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JBL4311のアッテネーターどれくらい?音質と調整について

中古で古いJBLスピーカースピーカー買うと、アッテネーターの位置ってどこがいいの?と悩みませんか?昔、自分はかなり悩んで沼に落ちました。

勘違いして沼に落ちた頃の日記

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JBL431xシリーズにはMIDとHIGHの音圧調整アッテネーターがついてます。

本来は30センチウーファー部がフルレンジなのでアッテネーターはMIDと0/10 HIGH0/10がベースとして考えるといいようです。

実際、アッテネーターをすべて0にしてウーファー部のみで音楽再生してみると、意外とマッチするジャンルもあります。

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JBL4311Aのアッテネーターと音質調整

4312以降では市販の店頭などでアッテネーターがMID5/10 HIGH5/10となっている画像をよく見かけます。なので5/10が基本だと思ってる人も多いみたいです。

自分もそうでしたが、それ危ないです。

実際、4312以降のモデルではスコーカー部の能率が下がってるので、5/10、アッテネーター真ん中くらいで鳴らすとバランスよく聞こえるモデルもあります。市販で新しいものでは4312Dあたりを店頭視聴したときはアッテネーター5/10でも高音が不足してるように感じたものです。

しかし、スコーカーにLE5-2を搭載する4311Aについては、5/10なんかで使えたものではありません。

ホーンスピーカー並に能率が高いユニットなので、一般的なスピーカーに合わせた高域再生にバランスを合わせるならMID1/10 HIGH1/10くらいがちょうどいい。

クラシック音楽、オーケストラの低域の迫力、ピアノ単独演奏の低音キーの打鍵など厚みがある音に聞こえるのはアッテネーターすべて1/10にしたくらいがちょうど美しいサウンドに聞こえます。

中古で古い4311や4312を入手したとき、アッテネーターの調整度合いがわからずLE5-2を入れてずっと5/10で使ってたら耳鳴りが起こって一生治らなくなりました。

そういう経験もあり、JBL LE8Tと075ホーンツイーターをN2400で調整する組み合わせでは7/200くらい(10段階だと0.3/10くらい絞ってた)のレベルでウーファー部の低い能率に合わせてツイーターを抑え込んで、美しいバランスになりました。自分史上最も美しい刺激的でとろけるような甘いサウンドのスピーカーでした。

高音部の能率が高すぎるスピーカーはしっかり出力を抑え込むことでバランスの良い感じのスピーカーに化けたりします。

高音が強すぎるユニットを搭載したモデルではアッテネーターで出力調整するのが大切です。アッテネーターの調整で本当にJBLがらしいカッコいい音になるので、今回4311で試したアッテネーターの調整位置について、参考までにそれぞれの音質のイメージを書いておきます。

 

音の善し悪し、好みは人それぞれなので、好きなように使えばいいのですが、LE5-2やホーンがついたJBLがは高音強めすぎると耳を一生患うことになる可能性があるので参考になれば幸いです。

どうか、皆様が耳の病になりませんように。

 

今回使ってるのは4311Aです。

アッテネーター MID 0/10 HIGH0/10

アッテネーターゼロで揃えると2213のフルレンジのサウンドです。

周波数測定アプリなどでは一般的な視聴音量でも45Hzからしっかりと音の立ち上がりを拾えるので低域から再生レンジが始まります。

高域はいいとこ1KHzくらいまで。2KHzあたりになるとピークになる300Hzあたりと比べて10db以上落ち込むので低いレンジで狭いレンジのフルレンジ再生です。

これはこれでピアノの単独演奏の録音楽曲などを聴くと、温かみがあり、打鍵に丸みをもった音に聞こえる作品が多く、BGMでピアノ楽曲を流す自分は、わりと好みの音だったりします。

この音を少し高域にずらしたのがLE-8Tです。20センチフルレンジで塗料で低域の再生レンジを伸ばしてますが、こちらは音の立ち上がりが50Hzでは弱く80Hzあたりからしっかり立ち上がる感じ。上は2KHzくらいまでがいいところで、4KHzくらいではガタッと出力が落ち込むので、80Hz~4KHz手前くらいまでの狭いナローレンジでのフルレンジスピーカーです。

