SUPER GENOME~ハイレゾで視聴するために作られたハイレゾ音源384kHz/32bitマスターはバカ耳でも音の分離が良い

ハイレゾ音源って、CD音質と聴き比べてもあまり違いを感じにくい

そもそも、

ハイレゾとか無い時代に録音された楽曲なんて

それをわざわざテープの焼き直しで

サンプリングレート変えたところで

「音のデータ」はもともと無い?

あるのは雑音くらい

 

そういう疑いを持った耳でハイレゾ聴くと

どんな音源もハイレゾのメリットを感じ取れない。

 

ハイレゾなんて、

ただただハードディスク容量を食いつぶす悪しき音源にしか感じない、

 

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ハイレゾのために作られたハイレゾ録音の音源は無いものか?

 

ハイレゾのために作られたハイレゾ録音の音源は無いものか?

 

探せばe-onkyoあたりにたくさんある。

しかし、これらも昔ながらの録音だったり

録音そのものが悪いものもあり

ハイレゾのメリットがわかりにくい音源が多い

 

ハイレゾ音源もたくさんあって

なんだか環境雑音が多い楽曲とか

無理やり高音尖らせたようなマスタリングした楽曲

みたいなのが多いのが現実です。

 

 

これぞハイレゾのために作られた音源

というのはなかなか存在しないみたいです。

 

しかし

e-onkyoでちょくちょく見てると

すごい音源が出てきました。

 

これ

 

SUPER GENOME

ハイレゾの新たな扉を開く音源

 

e-onkyoの説明文を引用すると

 

エレクトロ?コンテポラリー?
Beagle Kickが送る夏の新譜は、摩訶不思議な楽曲に仕上がった。

今回は、AXR4とNuendo10の組み合わせによって、ネイティブ32bit整数の録音&ミキシングにチャレンジ。

32bit整数と言うと、こんな声が聞こえてきそうである。

『24bitでも十分なのに、32bit整数なんて必要?』

Beagle Kickのプロデューサーも、最初は期待半分・不安半分だったこのプロジェクト。
しかし、出来上がった曲を聴いてみたら、今まで体験したことのない驚きのサウンドがそこにはあった。

――ハイレゾは、自ら聴いて判断してこそ――

そのことを改めて僕らに教えてくれる。
SUPER GENOMEは、ハイレゾの新たな扉を開くにピッタリの楽曲となった。

スタジオ機材の性能を最大限に引き出すため、ACOUSTIC REVIVE製品を多数採用。その音は、エネルギッシュかつ低歪み。ありのままの楽器音を高い純度で克明に描き出す。

※フォーマット違いの楽曲は、Nuendo10の書き出し時(バウンス時)に設定を変更して作成しております。
384kHz/32bitマスターファイルからのコンバートよりも、オリジナルの再現性が高いため選択いたしました。

※MQA版は、384kHz/32bitマスターファイルを元にエンコードを行っていますが、デコードした結果は24bitとなります。

All Composed & Arranged by 和田貴史
Recording&Mixing Engineer : 和田貴史
NUENDO Operator : 川崎良介
Produced by 橋爪徹

《参加ミュージシャン》
Vocal:Eureka Republic , 佐藤嘉風
Saxophone:鈴木広志
Guitar:和泉聡志
Field Recording:Eureka Republic
Keyboards & Programing:和田貴史

※「アルバム購入特典」は当作品のジャケット写真データ(jpg)です。

 

 

とのことです。

 

 

とりあえず384Hz .wav版を購入ダウンロードしてみた

 

めっちゃ濃密サウンドでしびれる

 

再生するソフトはTuneBrouserを使います。

他のソフトは実際にハイレゾ再生できているのか?

信用できないので、

 

TuneBrouserのような

素人でも確実に

ハイレゾ再生させることができる

このソフトは秀逸です。

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さて、このSUPER GENOMをWindows10のTuneBrouserで再生すると

自動的に外付けのDAC(TEAC UD-501)は384KHzでデータを受信してくれます。

良いソフトです。

 

 

TuneBrouserで音源のスペクトラム・アナライザーを見てみると

低域から中高音までわりと同レベルの音圧が出てることが多い楽曲

 

 

広い音域で同レベルの音圧が出ている楽曲というと

オーケストラとかが思い浮かびます。

 

オーケストラなど

複数の楽器が混ざった音源を聴く時は

スピーカーの性能で

中間域がごちゃついて聞こえにくいこともあるが、

 

そもそも録音自体がクリアでない限り

細かな音を聞き分けることが難しい。

 

さらに録音自体が古いもの(ハイレゾを想定して録音されたものでない)

ならハイレゾのメリットなど素人耳では到底享受できないわけです。

 

 

イヤホンを使おうが

高級スピーカーを使おうが、

細かな音の分離は聞き分けるのが難しい。

 

この曲もオーケストラ同様の

スペクトラムを表示しているが、

なんと!

 

驚くことに、

普通のスピーカーで聴いていても、

やや音量ボリュームを上げるだけで

ベース、ドラム、コーラス、シンセサイザーなど

細かな音の分離が手に取るようにわかる。

音の分離がいいからバカ耳でも聞き取れる

ハイレゾ視聴のために、

ハイレゾ環境をよく知るチームで

制作されたとあってか、

 

とにかく音源に収められている各楽器の音色が細かく聞こえる

 

楽曲そのものはエレクトリックな曲だが、

ボーカルや各楽器が多数重なる箇所が多いものの、

どの部分をとっても音の分離がわかりやすい

 

私のような50歳を過ぎた置いた耳でも音の分離がわかる。、

とうことは

20代、30代の若い方の耳なら

もっと音の分離がわかりやすいはずだ。

 

多重録音の技術もきっとすごいのだろうと思うが、

そもそもの楽曲制作段階で

録音時のサンプリングレートを高めてる

こんなにも、それぞれの楽器の音が生きたまま

視聴者のオーディオ再生環境まで届くのか!

 

と少し驚きを感じるほどです。

 

ハイレゾなんて不要論が打ち砕かれた

 

個人的にはハイレゾなんて不要。

人間の耳ではCDとの差は判断できない

 

そう思っています。

 

しかし、この楽曲を聴くとその思いは完全に間違いであると思い知らされます。

 

そもそもハイレゾ時代にハイレゾを想定した録音を施された楽曲は

ハイレゾ環境以外では再生する気さえなくなるような印象を受けます。

 

家電量販店で見る8K映像に目を奪われ、自宅へ帰ってフルHDの映像を見て、

「あれ?おれ視力落ちたかな?」と思ってしまうような

 

ハイレゾのために録音制作されたハイレゾ音源は

さすがにハイレゾ環境でこそ再生してみたい音源だと

この楽曲を再生して思い知らされました。

 

 

SUPER GENOME (e-onkyo)