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ONKYO D-N9NXの音質などレビュー「FR-N9NXというミニコンポ用」

中古で手頃な価格で買えるスピーカー

ヤフオクなどで以前からよく見かけるONKYOのミニコンポ用スピーカー

音質は、購入直後はぱっとしないな、、と思って分解したけど

数日使ってると、とてもバランスの良い、優等生な音質ということがわかりました。

特にこういうギターアンプの音がいい感じです

ほかにも

ピアノソロとかきれいな音してるわ、、

フルオーケストラとかも最高かも、、

とか思いながら使ってます(笑)

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大人気?ベトナムへ激しく流出してます

YouTubeでONKYO D-N9NXと検索すると日々動画が増えてます。

やばいです、このままこのスピーカー失くなってしまうかも。。

B&Wのようにきれいなフェイズプラグがついたウーファーユニット、エンクロージャー全体を化粧板で上品に仕上げていることもあり、とにかく見た目がいいのと、音のバランスが良く、仕入れ値も今は安いからか?海外でえらい人気です。

しょっちゅう動画アップされて海外へ売り飛ばされています。

おそらくベトナムだと思うけど

かなりの人気で日本ではもういい個体は手に入らなくなるかもですね。

ONKYO D-N9NX

そんなONKYO D-N9NX

CD/MDチューナーアンプの「FR-N9NX

FR-N9NXというミニコンポに組み合わせるスピーカーD-N9NX

オンキヨー、オールインワンコンポ“FR”の上級モデル「N9NX」シリーズを発売 - PHILE WEB
オンキヨー、オールインワンコンポ“FR”の上級モデル「N9NX」シリーズを発売

D-N9NXは2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフスピーカー。本機には新開発の「N-OMF」振動板が採用された。不織布のコットンを四層重ね、アラミド繊維をハイブリッド加工した振動板素材となる。

この振動板を採用したことにより、ボーカルなど中高域のクリアさ、ダイナミックなサウンドがもたらされたと説明している。振動板中央部には周波数特性の乱れを防ぎ、滑らかさやスピード感を引き出すよう設計された砲弾型イコライザーを備える。

トゥイーターは正確なピストンモーションによる高域再生を特徴とするリング型トゥイーターが採用された。 新開発の「N-OMF」振動板を採用 バスレフポートは本体フロント側底面に設け、音のこもりを解消し、より豊かでクリアな低音再生を実現するという「アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE」が搭載されている。

キャビネットは表面にリアルウッドによる突き板仕上げを採用。不要な音の回折を防ぐため、バッフル面の左右にラウンドを持たせるなど、緻密な設計を採り入れた。

 

D-N9NXというスピーカーです

ハードオフでたまたまきれいなものがあったので買ってみた。

見た目が高級感あってよさげです。

個人的に好きなフェイズプラグがついたモデルです。

僕はスピーカー正面では聞かないので、基本的に斜め前方1.2メーターくらいでBGM的な視聴なのでフェイズプラグあるユニットのほうが音が聞こえやすくて好きなんです。

 

このスピーカーもフェイズプラグがあって美しい

これがあると斜め前方で音が聞こえやすくて好き

見た目が好きなんですよね。

このスピーカーも美しい

サイズ的にもいい感じ。

スペック

  • 型式 2ウェイ・バスレフ型
  • ウーファー 13cm
  • N‐OMFコーン ツィーター 3cmリング
  • 定格インピーダンス 4Ω
  • 最大入力 70W
  • 定格感度レベル 86dB/W/m
  • 定格周波数範囲 45Hz~100kHz
  • クロスオーバー周波数 6kHz
  • キャビネット内容積 8.1リットル
  • サイズ 167W×299H×260Dmm 質量 4.1kg (1台)

 

サランネットもきれい

 

エンクロージャー全体が化粧板できれいに整形されてるので5000円には見えない

低域は13センチミッドウーファー

厚めのコーン紙のような素材でダンピングの効いた音質です。

 

広域は3センチドームツイーター

ハイレゾ時代に合わせて100KHzまで対応とのこと

ネットワークはウーファーフルレンジ、ツィーターはコンデンサ1個の
4K~6k以上クロスかな?という感じ

 

スピーカー端子はバナナプラグ対応

 

底面にはソフトなインシュレーターもついている

 

説明書つき

4,400円(税込み)

同じモデルの傷だらけ、ボロボロでサランネットなしのものも同じ値段だった。

こっちなら値段2倍でも買う人いるんじゃないの?