しかし、この狭いナローレンジでの音のバランスがめちゃくちゃ良いので、古い楽曲ではジャズ、クラシックともに全般的に生楽器の演奏が良いバランスで聞こえます。超広域やティパニ、ウッドベースなどの最低演奏域はうっすらとしか音が聞こえない場合が多いですが、一番大事な部分の300Hz~2KHzあたりの音の密度がムッチリしてるのでめちゃくちゃ良い音に聞こえます。

4312や4311のウーファー部をフルレンジで鳴らしてスコーカーもツイーターも0/10で鳴らしてみて、良い感じだな!と思うような方なら、LE8Tはおそらくかなり好みにマッチするスピーカーかもしれません。

ただ、LE8Tでもずっとフルレンジで聴いてると高域が不足しまくりだな、、と感じるものです。特にいろんなジャンルの楽曲を聴いてると高域は不足を感じずにはいられません。

当然2213のフルレンジでは高域不足がかなりなものなので、特定の楽曲以外ではスコーカー、ツイーターを鳴らしたいと思う。

 

アッテネーター MID1/10 HIGH 1/10 の音質

JBL4311に関していえば、この1/10で抑え込んだくらいが、一般的な現代のスピーカーの音質に近い用に感じます。

ミニコンポに付属する2ウェイスピーカーや、有名どころだとB&Wのブックシェルフタイプなんかの音質、全体バランスに近い感じではないかと思います。

もちろん、使ってるユニットのサイズも質も違うので、音質自体は全然ちがいますが、低音から高音までの全体バランスが似てると、音質は似たような感じになるので、そういう意味でこれくらいのアッテネーターで聴くと普通のスピーカー並のバランスに聞こえるとい意味です。

これくらいだと、ピアノの演奏、オーケストラの演奏どれも素晴らしく迫力があり、微妙なタッチは高域弱めてる分感じにくくんるものの、聞き疲れのない、厚みのある音質に感じるアッテネーターの位置ではないでしょうか。

4312だと3MID/10 HIGH3/10くらいが同等の音質だったように記憶しています。

LE5-2と104-Hで音質自体に差を感じるものではないのですが、能率が違いすぎるのでアッテネーターの調整さえすれば、ある程度は同じような音質に整うように感じます。

 

アッテネーター MID2/10 HIGH2/10

アッテネーターは10段階というわけではなく、無段階で調整できるのですが、あえて目盛りの位置に合わせて高音の強弱によるスピーカー全体の音質の変化を言葉にするなら、JBLらしさを発揮するアッテネーターの位置はこの2/10からではないでしょうか。

個人的には2/10くらいがジャズでドラムのハイハットなどガチンゴチンと金属音が激しく聞こえだす位置だと感じます。ボーカルの吐息が生々しく聞こえるのもこれくらいのアッテネーター位置から。

歌謡曲やポップス聴くにもボーカルの録音レベルが千差万別なジャンルだけど、全体的に声がシャリシャリせずに聞こえる限界の位置。アッテネーター3へ上げるとサ行がササシシススと耳に刺さりやすくなる。アッテネーター3未満ならサ行が刺さらないレベル。

ジャズボーカルなどで、ボーカルの重心が低い位置に定位してエロい感じに聞こえるのも2/10まで。

アッテネーターが3を超えた当たりからボーカルの定位は下の方が失くなって、甲高い声に近づいていく。録音内容楽曲によってはスカスカの声になっていくので、このあたりからMID、HIGHをずらしながら好みで調整するのもいいかも。

 

ちなみに、自分はMID2/10 HIGH2/10でアンプのトーンコントロールで100Hz以下を増強してバランスとってます。

これが一番好みの音。30センチウーファーなので十分な低音再生なのですが、イメージするJBLサウンドがどうしても「もっと下が分厚い音」なので、4311ではトーンコントロール無しでは物足りないという感想です。

これくらいトーンコントロールで低音に厚みを増やすと、2/10のアッテネーターでハイハットはより厚みのある金属音、テナーサックスはブキョーッ!バフッ!といった昔のホーンスピーカーに似たような雰囲気の音に近づきます。

金管楽器の迫力満点、ボーカルエロい、ドラムスの各部の打音が乾いてパンパンカンカン気持ちいい。

それがこのトーンコントロールとアッテネーターの位置かなと思います。

 

