【腕時計の調整】
大阪市内でオメガの電池交換を格安(3000円以内)で作業してくれる店が無いのでオメガ・シーマスター150m アクアテラクォーツ メンズの電池交換作業をDIYで自分でやってみた。
防水性能の高いスクリューバックの腕時計の電池交換ですが、Amazonで売ってるような電池交換ツールを使えばかんたんです。ゴムパッキンも元通りに収めやすいのがスクリューバックの優れたポイントでもあります。
ただし、
このシーマスターアクアテラの純正ボタン電池
これの品番が日本ではレアなモデルのようで電池挿入作業は手こずりました。
以下、電池の型番と交換作業の手順など
シーマスターアクアテラの専用ボタン電池Energiser395/399
電池交換に際して用意するのはこのシーマスターアクアテラ用の電池です。
電池は
Energizer 395/399という品番
(エナジャイザー)
しかし、これと同じものがAmazonでもなかなか見つかりません。
ありますが、価格が高価です
ボタン電池でサイズは同じ395/399を選んだのですが、最初に買った同サイズのボタン電池は微妙に厚さがEnergizer 395/399とは違い分厚かった。
互換電池 ソニー395/399
SR927SWという型番で探したのですが、
LiCB 20個 SR927SW
こちらが微妙にサイズ違い。
やや分厚い。
やむを得ずこちらのソニーの395/399を買ったがこちらも同じく分厚い。
互換タイプでEnergiser 395/399と同じ厚さの電池は見つかりません。
ということでこのソニーのボタン電池395/399を押し込んで使います。
最終的に、この電池が収まりました。
同サイズ395では
SEIKO腕時計の純正ボタン電池も次回使ってみたい
分解手順
これ、Amazonで売ってる電池交換キットに付属じているスクリューバックオープナー
これ使ってGショックのスクリューバックとか交換したことあるのでシーマスターも簡単に裏蓋を回せます。
防水チェックとか時計屋に出すのがどんだけ無駄なのか、、
そういうことがわかるくらい簡単に裏蓋外れます。
あとスクリューバックの腕時計ってゴムパッキンをはめやすいので防水テストとかホント不要だと思う。
(日常使いで100メートル潜水とかしないなら不要と感じるかな、
という意味合いです自己責任でw)
さて裏蓋をあけます
簡単に外れました
スクリューバックをはずすと防水時計ならではの耐磁用の鉄板が出てきます。
部品の名前は知らないけど、こういうのはたいがい軟鉄とか鉄でできてます。
邪魔なんで耐磁板をはずして
純正のボタン電池
Energiser 395/399とご対面です。
一応、このEnergiser 395/399のサイズを写真で残しておく。
厚さが市販の395/399よりも0.1mmくらい薄い
Energiser 395/399を外すのは簡単です。
しかし
ここに市販の395/399を押し込むのに鬼のように苦労した
腕力前回で押し込むという荒業でした。
力ずくでも市販の395/399サイズの電池が収まらず
最終的にはボタン装着するところにソニーの395/399ボタン電池を置いて
こうやって軟鉄の板で抑え込みながら
スクリューバックの裏蓋を載せて
見えない電池が元の場所へ押し込まれるように祈りながら
スクリューバックを締める
これでなんとか元通り。
時計を見ると
ヤッホー
いい感じで動いてるよ。。
よかったー
オメガの電池交換 大阪では格安交換不可
大阪市内の1000円とかで腕時計の電池交換してくれるとこいくつかあたったのですが、
オメガはどこも断られました。
おそらく防水チェックとか細かいこと言う客がいるんでしょうね。
防水チェックなんかしなくても十分防水できてます。
イモネジで締めるパネルバックとは違い、スクリューバックの腕時計はゴムパッキンが製造時と同じ位置で収まりやすいです。
なので素人の僕でも簡単に電池交換ができる。
スクリューバック素晴らしい。
自分で裏蓋開けても防水性能はある程度保ててるはずです。
10年程度ではパッキンのゴム劣化も感じない。
20年超えたものでも劣化を感じない。
完全防水で酸素に触れないから劣化しないのか?
詳しいことはわかりませんが
100メートルとか潜水しない、日常生活やプール、シャワー程度での水遊びには何ら問題無い感じです。
とはいえ、個体差あるんでやるなら自己責任でお願いしますね。
今回使った安物の電池交換キットはこちらです
時計修理工具 147点セット