と思うほど見た目が違ったので、得した気分です。

 

サイズ感

愛用のかんすぴ10センチモデルと比較

 

 

音質をチェック

スピーカーケーブルを接続

音出ししてみた

アンプはFosi Audio DA-2120A

あまり高音も低音も押し出しがない、フラットな音質

インパクトのない音質の極みのようなアンプです。

 

DACは別途接続

普段使いで低音よわめ、高音がきれいに出るタイプのDACです。

PCとUSB接続

ここからアンプDA2120Aへオプティカルでデジタル転送してます。

非常に低音が出にくい増幅部からの音出しです。

音質は

非常に高音よりのバランス

普段使いの10センチかんすぴより高音シャリシャリ気味の音質

アンプなどシステム全体が普段遣いの低音抜いた環境の影響もあり、かなり高音よりの印象。

もとの組み合わせミニコンポのアンプには重低音増強ボタンやイコライザーが搭載されてるので、専用コンポと繋げばかなり低音も出るはずです。実際、この環境でも低音は後ろの方に潜めながらもアンプで増強できるものならかなり低音出せるユニットではある雰囲気は感じます。

まともなアナログアンプやもうちょっとパワー押し出しのあるアンプ使えば、マシなのかもしれませんが、最初の印象としてはシャリシャリ感が強いスピーカーという印象。

 

説明書

https://www.minidisc.wiki/_media/equipment/onkyo/bookshelf/onkyo_xn7nx_frn9nx_user_manual_jp.pdf

このミニコンポ本体のS,Bassで低音増強する前提のスピーカーセッティングだと思います。

普通の外品アンプだと低音が物足りない印象。

 

コンポとセットなら迫力あるオーケストラ再生も

空気録音だけと雰囲気わかる動画ありました

 

好きだなあ、、こういう迫力ある音

 

しかし、

今の自分のアンプ環境では低音はあまり出ない

 

分解してフルレンジで鳴らす

自分の手持ちアンプが弱すぎるので

スピーカーの特性変えるのが手っ取り早いかなと

ユニット外してみました

ターミナルのすぐ裏くらいに、高域用ユニットにつながる+ケーブルにコンデンサがあるハイパスフィルターですかね。

 

13センチユニット

これ、フルレンジで鳴らしてるようです。

 

コンデンサみたいなものが並列で繋がれてるので一応、高音はどこかで減衰してるのかな?

単純にインピーダンス合わせてるだけっぽいけど。

※能率下げてバランス取るためだけかもしれません。数字見えないので目的は不明。

コンデンサ=並列で0.01μF

 

クロスオーバー周波数はどこなのかはわかりません。

システム全体では2KHz~4KHzが妙に音が消えて聞こえる事が多い

たぶん周波数特性は10db以上凹んでるはず。

なので2KHz~8KHzあたりにクロスオーバーの影響なのかユニットの特性なのか?

システムの切り替えポイントがあるようです。

 

ツイーター部を見ると

シンプルにコンデンサがプラス側にある

これで低域カットしてるんで、予想では4KHzあたりかな?(仕様表では6KHzでした)

 

構成は非常にシンプル

スピーカー端子からそれぞれのユニットへ並列でつなぐものです。

  • ウーファーへは直接つなぐ
  • ツイーターへはコンデンサを挟む

この構成で4Ω

外観の高級感とは裏腹に中身は質素な構成です

 

ツイーター

TW3230A

かなり大きなフェライトマグネット

100KHzまで出せるみたいですが、家のアンプが20KHzまでしか対応してない

5.5Ωユニット

 

いくつかコイルやコンデンサーつないで試したけど

結局、13センチのウーファー側ユニットは、ほぼフルレンジでユニット単発で下から上までしっかり出てる様子。

 

しばらくフルレンジで使ってみた

うちのアンプが弱すぎるので、いまいち低音が聞こえにくい

低音は出てるけど、非常に弱い80Hz以下は10dbずつ落ちてるんじゃないかな?