よくDENONのアンプとJBLのスピーカーが合うとか、LUXMANが合うという意見をネット上で見かけますが、DENONとLUXMANはトーンコントロールが低域100Hz、高域10KHzのものが多いので、100KHz以下をふくらませる事ができるDENONとLUXMANはJBLのウーファと相性いいのかもしれません。

YAMAHAやAccuphaseは低域300Hzと高域3KHzなので低域の増強には手前すぎるし、高域はもともと強い2KHzあたりに被ってしまうからトーンコントロールが使いにくいのかもしれません。

JBL4312M MK2という小さい13センチウーファー搭載のスピーカーではYAMAHAのAS1000というアンプで鳴らしていていいバランスに感じたので、小さいスピーカーならトーンコントロールが使いやすいかも。

トーンコントロール使う必要のない4343とかC36みたいな巨大なJBLスピーカーならどこのアンプでも同じで最高の音が出るんでしょうね。

家庭用でブックシェルフ30センチクラスだとDENONやLUXMANがトーンコントロールを使って部屋に合わせやすいというイメージがあります。

アッテネーター 3/10 2/10

これくらいがチョー気持ちいい!と感じるが、、

 

個人的には加齢で10KHz以上の音は聞こえません。

聞こえないのですが、超高音8KHz以上が強くなるスピーカーの前にいると頭が痛くなります。

10年以上前にスピーカーの勉強しまくってるときに超高域を無らしすぎて難聴になりました。

ずっと耳鳴りが治りません。

なのでいまは10KHz以上が聞こえない。

そんな自分でもアッテネーターを3/10まで上げてしまうと、耳が痛くなります。

4312のときは5/10よりちょい上まで上げると耳が痛くなります。

4311では3/10が限界。長時間聴いてると確実に耳鳴りの量が増えて、また病院送りになりそうです。

 

耳が痛いだけでなくアッテネーターをMID3 HIGH3まで上げると、ボーカルの定位が上の方に行き過ぎて音のボディが失くなってスカスカになり始めます。

ラッパとかドラムの音は、より乾いた音で軽快でカッコよく聞こえがちなので、おもわずこの位置までアッテネーターをあげてしまうのですが、ずっとその位置で音楽流してると小音量でも耳が痛くなり、頭が痛くなります。

 

HIGHアッテネーター3/10

この位置でも5KHzより上がこんなに出過ぎるんですよね。。

そりゃ耳悪くするわ。

音量との関係

アッテネーターの位置、数字を上げるほど小音量でも音楽が聞こえやすくなります。

深夜など、いつもより小音量で聞きたいときにMID4/10 HIGH4/10くらいまで上げると、めちゃくちゃ小さい音なのに音楽全体が聞こえる感じです。

ミニコンポなどにあるLOUDNESS機能と同じ効果を感じます。

低域は30センチウーファーなので小音量でも聞こえないようでちゃんと鳴ってる低音があり、超高音10KHzあたりがアッテネーター解放で強められるのでLOUDNESSと同じように100Hzと10KHzが強まって倍音効果で音楽全体が聞こえやすくなるような、、そんな感じです。

 

逆に、アンプの音量を普段より大きくすると

いつも聴いてる音量より、大きめの音で聞きたくなるとき、好きな楽曲やいい音する楽曲

音量上げると、アッテネーターの位置が1/10 1/10でもかなり迫力ある高音が再生される。

3/10まで上げていれば、もはやゴッツイホーンスピーカーのような激しい中高域と耳に刺さるような超高域が出る。

超高域を再生する超低域の楽器の音の輪郭が明瞭になります。

全体の音量をあげると、アッテネーターは低い位置でも低音楽器のアタック音、クリック音が明瞭になります。ベースがゴリゴリ、バスドラムはペタンペタン、金属打鍵音がゴツンゴツンといったイメージ。

そういう感じになるので、アッテネーターは4311の場合、LE5-2アルニコユニット搭載の場合は最大3/10くらいがいいのではないでしょうか?

