今愛用しているイヤホンはSHURE 535SE LTDです。父ちゃんはオーディオ好きなのでちょっと高め(実売価格5万円ほど)のイヤホンをメインで使ってます。
このイヤホンは高音くっきりタイプのもので個人的にはこのようなクリアなサウンドを出すイヤホンが好きです。ただしこのイヤホンもカンペキではなく、聴く人によっては「低音が弱すぎる」という評価をくだされることもあります。
1000円未満の高音質イヤホンを探す旅第一弾
さて、1000円未満イヤホン比較第一弾の今回は安いイヤホンの音で満足できないものか?とamazonで販売されている税込み送料込みで1000円未満のイヤホンを買い漁ってみました。
息子に使わせているSHURE215SEがしょっちゅうケーブル断線してしまい、ケーブル交換のたびに純正で6000円ほど、外品でも1500円ほど出費します。
中学生時代も高校生になっても年に1度は必ず断線させてしまいます。
ケーブル交換のたびに数千円の出費はお財布厳しいです。
なので1000円未満で「なかなかええ音するやんけ~♪」
くらいの製品があれば、子供にプレゼントしてあげよう、と出来るだけ価格を抑えた良い商品を探す旅に出たわけです。
旅先はamazonの中です。。
1000円未満のみをターゲットに探します。
1000円といっても税込み送料込みなので下手すると実質500円未満かもしれません(笑)。
そんな低価格が魅力のイヤホンたちを父ちゃんならではの音質比較でここに紹介していきます。
イヤホンの音質比較
音質の比較環境は
- iPhone6Sに直接差し込んでAppleMusicを聴いて評価しています。
- 比較対象はSHURE SE535LTD(実売価格5万円程度)です。
つまり、5万円のイヤホンと1000円未満のイヤホンで音質比較していく荒っぽいものになります。
では、
まず最初のイヤホンはこれ824円です。
パナソニック カナル型イヤホン グリーン RP-HJE150-G
1000円未満でいい音がするイヤホンを探そう!
そう思ってamazonを開くとまっさきに目に入るのがこのPanasonicブランドのイヤホン。
実売価格は824円です。(amazonプライム)
音質はバランスタイプ
試聴曲はこれです。
クインシー・ジョーンズ
クインシー・ジョーンズ自らのプロデュースでオリジナルカバー。
録音がカッチョイイです。
イントロの入りが黒っぽく最高です。
このページで視聴用の楽曲用意してます。
まず一聴して感じたのは
「ん~、ええ音するやん♪」と予想外の展開です。
低価格のイヤホンは高音が聞こえにくく、その影響で音がぼんやりぼやけがち。しかしこのパナソニックRP-HJE150はSHURE535LTDと比較すれば、ぼんやり感は多少あるものの、なかなか低音のくっきり感もありつつ低音の量感もある。低音のくっきり感を出すには超高音域の10HKz以上がよく出てる場合が多い。
中間の1KHz周辺、つまりボーカルや全ての楽器類の音の輪郭を感じとる周波数はあまり遅出し感がないためぼんやり感が残る感じ。
しかしながら音は良いと言っても過言ではないレベル。
5000円超1万円クラスでもこの音より好みではないもの(ぼんやり曇った感)が多い中、秀逸なイヤホンだと感じます。
うん、値段のわりにかなりいい音と言っていい。
- ダイナミック型らしい音
- 音圧感度 100dB/mW ここ大事(スマホで大音量可能なレベルです)
- 再生周波数帯域 6-23,000Hz ハイレゾにも対応する周波数帯域
- プラグ ストレート型ステレオミニプラグ
付属品 イヤーピース (XS、M 各2個)とLサイズが最初に装着されてます。
日本メーカー製品らしい説明書
パッケージは透明プラスティック製で説明書も同梱されてます。
さすが日本メーカー。製造は中国
ここが残念
どんな商品にも残念なところがあるのですが、父ちゃんの個人的にこのパナソニックRP-HJE150の残念ポイントはここ。
L,Rがわかりにくい。
わかりにくいとはいえ、ちゃんとR、Lとも刻印されてます。中国製のLR刻印無しのものとか判別できないものよりは全然マシです。
しかしながら老眼の父ちゃんにはちょいと見えにくいサイズなので残念なところ。
でもオシャレなカラーバリエーションを揃えるモデルなのでLRに青や赤の目印つけるとダサくなるため仕方ないところでしょうね。
若者には関係ない話ですね(笑)。
amazonで買えるイヤホンでは圧倒的レビュー数を誇る逸品
amazonでレビューの数見てドン引きしました。
こんなに評価されながらも平均3.9点/5点とはスゴイじゃないの。。
実際に、父ちゃんも個人的に5点満点で評価すると
4点!あげる!
という感じ。
総評 高音好きにもオススメできるレベル
音質は高級品のようなクリアさには欠けるものの、下手な1万円クラスよりも断然いい音します。
どちらかというと低音強めの音質ですが、けっこう高音低音と中域のバランス取れてるのでiPhone等のスマホに直接挿して使えばかなりいい感じです。iTunesイコライザーでTREBLEブースト使えば5万円のSHUREに引けを取らないクリアサウンドにもなります。
ポタアンなど電力強い外部アンプに繋ぐと低音寄りすぎる厳しい音質になります。電力設計そのものがスマホ向けという印象です。
100dbという高能率なドライバーユニットなのでボリュームはiPhone直差しでも余裕です。
けっこう爆音好きな父ちゃんでもイコライザーオフならこの程度の音量がベスト。
最大音量だと耳鳴りが復活しそうです。
独特な形状のハウジングで高音質化
イヤーピースを外すと見える音の出口。
このハウジング形状が楕円になってる。音質調整用の白いフィルターは穴空きタイプ。
商品として手軽にスマホで高音質♪という方向を狙ってる印象を受けます。
高級品のようなクリアさは不足するけど低音高音中域のバランスがいいため音量さえ上げればかなりいいダイレクト感のある音楽を楽しめる。
とにかくスマホに挿していい音する♪
という方向でチューニングされてる印象の音質です。
高価なポータブルアンプや高価なイヤホンを使わなくとも日本ブランドのうちの商品付けってみろや!といわんばかりのバランス感のある音。
さすがPanasonic。
1000円未満は音楽視聴入門用として最適
音楽視聴用の高音質イヤホン入門品といえる1000円未満の商品でもパッケージングから音質まで、1000円未満の他社商品とは段違の質感を表現してるすげー商品だなと感じました。
似たような商品名の変なものもあるので間違えないようにご注意ください。
今回の商品はこれです。(色はグリーンを選びました)
色は10色ほどあり各色選べます。
※1000円未満のイヤホン比較商品を10種類ほど用意してるのですが、1ページにまとめると長くなるので順次他のイヤホンも評価とレビューを書いていきます。
2018.2.11追記)
今日、iPhoneでこのイヤフォンと差し替えたら、今までは高音強めのSHUREが好みでしたが、今は低音強めのこっちのほうが好みになってた。音の好みって時期、年齢によってけっこう変わりますね。
そして、このPanasonicの1000円未満のイヤフォンがこのJVCのイヤフォンに音質が近い、やや曇り気味では有るものの、疲れにくいというか、、。
他のイヤフォンもあるのですが、最近はこれ(Panasonic)ばかり使ってます。
なんだかんだで安くても疲れにくい音のものって良いなあ、、と思うのと貧乏性なので、高級品を雑に扱うことが出来ず、、という理由です。
普通に気に入ってます。
可愛い色のラインナップも出てました。
かわいい。