および「郊外エリア」ではびっくりするくらい鳴りません。

 

今週は時給換算でまず1000円に届かない

 

今日なんて、時給400円切りそうです(T_T)

 

普通に個人配達員が増えてるのも原因の一つだと思いますが、

最近よく耳にする法人委託業者によるUberEatsのFleet配達員の増加

これも大きな原因と考えられます。

委託法人中にはAmazonデリバリープロバイダの事業者も参加してるとの噂。

とにかく

軽貨物での配達員が増えてるみたい

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法人委託業者の管理ドライバーの増加

UberEatsの配達パートナーを法人委託業者が一括して管理する流れが加速しているようです。

管理はUberFleet(アプリ)で行われているっぽい。

UberFleet(アプリ)はこちら(Androidのみ)

 

この法人委託業者に所属して稼働する配達員、Fleetドライバー(勝手にそう呼んでます)は東京、神奈川など関東方面では2021年くらいから増えつつあるようです(ネット調べ)

 

大阪でも最近急増してるのか?

自分が配達するエリアで、軽貨物におっさん二人乗りでピックに来る研修配達員さんをよく見かけます。(Uberは個人情報保護方針のため2人乗りでの業務は禁止されてるので、複数人でのピックは研修ではないかと思います)

僕が地蔵してるエリア(大阪市内南部)では

黒ナンバーの軽バンの地蔵がえらい増えてます。

100m圏内に5~10台はいます。

現状でそれくらい多いです。

 

さらに

バイクも平野区や東淀川区を中心にレンタルバイク店KsBIKEが活躍しすぎてエグい数の配達員がいます。

僻地の平野のあちこちでなんば、心斎橋並みに地蔵がいます。

2022年になって前年度とは比較に鳴らないレベルで

ヤバいくらい地蔵が多いです。

 

そりゃ鳴らんわな^^;

と思える要素たっぷりですが、、

 

以下、Uberドライバーの法人委託業者について調べたことなど

大阪で配達員してる個人としてはUberドライバーとしての現状と今後

とても気になるので

ネットで調べてみことをまとめておきます。

 

Uber法人アカウント 関連のツイート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UberEats法人委託によるドライバーの求人

Googleで検索するとインディードでUberEatsドライバーの募集が最近増えています

 

関東では日給17,000円保証

大阪では日給12000円保証

という内容のものが多いです。

 

大阪 日給12,000円

 

京都 時給1,500円

 

完全歩合 日給14,000円~15,000円

 

給料 日給と時給

大阪の求人見てると

どれも12時間稼働必須

日給保証なので1日10件の配達でも12,000円。

時給換算で1,000円です。

 

※そこから経費(車両レンタル代とか)引かれるので大阪では実質時給900円未満か?

 

大阪の軽貨物が配達しやすいエリアでは1件単価が500円前後です(2022年4月)
なので12時間稼働で配達が少ないと12000円保証はお得な感じです。しかし、雨の日や土日では12時間休まずかどうすれば30件40件の配達件数になることもあります。
個人で40件配達なら日給2万円コースですその場合でも日給12000円保証なので、差額の売上は元請け会社の利益となる。

 

個人で月に30万円以上稼げる人なら手取りは大きく減るレベル?

個人で20万円行かないくらいの人なら法人稼働のほうがギリギリ稼げそうかも?

 

配達員のアプリにはクエストが表示されない(らしい)

実際にはUberから委託法人へ配達件数に応じたドライバーごとのクエスト(日マタギ報酬)が発生するが、ドライバーには支払われず法人業者が受け取るシステム。(らしい)

それゆえ、ドライバーに達成感は皆無。

仕事の内容

Uberドライバーアプリで配達受けて、

お店でピックしてお客さんへドロップする

個人の業務委託と全く同じ業務です。

 

受け率 90%以上

受けキャン 禁止

週間稼働件数ノルマあり(配達員には見えないクエスト)

 

という条件がつくので

駐禁で切符切られる確率が高いエリアでも配達をスルーできない

という辛いシーンが増えるかもしれません。

軽貨物で稼働する

求人では軽貨物でのドライバー募集になっています。

なので仕事は軽貨物車両での配達になります。

 

