メインマシンをMacBook Pro13 Early2011にしてから約3年。一応いろんなアプリは今後も使うしHDDをSSDに交換したり動作の快適性を保ってるので今も現役で今後もMBPは使う予定です。
しかしWEBの制作シーンでどうしてもWindows8の動作確認環境と作業環境が必要になりWindows8のパソコンが必要となり今回選んだのがSONY VaioPro13です。
画面解像度で横1600×縦900以上が今回の選択ポイントでした。比較対象で14インチ画面搭載でバッテリー持続22時間というレッツノートのLX3が最有力でしたがレッツノートは高いので予算オーバー。価格やサイズ、バッテリーや各性能面も比較してフルHDで13.3インチとなかなか大きい画面を持ち歩けるVAIO PRO13に軍配が上がった感じです。
VAIO Pro13タッチパネル付きですが、結論からいいますと
めちゃ使い勝手のいいメインPCになります。
購入したマシンスペック
VAIO Pro 13 タッチパネル付
- Windows8.1 64bit
- CPU:core-17 U4500 クロック1.8Ghz~ターボブースト3.0GHz
- メモリー 8GB オンボード交換増設不可
- 記憶領域:SSD 256GB
- 画面解像度 1920×1080
- バッテリー持続 10時間
- 予備バッテリー:装着時 20時間超(個人的な使用での結果です)
- 重量:1060グラム、予備バッテリー装着で1350グラム
とにかく軽い、薄い、速い
良いパソコンです。
VAIO Pro13インチとWindows8.1の組み合わせが快適
久しぶりのWindowsOSを使うので最初は少々戸惑いがありますが、最新のWindowsはトラックパッドのマルチタッチ機能があるのでMacBook Proのトラックパッドに慣れた自分にとってこのWindows8のマルチタッチトラックパッドは便利機能ナンバー1の機能です。
Windowsを使い続けてる人からすれば何を今さら、、的なものかもしれませんがWindowsで2本指、3本指のトラックパッド操作ができるとなればweb閲覧や様々なシーンで腕の負担がかなり軽減されるので感動しました。
まず驚いたのが超高速起動
電源オフからの起動は5秒くらい?
たぶん5~10秒以内にデスクトップへアクセスできるくらい速いです。
その分画面閉じて休止状態からの再起動はやや遅く6秒くらい。これは瞬時に開くMacのほうが全体的に速いけど、電源オフからの起動は理解不能な速さです。
おまけにタッチパネル液晶がかなりスムーズ
タッチパネル搭載のWindows8マシンはiPadなみに使い勝手がいいです。
スクロールはもちろん2本指でのピンチアウトもスムーズ。
普通にFirefoxやChromeでピンチアウトしておけばweb鑑賞の際、好きな解像度(文字の大きさ)が固定されてとても読みやすい。老眼で苦しむ自分にとってはこの上ない機能です。
普段PC画面が読みにくくなりよく読みたい時はiPadminiを使って拡大して読んでた作業がパソコン一台でスムーズに行えるようになってありがたいです。
ただし、webの閲覧者の環境がこのようになってるという事実は今後CSS書いたりするウェブ制作でも注意が必要だなと感じる部分も。
バッテリーの持続時間がアホみたいに長い
このVAIOProのバッテリー持続時間は公称10.5時間~13時間
Windowsの電源設定をいろいろいじってみるとバランス設定では7時間程度
省電力設定であれば余裕で10時間持ちます。
予備バッテリーも用意したので23時間フル稼働させれます。
10時間バッテリーが持つ作業環境サンプル
- ブラウザでいろいろ閲覧し続ける
- ブログ書いたりする
- ブログ用に画像処理(snagitでキャプチャしたりファイアワークスで軽い処理)
- バックグラウンドではDropbox(同期中は電源かなり消費)
- たまにHTML編集(Dreamweaver)
