LUXMAN L-590AXとB&W CM5の組み合わせだけが残ったオーディオ環境のレビュー

40代の頃、精神病で気がおかしくなり

気が狂ったようにオーディオ機器を買いあさり

手の届く範囲での機器ばかりですが、いろんな機器の特性を知りました。

 

50代になり、心の病はやや収まり

現在はただのうつ病と診断される程度になりました。

なのでけっこう元気になった。

 

元気になったと同時に、

増えすぎたオーディオ機器がとても邪魔で

しばらく音楽も聞かなかった結果

ほぼすべてのアンプ、スピーカー、DAC、RCAケーブル、電源ケーブルなどをドナドナしました。

 

結果残ったのがこれ

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LUXMAN L-590AXとスピーカー

 

 

なぜか最終的に残ったスピーカーは

B&WのCM5という10年くらい前のバスレフ。

 

 

アンプは今もTEACのリファレンスAX501とどっち残すか悩み中。

どちらも黄色いメーターなのでなんとなく気に入ってる。

 

 

音源は今もメインがApple musicなので

YAMAHAのCD-N301が鎮座している。

 

これ、音質いいのでお気に入り。

本来はこの3機器で済ませたいものの、

たまにハイレゾ音源とか聞きたいとなるとどうしてもDSD再生できるDACも必要

ということでTEACのリファレンスUD501を上積みしてる状態。

 

狭い部屋で最大限のスピーカー

過去のオーディオブログを見ていただくと音の好みはわかりやすいと思いますが、。

 

個人的にはJBL的な、フォステクスのバックロードホーンとか

ホーンサウンドみたいな中高音バリバリ前だしな音質が好きです。

 

再生周波数を20Hzから40KHzまでと

ほぼなんでも再生しまっせ!

みたいな環境を作りを研究してました(鬱時代)

 

結果的に、

狭い家で

狭い部屋で30センチウーファーとか置いてると

狭すぎてどんどん貧乏になる思考になりそうで^^;

 

こりゃいかんな、、と

全部処分した次第です。

 

残すスピーカーはどれにするか?

買い換えるか?

(JBLと全然性格違うけど、箱鳴りするようなHarbeth hl compact 7 一目惚れしたスピーカーだが大きすぎるし資金が、、^^;)

 

めちゃ悩みましたが

 

できるだけコンパクトで

再生周波数は欲張りすぎず

できれば

40Hz~20KHz

ここをバランスよくカバーしてくれる環境にしたい。

 

と手持ちの機器を組み合わせながら選んだのが

LUXMAN L590AXとCM5という組み合わせ

 

ピアノの演奏にマッチ

 

クラシックからジャズまで

ピアノという楽器の音がとても好きなので

最終的にこのスピーカーが残った感じです。

まあモニタースピーカーと変わらない忠実再現派のスピーカーだと思います。

 

こういうアルバム聴くとグッときます^^

 

 

CM5の特性をうまく補正できるL-590AX

 

CM5って16センチウーファーなのでけっこう低音が伸びます。

最低共振周波数は45Hzくらいかな?

忘れたけど。

エンクロージャの箱が大音量でもびくともしない分厚い2.5cm圧の木材

ピアノ塗装

中身はギッチギチに消音材を詰め込んだスピーカーです。

 

高音がか弱すぎて、低音が膨らみやすい特性。

特に狭い部屋では低音が強すぎると感じる人が多いハズ。

 

なので、純正のスポンジなどをリアのバスレフポートに突っ込んで低音周波数の共振を抑えるとか

そんな使い方してる人も多いみたいです。

 

でも、

低音がこんだけしっかり出るコンパクトスピーカーって

他を探してもまったくないんですよね。

世界唯一の超コンパクト16センチウーファーのスピーカーだと思います。

自作すれば別だけど^^;

 

で、その16インチウーファーの発出する低音

低域周波数を弱いツイーターでうまく倍音出せてない。

 

という弱点があるので

10KHzより上をイコライザーをグイッと上げてやる

そうするとあら不思議

 

低音強すぎの音質が、ツヤッツヤの艶のある音質に早変わり。

 

 

で、

プリメインアンプのトーンコントロールって

YAMAHAは低音が250Hzから300Hz、高音が2KHz

とか他のメーカーもそのへんが多い。

 

小型スピーカーで狭い部屋で使用するミニコンポなども同様で

250Hzから300Hzを強めると、人間は低音がバリバリ強くなったと感じやすいそうです。

なのでそういう設定のアンプが多いみたい。

 

でも

音に艶を出したり、ウッドベースのような低音楽器の音質に輪郭をつけるような音質にするには、10KHz以上の超高音域の再生力が物を言います。

 

なので、

スピーカーは40KHzまで再生できる能力あるけど、実際には超高音の音量はさほど出てないので、アンプ側でトーンコントロールで超高音域をグイッとレベルアップさせる。

 

それができるのがLUXMANのアンプ

LUXMANは低音100Hz、高音10KHzのトーンコントロールがついてます。

なので、たまたま音質研究時代に購入したこのアンプをCM5に組み合わせて

トーンコントロールで低音と高音をグイッと引き上げてます。

※下も100Hz以下がグオン♪とレベルアップすることで音の厚みが出る範囲を広げてる。

 

こうすると、

B&Wぽいまとまった音質のCM5が

艶のあるサウンドを出す

ちょっと都会的なサウンドが似合うスピーカーに大変化します。

 