軽貨物はレンタル

軽貨物の車両レンタル代 35,000円

軽貨物の保険料 15,000円

合計 5万円前後のレンタル代がかかる。

ガソリン代 ドライバー負担

※1日12時間稼働なら 100km~180km走行なので月間ガソリン代は6万円程度~

車の故障、トラブルは実費精算

 

当然ですが交通違反の罰金は自腹です

 

受け率90%で駐禁に当たる確率はかなり高いと思います。

個人的には大阪市内なら受け率60%台でなんとか駐禁に合わずに済んでますが、都心部稼働やタワマン、ガーデンなど車を遠くに止める必要があるとこへの配達が当たりやすいエリアでは免許証なくす確率が高まりそうです。

雇用形態

本当は雇用して法人が社会保険料などを負担しないといけないはずなのに

出回る多くの求人の内容見てると、

ドライバーは雇用ではなく、業務委託(下請け)です。

違法じゃないのかな?とい思ったりもします。

 

詳しい方のツイートを参考に

 

 

求人内容を見る限り

Uberから法人業者へ業務委託して、法人業者がドライバーへさらに業務委託

という関係ぽいです。(派遣業者ではなさそう)

 

Uberと個人事業主として委託契約のもとで配達するのと同様

法人委託業者とドライバーが個人事業主として委託契約して配達する

 

つまり、

単純に中抜きされるだけの構造です。

 

委託業者は人員の管理によって各エリアの配達員の常時配備する手間がかかる

このあたりをUberと提携して管理費を請け負う事業という感じですね。

ドライバー(配達員)の報酬の2割~3割程度は元請けに流れる仕組みにしないと事業継続しにくいかもですね。

アカウント

仕事の内容は個人でやるUberEatsの配達と全く同じです。

ただ、いままでの個人アカウントでやるのではなく別途新規アカウントを作成して

親元となる元請け法人のアカウントに対してUberFleetで所属ドライバーとして登録する

という管理体系となる

 

こっちのアカウントは良く鳴るようです。(ネット調べ)

納税

法人委託業者との業務委託なので

Uberで直でやってたときと同様自分で確定申告の義務が発生します。

現金受け必須なので税務処理が非常に面倒になる。

メリット

 

保証日給

配達件数が少ないエリアなら日給12000円保証は助かると感じる人もいるかもしれません

※車両レンタル代、事業用自動車保険、ガソリン代など月間10万円~12万円かかる(日割り経費4000円~は日給12,000から自分で支払うことになるので実質日給は8,000円程度?)

 

気軽に経験できる

軽貨物で配達してみたい人にとっては自分で車両を用意せず経験できる。

 

従来の個人アカウントより鳴る

法人アカウントによる所属ドライバーが増えることで従来の個人ドライバーの配達オファー(鳴り)が減ります。

2022年4月5月とゴールデンウィークであるにもかかわらず、驚くほど鳴らない。

今後は夏季の配達員が減る時期も法人ドライバーが強制的に走らされるので鳴りが悪くなることが予想できます。

そうなると、年中鳴りが良いのは法人ドライバー。

従来の個人ドライバーは普段は鳴らない状態がデフォルトになるかも。

 

デメリット

 

個人で稼働するより収入が減る

しかし、個人的な経験から見ると、この給料は元請けに横取りされすぎかな?と感じます。

個人的に、大阪の南東部を1年ほど配達してるのですが、12時間稼働で日給12000円下回るエリアはありません

8時間稼働で日給10,000円になる時給換算でも1100円以上になることがほとんどです。

 

さらにクエストがあるので週間トータルで達成すれば

時給に100円~200円上乗せになる計算です。

大阪の都心部をはずれたエリアで稼働すれば個人ドライバーなら1300円~1500円程度の時給になります。

ちなみにTwitterみてると尼崎、西宮、芦屋神戸エリアなら時給1500円から2000円程度になるみたいです。

 

しかし、Uber側が法人委託業者に有線して配達依頼をオファーする流れになることで、将来的には個人ドライバーも法人委託業者の所属ドライバーも同等の月収に落ち着いていくのかも。

 

鳴れば鳴るほど1件の配達単価は下がる

先に説明した通り、日給保証の金額が実際の収入となります。

日給12000円なので、12時間稼働、

アプリ上で30件配達で18,000円稼げても自分の報酬は12,000円です。

 