40Hzはほぼ出てないので、音楽の空気感とか雰囲気の表現はできない。

 

高音だけ異様に高いところ(耳では聞こえない領域10KHz以上)が出てる雰囲気

なので、ツイーターをカットしました。

 

13センチユニット単体で鳴らすと

周波数のレンジはかなり狭くなるので、全体としてはバランスは良くなったと思います。

かなり高音よりな全体音が、やや腰を低くしたような音に変わります。

でも、うちの部屋との相性もあってか?

100Hzあたりがドンと耳に突き刺さる嫌な低音に聞こえやすい

うちのアンプでBASSを増幅したりラウドネス使うと低音の質が非常に悪く聞こえます。

80Hz~120Hzあたりが強すぎるんでしょう。

低域が出ないのでこのあたりが無理に強まって嫌な音質になる。

 

アンプ自体に300Hzあたりを増強する機能

あるいは

100Hz以下を太くするBASSトーンコントロールがあればよさそうです。

 

 

しかし、決して、良い音質とは言えない。

このアンプがそもそもダメなのですが、いま、手持ちがこれしか無いのでまともな音出しが出来ない。

せめてこれくらいのアンプがあれば、もうちょっと押し出しのある低音が出せると思うけど。

AIYIMA A07 Premium TPA3255は評判いいので、こういう余計なエフェクトなどがないピュアなアンプだともっとマシな音が出ると思う。

FosinoDA2120Aは変なイコライザーがかかった状態がデフォルトなので扱いが難しい。

このONKYO D-N9NXとは全く持って相性が悪い。

アナログB旧アンプとか、AVアンプみたいににパワーあるアンプなら上手に鳴らすことは出来そうです。

 

数日聴き込んでみて

耳が慣れてきたのかもですが、

今度は音の艶がなさすぎて辛い

10KHz以上の音は自分の中年の耳では直接は聞こえないのですが、

10KHz以上の音があるのと無いのとでは、全体の音の艶というか質感が大きく変わります。

こんな耳でもそれは非常に感じるので、

あの安っぽいクロスオーバーと超高音対応のツイーターは存在感が大きいようです。

 

結局下に戻して、メーカーデフォルトのほうが間違いないと

とりあえずもとにもどした

 

結論

良いスピーカーだと思います。

でも、もとのミニコンポ特有の重低音機能をしっかりと受け止めるためのセッティングがなされてると思います。

専用以外のアンプだと低音が物足りなく聞こえやすい特性がある

重低音40Hzあたりを持ち上げれるシステムならすごい低音出そうな雰囲気はあります。

13センチですが、うちの環境ではバスレフの奥で溢れ出そうな低音がくすぶってました。

専用のミニコンポ本体で繋げばかなり良い音が出そうなイメージです。

 

つまり、

これ、外部品のアンプでまともに鳴らすのはめちゃくちゃ難しいと思いました。

 

追記

1週間ほどPC用スピーカーとして使い続けてると

なんとも聞きやすい、YouTubeなど人の声が重心低くてリアルに聞こえてきた。

音楽もいい感じでバランスよく13センチなりのレンジでなってるのもわかる、

小音量だと物足りない楽曲もあるけど、音量上げるとこんな感じのオーケストラでもティンパニーやコントラバスの重なるところが迫力ある音で聞こえる。

 

うちのしょぼい音のアンプでもこういうの鳴らすと、迫力満点

アンプ弱くても大きめの音で聞くと最高です。

 

クラシックもいいけどロックとかギターアンプの音とかアナログ楽器のサウンドもけっこうかっこいい音に聞こえますよ。

 

なんだかんだで、

耳が慣れてきたら、すごくいい音に感じてきました(笑)

  • フォステクスのフルレンジみたいな中高域の刺激的な押し出し感はありません。
  • 生楽器の演奏ソースなどで小音量時には刺激は無い(少ない)
  • チェロの無伴奏は苦手(低音不足)
  • アコースティックギター・ソロも音の厚みに欠ける
  • 80Hz~10KHzで途中2~4KHzが元気ないけどバランスの良いフラットな特性という感じ。
  • 音量あげたらロックやダンスミュージックはタイトで締まった音質なのでかっこいい。
  • ギターアンプの音は気持ちいい
  • オーケストラかっこいい
  • クラシック(ピアノ演奏)ばかり鳴らし続けてますw(美しいです)
  • なにより、見た目が良すぎる。美しい

 

普段BGM用途として、PCやモニター用としてなら素直で良い音だと思います。

けっこう良い。

ということで

メインスピーカーとしてしばらく愛用します。

 

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