アンプは見た目最重視!で選びました。
LUXMAN L-590AXという
プリメインアンプを入手してかれこれ5年
なかなかこのアンプに
マッチするスピーカーが見つからないまま時間が経過しました。
一応横においてるB&W CM5との組み合わせが自分の標準となってますが、、
見た目重視で選んだので
なかなかマッチするスピーカーが見当たりません^^;
今どきの「聞き疲れしない」といわれる能率が低いB&Wにみたいなスピーカーをつなぐと
びっくりするくらい中低音がぼやけるというか、輪郭が乏しいときがある。
悪くないんだけど、
楽曲によっての向き不向きで不向きなシーンが多く感じる。
自分の場合小音量でしか聞かないので
D級アンプと比較するとその差はより明確です。
ピアノ・ソロやオーケストラを
D級にCM5繋いで聴くにはいい感じですが、
古い録音のJAZZに関してはどうしようもない、
音楽の熱量というかなんか物足りないです。
古い録音のJAZZとか聴くには特に残念な感じ
CM5ではイマイチ物足りない楽曲がよくある。
(CM5が最高にマッチする曲も多いです)
なので、
それ(CM5)を基準にビックカメラやヤマダ、ハイファイ堂などなど
日本橋周辺で数十体のスピーカーペアを聴き比べしてみましたが
どれも同じやな、、、と
マッチするスピーカーへの入れ替えが進んでおりません。
そもそも選んだアンプと部屋、
そして自分の好みとの相性が悪いんかな?
純A級アンプはパワーがない
オーディオにハマってはや5年
純A級アンプという響きに釣られて?
LUXMANのほか、真空管アンプのRuby、6N6pの中華製など
何種類か純A級増幅のアンプを使ってみたが、
共通して言えることは
どれもパワーなさすぎる
ということ。
そのぶん、つなぐスピーカーによっては
- 高音が澄み渡る
- 切れの良い低音に聞こえる
- 中域の音の分離が良すぎて今まで聞こえなかった音が聞こえる
といった感じで
総じてクリアなサウンド傾向です。
しかし、
相反して
- 高音がぼやける
- 低音楽器の輪郭がぼやける
- 中低域の音の分離わるすぎ
という場合もある。
これはつなぐスピーカー次第で
澄み渡るクリアサウンドに感じる場合もあれば
くすんで曇って淀んだ音に感じる場合もある。
A級アンプでは
パワーが無いことで生まれるメリットと
パワーがないことで感じるデメリットがあるわけです。
マッチするスピーカー見つけるのがマジで難しい。
マッチしない相性悪いスピーカーは
過去の所有スピーカーはそれぞれ、
メインアンプとなる予定のL-590AXにあてがうつもりで買ったり手放したりした。
その中でL-590AXのほかトライオードRubyや真空管シングルA級でそれぞれ同じ用に感じた
以下、
手持ちのスピーカーでマッチしなかったのは
- B&W CM5 バスレフ
- ウッドコーン バスレフ
- JBL 4312 MK2
マッチしにくいのは
どれもバスレフで能率が低いスピーカー。
4312BMK2は能率はいいが、古い中古でエッジがヘタってたので
そのままでは全く低音の量感が不足する感じだった。
今どきのスピーカー(聴き疲れしないタイプ)は
ほとんどがマッチしない
暗く、曇った音質に感じる。
良くいえば、
少し湿った、艶のある音で
奥行きがあって、ボーカルが奥の方にあって
という感じだが。
いかんせんJBLとかの乾いた明るいサウンドが好きな耳だと
ただただ暗い音に感じる。
つまり相性悪いスピーカーだと感じる。
逆に
このスピーカーは合うと感じたもの
- かんすぴ P1000-EとP1000K
- かんすぴ P1000BKとP1000K
- JBL4312B MK2改造(JBL D130&LE5-2)
- FOSTEX FE108-Solバックロードホーン
小型で比較的能率がいいFOSTEXユニットのスピーカーとは相性がいい。
ただし低音は量感で圧倒的に不足する印象です。
そのためサブウーファーをつなぎ
YAMAHA NS SW-300(サブウーファー)ワイドレンジでフラットにつないでいた。
今もL-590AXにはかんすぴP-1000Kをつないでます。
これが一番音質的にマッチする。
マッチするスピーカー
マッチするスピーカーはきっと能率が良いスピーカーでしょう。
YouTubeやオーディオ店でちょろっと聴いた感じでしかイメージできないけど、
純A級アンプみたいにパワーないけどスッキリしたサウンドのアンプの場合
- TANNOYの大きなタイプ
- JBL D130を搭載したホーンスピーカー
このあたりはかなりマッチドが高いのではないかと思います。
でも多くの先人たちは
この手の大型のレジェンドスピーカーを鳴らすとき
マッキンでマルチで駆動とか
B級の大きなパワーを活用してるところを見ると
実は純A級にはこういうド級のスピーカーは合わないのかもしれません。
マッチするスピーカーは
他にもあるかもしれないけど
個人的にはFOSTEXのフルレンジが一番マッチしてると感じた。
他のフルレンジは知らないけど
耐入力が30WとなってるJBLのLE8Tなんかがとてもマッチするのではないか?