40件配達で24,000円稼いでも手取りは12,000円です。

頑張れば頑張るほど1件あたりの報酬単価は下がるので

件数を意識せず働けるモチベーションが無いと辛いでしょう。

また配達件数増えるほど走行距離も伸び、ガソリン代が膨大になります。

そのぶん手残りのお金実際の手取りが確実に減ります。

 

 

レンタル代などの支出が大きめ

車両のレンタル代、事業用車両の自動車保険

これらが合計で5万円~負担する必要があります。

月に25日稼働 日給12,000円

月の手取りは20万円前後になる(そこから納税)

 

車両持込みなら不要です。

 

今後について

今後の流れを考えると軽貨物で都心部を配達するのは限界があるので(駐禁とドライバーの精神的経済的苦痛が大きい)個人でUberドライバーをするのは都心部の超繁忙エリアのみが現実的になるのかもしれませんね。

 

Uberは日本では赤字だそうです。(詳細はしらんけど)

 

今までの流れの通りドライバー報酬を高く設定しても、配達員の定着度合いは思ったほど高まらず

雨の日、猛暑の夏、寒い冬、連休など、注文数に対して十分な配達員を固定できない。

それが現状のフードデリバリーの運営側と個人ドライバーとの自由な関係のデメリットと言えそうです。

 

普段は余り気味の配達員も勤務体系が自由すぎるというUberのメリットゆえ、Uber側が利益を出しやすい繁忙時にはエリアによっては配達員が不足し、注文するユーザーに対して万全のサービス提供となりにくい。結果、利益を出しにくい環境となる。

 

しかし、配達員を半強制定期にエリアに固定させ、注文は90%以上受けさせ、キャンセルもさせない

という環境が定着すればより安定して注文を受けれる。

 

強制的に配達する環境ゆえ配達単価調整の自由度が上がる(単価下げやすい)

となり

最終的にUberEatsの黒字化が見えやすくなる

という流れかもしれません。

 

大阪の軽貨物ドライバー例

自分はだいたい1日8時間稼働くらいなのですが

最近はあまりにも鳴らないのですぐに引き上げたりしてます。

 

そんな私の時給は400円くらい(2022年5月)

 

 

 

UberFleetによるデータを見ても

ゴールデンウィーク明けの今週は時給867円です。

 

 

マジで鳴らん

件数も伸びないので

日マタギの週間クエスト達成も精神的にしんどいです^^;

昨年の同時期は時給1500円くらいで稼働できてたんですけどね、、

2022年の5月は厳しすぎる。

 

アプリの売上予測で

自宅近隣エリア(天王寺エリア)のグラフが弱すぎなので

 

堺なかもずエリア、八尾エリア、

大阪狭山市、富田林

さらに南の方まで

いろいろ試しましたが

 

とにかく鳴らない

5/18 午前中10時半から2時間無音

コストコ案件鳴らないものか?とコストコまで流したけど

ただただ天王寺から和泉のコストコまで無音ドライブだった^^;

 

前日はいままで避けていたアリオ八尾やリノアスを受けるため

八尾を徘徊するも

2時間半で4件しか鳴らなかった

しかもそのうち1件は運悪くドロップが龍華町1丁目

メガタワーでクソ客だったので駐禁やばかった

 

その前は八尾まで往復1時間、無音

 

UberFleetで今週3日間の時給見てみると

1時間あたり534円やって(T_T)

 

全受けなのに鳴らん

岸和田で疲れて帰りたかったのでスルーしたけど

去年はこっち方面めちゃ時給高かったのにね、、

どうなっとんですか?

 

僕みたいなのが法人委託の元でFleetドライバーになるべきなんですかね?

 

自由がないUberなんて絶対嫌やけどw

まとめ

Uberはブラック企業ではないと思いますが

中抜きする会社がブラック企業ではないと言い切れないのが恐ろしいところですね。

 

個人アカウントは鳴らず

法人委託業者経由のアカウントだけ鳴りまくる

結果

配達単価はダダ下がりする

 

都心部以外ではそんな風になるのか?

都心部も法人委託業者の配達が占拠していくのか?

 

関東ではanycarry(エニキャリ)が

Uber法人委託業者として稼働してるなど

自転車もFleetドライバーが増殖中らしいです。

 

 

個人的にはとりあえず

本当にダメになるまでは継続して配達してみたいと思います。