ただでさえ純A級でか細い、、

というか繊細な音質のL-590AX

ダンピングファクターはそんじょそこらのアンプに負けないパワー

低能率のスピーカーをグイグイとドライブする能力を持ちながら

透明感際立つ高音が出やすい特性のアンプです。

 

これと、低音出やすいコンパクトスピーカー

低能率でありながらスペック的にはハイレゾを十二分にカバーするスペック

CM5はトーンコントロールしてやるとなかなか化けるのでいい感じなのです。

 

これが完璧とは言いませんが

そのまま使うと「退屈な音」

になりがちなB&Wのブックシェルフ。

 

このトーンコントロールとの組み合わせがかなりお気に入りサウンドになります。

 

過去にグラフィックイコライザーで部屋に合わせた音質作りを鍛錬したおかげでここまでシンプルな構成にたどり着くことが出来ました。

16センチスピーカーっていいな

 

車のドアスピーカーって16センチのものが多いですね。

8センチスピーカーでも下は100Hzとか出るけど、

やはり16センチくらいないと騒音が激しい車室内では低音がノイズに負ける。

かといって居住空間にデメリットを出すわけにはいかないサイズのスピーカー。

 

たぶんそんな理由で16センチが車のような狭い空間で使われてるとすれば

うちのような4畳半に毛が生えたような部屋で使うにも

16センチが十分という感じ。

16センチユニットなら下は共振周波数50Hzとかが多い。

バスレフポートがあれば、不足する低音周波数を増強できる。

 

狭い部屋で増えた低音を

いかに耳障りの良い音にするか?

超高音で抑え込み、形ある音に変えていく。

 

こんな使い方するのに16センチくらいがちょうどいいのかなと感じました。

10センチや13センチでも十分バランスとれたのですが

10センチクラスでこのレベルの低音だそうと思うと、箱が大きくなりすぎる。

 

スピーカー設置場所も鉄のラック内

置き場所にも困る狭い部屋では

コンパクトなCM5はトータルバランスに優れた

とても良いスピーカーとなりました。

 

電源落とせるリモコンが秀逸

 

このLUXMANのL-590AXは今売ればいい値段つくんで

手放してもいいかなと思うけど、、

 

この手のアナログアンプでリモコンで電源ON、OFFできる機種ってほとんどない。

 

電源オンで「バチン」と激しい物理音がなる

電源オフで「バチン」と激しい物理音がなる

 

ラインストレートに切り替えるとアンプ構成が変化するので

「バチン」と激しい物理音がなる。

 

 

これ、アナログ感が昭和すぎてたまらなく好きなんです。

至高のアナログアンプです。

 

トーンコントロールの富士ノブも手触り高級感がすごい

音量ボリュームアッテネータはLUXMANの最高級技術がとりいれられたもの。

 

能率の良いスピーカーやイヤホンで音量上げておくと

アッテネータをリモコンで上下するさいに

「プップップ」と88この電子接点をひとつづつ移動する音が聞こえる。

 

オーディオアンプは音量ボリュームアッテネータで音質が最も劣化するらしい。

そこを音量関係なく最高音質でスピーカーまで排出するための仕組み

 

それがLUXMANのLECUAというシステム。

 

手放すには惜しいのでもう少しこれを味わいたいと思う。

 

 

連続実効出力 30W+30W(8Ω)、60W+60W(4Ω)
入力感度/入力インピーダンス PHONO(MM):2.5mV/47kΩ
PHONO(MC):0.3mV/100Ω
LINE:180mV/42kΩ
BAL.LINE:180mV/79kΩ
MAIN-IN:550mV/51kΩ
出力電圧 REC OUT:180mV、PREOUT:1V
周波数特性 PHONO:20Hz~20kHz(±0.5dB)
LINE:20Hz~100kHz(+0、‐3.0dB)
全高調波歪率 0.005%以下(8Ω、1kHz)
0.02%以下(8Ω、20Hz~20kHz)
S/N比(IHF‐A) PHONO(MM):91dB以上、PHONO(MC):75dB以上
LINE:107dB以上
増幅回路 ODNF3.0A
出力構成 バイポーラ・3パラレルプッシュプル

 

電源トランス EI型640VA
ダンピングファクター 240
トーンコントロール最大変化量 BASS:±8dB at 100Hz
TREBLE:±8dB at 10kHz
電流電圧 AC100V(50/60Hz)
消費電力 280W(電気用品安全法の規定による)
220W(無信号時)、0.4W(スタンバイ時)
外形寸法 440(幅)×193(高さ)×463(奥行き)mm
奥行きは前面ノブ20mm、背面端子36mmを含む。
重量 28.2kg(本体)
付属品 リモコン(RA-17)
電源ケーブル(JPA-10000:極性マーク付)

 

S/N比107dB以上

LINE 20Hz-100KHz

 

ハイレゾ対応ですね。

 

 

高齢化していく自分自身とオーディオ

自分自身の高齢化に伴い

邪魔なものは処分しておかないといけない。

 

高齢になってからでは処分にも困るはず。

余計なものはどんどん処分しないといけない。

とはわかっていても

 

良いものは良い

ということで

 

自己満足な環境は少しだけ残してる状態です。

 

スピーカーはやっぱりFOSTEXが好きだけどね。。

 

ハイレゾたまに聴くんでこれは残してる

 

 

B&W CM5S2

S2のほうがツイーター凹まさずに済みそうでいいなあ

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バウワースアンドウィルキンス(Bowers & Wilkins)

 

 

5年前に次モデルへ進化

L-590AXⅡ

良いアンプです。