 

アッテネーターMID5/10 HIGH5/10 の音質

5/10は4311やLE5-2に換装してる場合はやめたほうがいいと思います。スコーカーが104Hならありなモデルもあると思いますが、

4311でここまでアッテネーター上げてしまうと、30センチウーファの低音が全く聞こえない。

 

大げさですが、それくらい高域が強すぎるバランスになるので、まず使うべきではないレベルなのかな?と感じます。

YouTubeなどで音質比較用の空気録音のスピーカーのアッテネーターを見まくりましたが、多くが5/10にしてるんですよね。

でもすごくいい音で録音されてる。

空気録音をすると部屋の反響音まで全部機械的に記録されるので、大きめの音で再生して空気録音してる場合、多少高音強すぎてもバランス良いまとまりのある音に聞こえるのかも。

自分も以前TASCAMのレコーダーで記録してましたが、実際に自分の耳、人間の聴覚で聞こえる音と空気録音したものの音質はだいぶ違う部分がありました。

アッテネーター5/10で使い続ける人もいるのかもしれませんが、多くの人は

JBL4312は低音少なすぎ!

とかいって手放してるのでは?

高音そんなに強めてたら、そりゃ低音聞こえないです。

4312はクラシックなんて聞けたもんじゃない!

という意見もよく目にしますが、

クラシックでも種類ありますが、高音強すぎたらオーケストラ、交響曲では迫力失くなります。

 

ピアノやチェロの単独演奏でも楽器の響きのような低域の音の厚みが全く聞こえなくなります。

アッテネーター1/10にしたら、ものすごく美しい楽器の音、オーケストラの迫力は感じれます。

むしろ、他社スピーカーよりも楽器音にリアリティあるので4311のアッテネーター1/10~2/10はクラシック向きとも言えるかもです。

自分好みのアッテネーターに調整

4311アッテネーターの基本は0/10

一般的スピーカーのバランス狙うなら1/10

なのにその5倍も高音を解放するアッテネーター5/10は普通のスピーカーとはかけ離れた音質になります。

 

非常に能率が高いスコーカーを搭載してるのでアッテネーターを上げすぎる(解放しすぎる)と、低音が足りないスカスカの音になります。

低音をより低く、高音をより高くといったふうに幅広いレンジを狙うより、下は80Hzから、上は4KHzくらいまでをしっかり音圧出すイメージで調整するとバランスがいいように感じます。

8KHz以上の音は音に輝きというかツヤ感を出しますが、ほどほどにしておけばスカスカの音になりにくいです。

低音は普段耳で聞こえなくても、ほっといても35Hzくらいのごっつい低いところから出てますので、音量上げたらアッテネーター抑えめのほうがかっこいい音になりやすいです。

自分好みの音へ

スカスカのバランスにならないために、アッテネーターはまず0/10から上げて、自分好みに近づける。

コレが一番の近道のように感じます。

 

普通のスピーカーと同じ音源で鳴らして比較しながら全体のバランスを合わせると良い感じです。

広いレンジを狙うのではなく、小さいスピーカー同様の主力の音のレンジをしっかり聞こえるようにすると、アッテネーターは3/10以下に収まってくるのではないでしょうか。

 

自分も今回はシンプルにアッテネーターとアンプのトーンコントロールを使ってミニコンポのスピーカーONKYOO D-N9NXと中華デジタルアンプで同じバランスの音を鳴らせています。オールラウンドの音楽再生に適した4311アッテネーターはMID HIGH2/10ともに2/10とアンプのトーンコントロールで100Hz以下低音増強に落ち着きました。かなりバランスが近い音質になっています。

(バランスが合ってるだけで飛び出る周波数は全然違います、抑え込めないJBLらしい中高域のかっこよさと、圧倒的低域の量とクッキリ感は消えません)

 

以上、

4312BMK2でLE5-2に換装して、アッテネーターをそのまま5/10で聞き続けてたら難聴になった経験から。

JBLの4311,4312は自分好みの音質に調整できる素晴らしいスピーカーだと思います。

スピーカーって買ったはいいけど、自分の部屋や使ってる機器との相性合ってるんかな?と不安になりますが、431xシリーズはそのあたりをスピーカー本体で全部調整してカバーできるモンスターなのです。

古い43シリーズも新しい43シリーズでだいぶ音質は違いますが、4312E以前のモデル(2213,2213H、Ndなどをフルレンジで無らしてるタイプ)ならアッテネーターは一度0/10から試してみると、自分好みの音質に巡り会えるかもしれません。

 

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