- 画像編集ソフトなどは開きっぱなし
- Twitterクライアント(純正)
- ディスプレイ輝度80%固定
といった感じの状態が普段一番遭遇する作業シーンです。
けっこうメモリー食う使い方するのですがバッテリーの持ちは省電力設定でちょうどいい感じです。ちなみにHuluアプリで映画鑑賞(音量最大)してて2時間ものを2本立て続けに見てその後のバッテリー残量は47%でした。
このマシンはcore-i7なのでバランス設定だと5~7時間、省電力設定で6~10時間持つ感じです。
スペックやその他詳細はこっちがわかりやすいので参考に
大きさの比較 MBP13とMBA11
普段持ち歩くマシンMacBook Pro13とMacBook Air11
これらと比較してみると
MBA11と比較
MBP13と比較
11インチのMacBook Airより軽い13インチのVAIO Pro13
見た目の比較はこんな感じ
とにかく軽い、薄い、すごい。
とりあえずキーピッチも19mmあるので手持ちのウィンドウズマシン(レッツノートS8)と比べると非常に文字入力はしやすくなり、キーボードがお気に入りのMacBook Proと比べても遜色なく入力できます。ただしMacBook Pro13と比べると横はフルサイズでも縦がやや短いのかな?タイプミスしやすくなった。こればかりは慣れが必要かな。
薄いのでMBPとかMBA用のケースに普通に収まるのでケースも買い替えなし。
画面解像度の調整
13インチにフルHDだとどうしても文字が小さすぎて見にくいのですが、グラフィックのプロパティから調整して全体表示を125%~150%あたりで使ってるとほとんどのシーンで1280×800や1024×720程度の13インチで作業してるような環境を得られるので見やすいです。ぼやっとボケるアプリも一部ありますが個人的には問題なし。画像編集とか細かいことするときはフルHD開放で微小な編集もできるしフルHDは使い勝手がいいもんだなと思った。
不満なところ
1,トラックパッドの感度が悪すぎる
最初にトラックパッドが便利でいいと書いてて矛盾しますが、
便利なのは便利ですがタッチ感度が悪すぎる。
パナソニックとかアップルのように軽いタッチで反応しない場合が多いので軽いパッドに慣れてる自分にとっては慣れるまで時間かかりそう。
※これ改善できました
VAIO PRO13のタッチパッド感度が悪いのをMacBook並に軽くする方法
2,筐体の形状
スタイリッシュでいいのかもしれないけど、4つの角がとんがってるので危ない。こういうのは嫌いだ。丸みがあるPCがいい。
3,キーボードの配列
キーピッチやサイズに関しては満足いくけど、キーボードの左下にあるファンクションキーとコントロールキーの位置がダメ。
SHIFTキーも横に長すぎて筐体全体に対するパームレストの位置に合わせて手を置く自分にとってはミスタッチの原因になりやすい。
もともとThinkPadシリーズでパソコン使ってる時期が長いのでこのFnとCtrキーが逆になってるSONYは苦手だ。シフトキーがデカすぎなのも困りもの。ただでさえ入力遅いほうなのにミスタッチが増えすぎてめちゃ作業効率が落ちるので困りモノです。
やっぱキーボードはThinkPadが一番いいなと個人的には思う。
なれるしかないですね。
4,WiMAX搭載じゃない
今までWindowsは開いてパッとネットに繋がるWiMAXパソコンを使い続けてたので、Macのようにいちいちモバイルルーターに繋げないといけない普通のノートPCは不満です。月額料金が安いWiMAXは使い勝手もいいので搭載マシンがなくなっていっくのは寂しいなあ。
以上、
いいところもあれば不満なところもある
自分に合う完璧な道具を手に入れるのは簡単じゃないけど使いこなしの面で頑張ればおそらくいままで購入したパソコンの中で最高のパソコンなんじゃないかなと思う。
おそらくパソコン買うのもこれが最後になるのかな、、なんて思いながら最後のVAIOともいわれるVAIO Proを選んでみました。