しばらく自宅兼事務所として家で音楽聴いてたけど、あまりにも動かなすぎて健康を害したので、何でもいいから用事作って外に出ようと思った。
ちょうどそのタイミングで、以前うちの仕事手伝ってくれてたスタッフ君がまた仕事したいというので大阪市内の某所に小さな部屋を借りた。
これで通勤で歩いたりするようになるだろう。。
まあ、表向きは事務所的な位置づけだけど内心は
「オレのオーディオ部屋」
という位置づけでもあったりもする。。
別に高価なもの置くつもりはないけど、安くてもいい音を用意したいと思った。
一応事務所なので、軽くパソコン仕事できるような環境を手持ちの家財道具でザクっと揃えて(テーブルと椅子だけw)
早速、現在活躍してないオーディオ機器たちを持ち込んだ。
狭い部屋では小さいスピーカーがいい
部屋のサイズは洋間の5畳くらい。
めちゃ狭い部屋で、家財道具も殆ど無い部屋です。
壁、窓、壁、、と反響が強い部屋
なので大きなスピーカーだと低音が反響しすぎてライブ感を超えたライブ感が出るような感じ。
なので大きいスピーカーだとまともに音楽聴く気になれない。
90年代後半のSONYのミニコンポの専用スピーカーMD919用の16センチ3ウェイを持ってきた。
けど、鳴らすと低音出過ぎで苦しい。
せめてソファとかカーペットとか吸音材的なものが増えたら少し大きめのスピーカーでもいいのかもしれない。
とてもじゃないけどJBLの12インチ級は厳しいかと、、。(狭いし)
で、小さめのスピーカーを持ち込んだ。
ウッドコーンの8cmあたりもいいけど、あれはあれでかなり低音出るのでとりあえず
KEFのHTS2001.3を持ち込んだ
スペック表
Model 型式 | HTS2001.3 |
Design デザイン | 2-way bass reflex satellite |
Drive Units 駆動部 | 100mm (4in.) Uni-Q array with 19mm (0.75in.) aluminium HF |
Crossover Frequencies クロスオーバ周波数 | 3kHz |
Sensitivity (2.83V/1m) 感度(2.83V/1m) | 88dB |
Frequency Response (+/-3dB) 周波数特性(+/-3dB) | 80Hz – 27kHz |
Maximum Output 最大出力 | 104dB |
Input Impedance 入力インピーダンス | 8 Ohms |
Magnetic Shielding 磁気シールド | Yes |
Internal Volume 内部容積 | 1.5 litres |
Power Handling 出力 | 100W |
Weight 重量 | 2.0kg (4.4lbs) |
Dimensions (H x W x D) 外形寸法(高さx幅 x 奥行) |
228 x 130 x 150 mm (9.0 x 5.1 x 5.9 in.) |
めちゃマイナーなスピーカー。
オーディオの2ch向けではなくマルチメディア用のサテライトスピーカーという位置づけのようです。
今年の前半でユニットの研究してるときにコアキシャルで面白そうなサイズだったのと逆位相をエンクロージャー内で殺す仕掛けの半球体形状というスペックに興味をもって中古ショップで買ってきたやつ。
デスクトップ用のスピーカーとしては小ぶりでいい感じの低音が出る
いい感じの低音というのは個人的な趣向でいうところの「軽い低音」が出るということ。
大きいユニットが出すような余裕のある低音が好きなので。。
小さめのエンクロージャーで小さいユニットのスピーカーだと能率が高いフルレンジ12インチのJBL D123みたいな軽くて輪郭のある低音を出しやすいということをここ半年ほどで覚えた。(今もうちのメインはD123とFOSTEXホーンによる2ウェイ)。ちょっと高域の再生を調整してチューニングは必要だけど。。
このKEFのサテライト用は基本的には低音が弱いスピーカーだと思う。
なのでアンプの特性で出てくる音を調整すべく、低音再生に強いアンプを連れてきた。
持ってきたのは中華デジタルアンプの最高峰と名高い?
こいつです
アンプはD級デジタルアンプSMSL 98E
こいつがなかなかパワフルで160W×2という最大出力。
スペックはともかく、B&WのCM5とかJBL4312あたりに繋ぐと家庭内では無駄に低音出すぎるくらいだった。どの周波数で強いのかまではわからないけど、低域のダンピングファクターがけっこう強いみたい。
なので低音出ないユニットのスピーカーにはいい感じでバランスのとれた音が出しやすい。
小さいねー
狭い部屋でデスク上にこじんまりとKEFスピーカー
SMSL 98Eも小ぶりなので手元ですぐ届く位置に配置。
小さいって便利
でも背後にはこのアンプのキモになる巨大な電源装置が。。
まあ、中華デジタルアンプきっての高音質なシステム?ゆえ、このあたりはいたしかたないところか。。
電源トランスは安定した高音質を狙うにはオーディオでは大事ですからね。
あとケーブルはぶっといのを。。使ってる4芯スピーカーケーブル
愛用してるカナレの4芯ケーブル
ツイストして2芯にして使ってます。
高域が伸びやすいので低音強いアンプの調整にはいいともう。
おかげでスピーカーそのものが出せる低音より多く低域の量を感じる。
スピーカー、アンプ、部屋のサイズと中身
こういうのに合わせてオーディオ選ぶのも楽しいですね。
自身初めてのデスクトップオーディオ
近くで聴けるので音像定位は抜群です。
最近はカーメン・マクレエのライブやハンク・モブレーのサックスなんかをよく聴くので定位と楽器の音の質感が出やすいこういうシステムもなかなか楽しい。
なにはともあれ、
SMSL SA-98E 2 * 160W TDA7498アンプステレオデジタルアンプ+電源アダプタ
中華デジタルアンプではこの電源キットが一番いい音してると思う。