と想像したりもする。
D級アンプのほうがクリアサウンド
パワーのなさからくる曇った音質を嫌うなら
パワーのあるB級アンプを使えばいいのか?というとそうでもない
B級はそもそもどのアンプも音曇りすぎと感じる。
いかなるスピーカーもクリアで曇りなく鳴らしたいなら
D級アンプを使えばいい。
特に
能率が低いスピーカーはD級アンプで鳴らせば無難。
純A級であんだけ曇ってる音でも
D級アンプ(中華の安いやつとか)つなげば恐ろしくクリアサウンドになります。
これは
中華の数千円の安いD級アンプと
高級ブランドの50万円のA級アンプなどを
何度も比較してきたので
痛いほど感じている事実です。
アンプの音質のクリアさに
価格の大小は関係ない
今はそんな時代です。
でも、
デジタル増幅でS/N比が良すぎるD級アンプの場合
能率が良いスピーカーとつなぐと
けっこうな割合で耳が痛くなります。
D級は音がクリアすぎて耳が痛くなる。
高音出過ぎるんでしょうね。
低音も非常にクリアに出過ぎるんでしょうね。
耳に聞こえる音から
耳には聞こえないレベルの超高音がよく出てるせいか
クリアサウンドすぎて耳が痛くなります。
能率が低くで曇ったサウンドに感じるスピーカーでさえ
クリアサウンドすぎて耳が痛くなることがあります。
なのでB&Wの低いグレードの
CMシリーズなんかが中華アンプと相性良かったりする。
A級アンプの良さ
普段は電力効率もいいD級アンプでBGM鳴らしてます。
音楽聴きこむときもずっとD級アンプです。
(TEAC AX501を常時駆動してます)
何を聴くにもS/N比の高さが優れたD級アンプが安心です。
でも
クリアサウンドであり耳にも優しい音
美しく温かみすら感じる音
これを求めると
純A級アンプになるんだろうな、、
と
オーディオ歴5年で感じる次第であります。
なので、手放せないA級アンプ。。
決して純A級をけなしているわけではございません。
A級の良さは使った愛好者にしかわからない
「原音に対して忠実再生に非常に親しい音でありながら
美しいベールをひらりと纏った音」
これを身近ち感じれることでしょう。
そういう傾向にあるのかな、、と思ったり思わなかったりです^^
でも、ほとんど使わずに5年経過しました
重たすぎて動かせない
なのでヤフオクに出品するのも億劫
このまま寝かすのはもったいないので
なんとかマッチするスピーカーを見つけないと^^;
狭い部屋という環境
話を戻しマッチするスピーカーを考えてるのですが
今、狭い4畳半の部屋しかオーディオを置けない
つまり、とても狭い部屋での使用が前提となってます。
さらに予算も限られています(これがいちばん大きいか^^;)
中古、新品含めて10万円前後
20万円までいくものは避けたい
と予算を区切るとなかなかマッチするスピーカーは見つけにくい。
- 能率がよく
- 定格出力がA級の出力に近い
- 低音に余裕が出る大きめユニット(6.5インチ以上)
ただし、
箱の多きさは
たて40cm 幅30cm 奥行き35cm
このサイズに収まらなければいけない。
となると、
これのフルレンジが一番よさげなんだけど
そのほか、
能率は低いけど
HarbethのHLCompactは
視聴したことあるが非常にいい感じだった。
しかし、やはり大きめフルレンジの独特のバランスがある
中低域の厚みを感じる
そんなスピーカーと合わせたい。
ワイドレンジを狙わず
ナローレンジで厚みのある音が出やすいスピーカー
アンプを選ばない「そこそこ能率」のスピーカー
ずっと悩んでイメージして
見つけたのが
やはり
JBL LE-8T
これを使ってみないことには始まらないな、、と
置き場所を作ってみた。
このスチルラックの下段に
高さ60センチのスペースを作り出した。
JBL LE-8Tを召喚
5年ぶりにメインスピーカーを変更します
英国の曇空のように曇った音のB&Wから
カリフォルニアのからっと晴れた音のJBLユニットへ変更です。
中古で古いスピーカー
しかも自作ぽい組み合わせ
だけどLE-8Tに加えて
ホーンツイーターの075と
最近手放したものと同ネットワークN2400が組まれたスピーカーシステム。
3つ合わせたら10万円くらいが妥当な価格か。。?
※ウォッチリスト243人の状態で土曜日の深夜に落札w
断捨離でモノを処分してるここ数年
また余計なモノを狭い部屋に招くことに。。
つづき